40代でコンタクトをしないと生活できないような「超」近眼の人とって、将来自分の視力がどうなっていくのか?というのは大きな不安です。
私も10代の頃からのド近眼で、普段外出するときにはめがねだと怖いので必ずコンタクトレンズをしていますが、
45歳を過ぎたあたりで「とうとう自分にも老眼が訪れたんだ」と自覚することになりました。
そこで今日は、近眼の人が老眼になるとどんな見え方になるのか詳しくお話します。
どんなことで不自由になるのか具体的にお伝えしますので、これから必ずやってくるあなたの老眼への心の準備としてお役立てください。
近眼で老眼になると見え方はどんな感じ?
「老眼は近眼にならないから大丈夫」なんて誰が言い出だしたことなのでしょう?w
老眼になれば近眼が治るとさえ信じていたこともありましたw。
が・・・実際には私のような「超」ど近眼でも、徐々に色んなものが見辛くなり、老眼鏡なしでは細かい文字も見えなくなってしまいました。
近眼だから遠くも見えない上、老眼のせいで近くのものも見えなくなって、とても心もとないです^^;
近視は離れたところの物の輪郭線がぼやけた状態になりますよね?
老眼になると、今までははっきり見えていた手元のものや、パソコンの画面の文字などの輪郭線もぼやけます。
近眼で老眼になると症状は?
私は朝起きてから外出するまでは近視用眼鏡をかけています。
どこに置いたか忘れると裸眼では眼鏡自体を探せなくて非常に困りますw。
ところがその眼鏡をかけたままだと、細かいものが老眼のせいで見えません。
例えばうちの猫で一匹薬が必要な子がいて、針のないシリンジで薬の量を測るのに、めがねをかけたままだと目盛りが見えなんです。
なので、眼鏡を一旦はずして、目盛りを確認します。(近視のめがねをはずして近くを見ます)
このように裸眼で見える距離というのは人によって違うらしいのですが、私の場合、目からおおよそ10センチのあたりだと、細かいものが非常にはっきり見えます。
ただその見え方は虫眼鏡で一ヶ所見るような感覚で範囲が狭いので、読書はできません。
指にささった棘を抜く時などは逆にとても助かりますがw。
同様に、新しい電化製品のマニュアル、お料理のときの新製品のお出汁やソースの使い方のラベル、
例えば充電器のアンペアの数値が知りたいと思って充電器の裏のラベルを見ても、何が書いてあるかわかりません。
その場合も近視用のめがねははずして、そこだけ裸眼で見て確認するという感じで対応しています。
さて私が外出するときには必ずコンタクトレンズをはめます。2週間使い捨てのソフトレンズです。
最近腕時計のレディースの小さめの文字盤の金色の針が見にくく、時間がぱっと見ただけでは分かりづらくなりました。
とうに文字盤の横の日付はまったく判別できませんから、いまでは時計の日付を月ごとに直すこともしなくなりましたw。
車の運転は昼間はコンタクトを使用している限り問題ありません。
ただ、老眼のせいなのか、それとも年齢によるものなのか、疲れやすく集中力に欠けてきたような気がします。
スマホの画面で、特にLINEやSMSのメッセージは大中小の「大」の大きさです。
「中」だと見えないことはないのですが、ぱっと見て文字が判別できず、目を凝らして書かれていることに何とか焦点を合わせようと、眉根が寄るのが、皺が深くなりそうなので嫌なのです。
昼間はほぼコンタクトレンズをはめたまま生活していますが、書類などを書く場面では、記入欄になにが印刷されているかなどが見えづらくなりました。
例えば旅行にでかけた際の、海外での入国カードや、アンケート用紙、申込用紙といったありとあらゆる書類の書き込みに、何となく苦手意識を持つようになりました。
なので重要なものを書くときには、安いものですが老眼鏡をかけたりはずしたりしながら書くようになりました。
老眼鏡を使わないと自分で書く文字も大きめになります。
さて、映画などを見るときはどうしているかというと、昼間であればコンタクトをはめたままです。
コンタクトさえはめていて、画面が離れていればさほど不自由なく観ることはできます。
ただし「夜のシーン」とか「暗い地下室のシーン」とか、画面が真っ暗になる場面で、画面の中で動く人や置いてあるものが判別しづらくなってしまいました。
暗い、黒っぽい色などがよく見えないというのも老眼の特徴です。
老眼になったばかりのころ、黒い毛糸でセーターを編もうとしたら、編み目が見えなくて編み目を間違えてばかりで、とうとう完成せずに諦めたことがあるのですが、その時は老眼になっていたことを自覚していなくて、ドライアイのせいかとばかり思っていました。
で、映画に話を戻しますが、字幕やテロップで流れる字の判別も多少ぱぱっと見ただけでは判別しづらくなりました。
例えば「パ」や「バ」など、句読点の見分けがしにくいです。
知っている言葉なら知識で補えますが、人名などはパとバと間違って理解していることも多くあります。
暗いという点で、私が住んでいるのは田舎なので車が普段の生活にはかかせませんが、老眼のせいで夜間の運転がとても怖くなりました。
全く見えないというのではないのですが、映画を見るのと同じように、暗いところで物や道路がぼやけて見づらいのです。
目を凝らして運転するので、とても疲れます。
近眼の人が老眼になる年齢は遅い?
視力のよいうちの夫も、近視ではないけど乱視とやや遠視気味という友人も、45歳ごろに老眼鏡をつかいはじめましたが、私も実は同じような年齢で自覚しましたので、近眼の人も老眼になる年齢は他の人とかわりないと思います。
ただ長年近眼だと、もともと周りのものが「見にくい」という状態に慣れてしまっていますよね?
もともと周りのものがはっきり見えるという生活ではないため、多少手元が見づらくても【見えなくなった】と気づきにくいのはあると思います。
また近眼だから老眼にはならないだろう、と何となく信じてしていたこともあり、老眼だと自覚したのは46歳ごろからでしょうか。
それまで手元の書類が読みにくいと感じても疲れ目のせいだと思っていたんですね。
ということで、近視の人が老眼になったときの見え方をまとめると
老眼はそれプラスで、近くのものが
見えづらい
文字がぼやけるなどはっきり見えなくなるのと同時に
暗いところで黒っぽい色のものが判別できない
遠くのものでもぱっと見で形が判別しにくく(映画の字幕など)なります。
また目を凝らしてみることが多くなったせいなのか、年齢的なものもあるのか、ドライアイ気味で瞬きが多くなりました。
そのため物を読むことは昔はきらいでなかったのが、目の乾きがストレスで読書する気が起こりません。
つまり近視で老眼になると文字が見にくくなるばかりか、視界全体が「見づらい」ということなるようです。
特に暗いところでは、それが顕著に感じられます。
近眼で老眼だとコンタクトはどうなる?
これから近眼と老眼と、どのように視力を矯正していくのか大きな課題だと思います。
私の場合ですが、田舎に住んでいて車がないと生活ができないため、コンタクトレンズは運転に差し支えない程度の視力は欲しいです。
最近はコンタクトレンズにも遠近両用のものが発売されているそうなのですが、運転中は手元のことより周りをはっきり見ることのほうが重要ですから、できる限りコンタクトについては遠くがよく見える、せめて視力0.8から1は欲しいなと思っています。
家にいるときは
コンタクトレンズをしているときには老眼鏡を読むものによってはつけたり、はずしたりで対応です。
ど近眼だとコンタクトをしないで庭に出るのも階段を踏み外しそうで怖いことがあるので、近視用のめがねで生活するのは家の中だけです。
もともと目を休める意図もあって弱めの視力で眼鏡を作っているせいで、はっきりと周りが見えているわけではないのですが、普段の生活にはそれほど支障はないのでそのままにしています。
ただ近視用めがねはこのままだとやはり小さい文字が見にくいので、将来的には家で使う用の眼鏡は遠近両用のほうがいいのかな、とは感じています。
まとめ
近視の人が老眼になったときの見え方についてお伝えしましたが、、なんとなくでも想像できたでしょうか。
近眼の度数や老眼の度数などはひとりひとり違うため、老眼をどう矯正するのかは人によってかわると思います。
視力がわたしほど悪くなく、近くのものならある程度裸眼でも見えるという程度の近視の方でしたら、本を読むときだけめがねを外すということでこれからも長い間対応できるかも知れません。
コンタクトを遠近両用にしてみるのか、近視用めがねだけを遠近両用にかえるのか、自分がそのときどのような場面でもっとも不自由を感じるのかを優先して考えていくしかないでしょう。