鼻水が止まらない！
咳が出る！
頭がぼーっとする！
なのに、熱もないし体は元気だ。
そのように、「いつもの風邪」の症状なのに、何かが違うといったとき
それはもしかしたら花粉症かも知れません。
初期の風邪と花粉症の典型的な症状はとても似ています。
果たしてあなたの今のその症状はどちらなんでしょうか？
目次
風邪と花粉症の見分け方
止まらない鼻水、困るんですよね。
筆者もアレルギー性鼻炎と軽い花粉症がありますので、しょっちゅう水っ洟が出て困ります。
それがまた風邪とそっくりで。
でも、風邪だったら他の人に移したら悪いとか、ひどくならないうちに予定をキャンセルしたりで、これからやってくる熱や咳に備えなくてはいけないし、
花粉症は基本はじまったらその時期はずっと治りませんし、普段の生活を続けなくてはいけません。
鼻水出てきちゃった・・・・で、花粉症か風邪かの見分ける目安ってなんでしょうか？
花粉症の主な症状は？
【さらさらの鼻水が止まらない】
花粉症の場合、花粉による急性アレルギー性鼻炎を起こすことにより、壊れた蛇口（と私は言ってますが 笑）のように鼻水がとめどなく出ます。
鼻水で体内の水分が出尽くしちゃうと感じるくらい出るんです。
どんな体勢でも、どんなに鼻水に効くといわれるツボを押しても、出る。
そしてお風呂に入ると花粉はなくなったはずなのに、血管が膨張するのか鼻づまりになります。
【頭が重い・ぼーっとする】
集中ができずに額の中心あたりが重い。
頭も働かなくなり、気づくとボンヤリ・・・・。
【体がだるい】
体と連動しているのでしょうか。だるくて、眠くて布団に入りたくなるんです。
体がだるくなるのは花粉の飛散量が多い日です。
【目がしょぼしょぼする・目頭が痒い】
これが花粉症の一番の特徴です。とにかく目が痒い。目の玉を出して洗いたいくらい目が痒い。
でもこれは花粉の種類や体質によって違うそうなので、必ずしも目が痒くなるとは限らないようです。
風邪と花粉症の違いは？
【熱】
花粉症の場合平熱なんです。人によっては微熱の人もいるみたいですが、基本的に花粉に対して体は熱を出して戦うメカニズムになっていないので、熱はでないんですね。
【鼻水の様子がかわってくる】
風邪の場合、時間とともに鼻水が粘着質になってきます。
【他の部位に症状が広がる】
喉の痛みがどんどんひどくなります。
人により咳が出始め（花粉症でも咳は少しでますが）本格的な風邪の症状になります。
ということで風邪と花粉症を区別するのは、熱がひとつの目安。
そして様子を見ていくうちに風邪は症状が悪化してくるということですね。
花粉症で病院に行くタイミング
風邪か花粉症か見分ける方法で、もっとも安上がりなのはそのまま様子を見ることです。
（ウイルスにかかった場合は熱も出ますし、関節なども痛くなりますから、その場合はまよわず病院にいってくださいね）
風邪ならふつうは10日ぐらいでよくなっていくものです。
ところが花粉症は花粉が飛んでいる時期には症状が治まりません。
花粉が飛ばなくなるまで、ずっと続くのです。
なので10日以上たっても治らなかったら、花粉症を疑ってもいいでしょう。
そのタイミングで検査をしてもらうのもひとつの方法です。
花粉症の症状が出ているときには、ひどい人では生活に支障が出てきますし、外出もままなりません。
花粉症かどうかを調べ体にあった薬をもらうという点で、早めの受診をおすすめします。
花粉症は何科？
病院に行くとしたら内科か耳鼻科になります。 かかりつけの医師がいればそちらに行って相談してみましょう。
私の場合症状はさほど重くないため、鼻水が止まらないときだけ市販のアレルギー性鼻炎用の薬を飲むくらいで、病院にはとくにかかっていません。
以前蕁麻疹を発症したときにさんざんアレルギー検査をしていて、かなりいろんなものにアレルギーを持っていることが分かっていますが、
花粉症をはじめとするアレルギーの症状は、体質改善か、対症療法しか手がないそうなんです。 泣
これといった花粉症の特効薬はないのですね。
花粉症は風邪薬で代用できる？
症状がひどい場合は、自己判断で市販の薬を飲み続けることはしないほうがいいです。
また抗生物質は花粉症には効きません。
風邪か花粉症か分からないときに手元にあった風邪薬を飲んで効いたからと、それをずっと服用し続けるのはやめておいたほうがいいです。
風邪薬には解熱剤をはじめ風邪のあらゆる症状を抑える成分が詰まっていて、長期で服用するため用には作られていません。
病院に行かず市販薬で済ませるとしても、花粉症用として出されている薬を選びましょう。
薬剤師さんのいるドラッグストアで相談してみてください。
いずれにせよその辺の風邪薬を適当に飲んでごまかすのは、肝臓に負担をかけてしまいますから、おすすめできないです。
アレルギー（花粉症など）にはアレルギーの薬を、風邪には風用の薬を、ということですね。
花粉症の今からできる対策は？
今からでも花粉から身を守る対策はとったほうがいいです。
花粉症は花粉さえ体内に入れなければ症状は軽くて済みます。
基本のマスク、手洗い、それから髪や衣服についた花粉ははたいて落とす、花粉が吸着しやすいウールなどの服は着ないようにする、洗濯物は外に干さないといった工夫をはじめましょう。
まとめ
花粉症かどうか見分けるためには、まずは様子をみてみる。
薬は風邪薬ではなく、症状にあったものを選ぶ。
病院にいって花粉症かどうか検査をしてもらうことも考える。
といったことをお伝えしました。
お大事にしてくださいね。
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