汗かきで「ベタベタ汗」タイプの人はとくに注意したい夏の熱中症。
油断するとあっという間に具合が悪くなることもあります。
ところが夏の時期、屋外で過ごす機会も多いですよね。
レジャー、コミケ、テーマパークなどなど、楽しみたいけど自分は熱中症になりやすいから・・・と、行くのをあきらめるのは寂しいものです。
ということで、暑さが苦手でベタベタ汗を大量にかく筆者自身が、屋外で長時間すごすならこれを持っていく!というグッズをまとめました。
屋外での熱中症対策にお役立てください!
目次
汗かきでベタベタ汗の人が熱中症になりやすい理由とは?
前回とその前の記事で、「ベタベタ汗」をかく人が摂りたい飲み物と食べ物をご紹介しましたが、
「熱中症に注意」な日に外で長時間すごすとなったら、大変ですよね。
できればそんな日は外出は極力しないほうがいいのですが、
そうも言っていられない場合は、これからご紹介するようなグッズを持参で、「具合が悪くなる前」の対策をしていくことをおすすめします。
その前に、汗かき&ベタベタ汗の人が熱中症になりやすい理由をもう一度確認したいと思います。
ベタベタ汗が頭や背中など、からだの一部からだけどばーっと出るというのは、そもそも汗腺がきちんと機能していないからなんですね。
ということは、普通の人が汗をかいてちゃんと体温調節をしているのに比べて体の熱が体内にこもりがちになります。
やっと汗が出てきても、今度は頭から顔からダラダラととめどなく流れてくるんですが、その汗は冷却効果がない、役にたたない汗なんです。
汗で熱が下がるしくみは、水分の蒸発です。
汗が蒸発するときに熱もうばっていってくれるので温度が下がるのですが、だらだら・ベタベタ汗は蒸発しにくく、逆に大量の汗で塩分やミネラルも一緒に失ってしまいます。
サラサラな汗をかくために体質改善するには長い時間がかかりますし、とりあえずせめて今できるのは、体温を上げすぎない。きちんと水分補給をしてあげるということですよね。
熱中症の対策で屋外にいなくてはいけないときは?
とにかく炎天下を避けることが重要です。
また、照り返しの強いコンクリートの上にいることも避けたいところです。
とにかく「熱いところを避ける」。
また、熱中症予防のかなめは「水分補給」それから「体温を下げる」ことです。
水分補給は、水だけ飲んでもダメで、塩分やミネラルも一緒に体内に取り入れないといけません。
自販機やドラッグストアが近くにあるときには、必要な都度スポーツドリンクを買ってもよいと思います。
そうでない場合、熱中症対策によい飲み物を家で作って持参するのが安上がりだしおすすめです。
筆者のおすすめは、ミネラルも摂れる麦茶です。
麦茶は水出しでもいいですし、煮出したのを冷やしてもいいですが、それで是非水分とミネラルの補給をしましょう。
熱中症を予防するグッズおすすめ
飲み物と塩分がとれるもの
スポーツドリンクを飲む人は、その中に必要な塩分やミネラルが入っていますので、塩分はもっていかなくてもいいですが
麦茶だけの時には、塩分もとらないといけませんので、注意してくださいね。
塩飴は、持ち歩くのに軽いしおすすめです。
麦茶や水200mlに対して、飴1個のペースで舐めましょう。
舐めすぎも塩分過多になるので気をつけてくださいね。
扇子やうちわ
携帯用の扇風機もいま首に下げられるものが売っていてびっくりなのですが、
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音や電池代がかかるという点で、私は「扇子」がおすすめです。
屋外なら多少モーター音がしてもきにならないかも知れないので、自動であおいでくれる扇風機のほうが楽ではありますが・・・・
扇子は折りたたんでおけば邪魔になりませんし、一本入れておくとずいぶんと違うんです。
というのも、体の表面に「風」をあてるというのは、例えば部屋干しの洗濯物に風を当てるのがいいように、湿気を飛ばしてくれる効果があります。
湿気をとばすということで、体表温度も下がる効果が期待できます。
扇子だと風のあたる範囲は少ないですが、首元や顔をあおぐとずいぶん楽になるものです。
血管が太いところを冷やしてあげるグッズ
汗だくだくな人が汗を早く止めたいときにも使えるのが、「血管を冷やす」ことです。
確かにひんやりした感触のタオルや、スースーするタイプのスプレーなどは、「気持ちがよい」ことは確かなのですが、体温を下げるという点では筆者が使ってみた感じ、???でした。
水を含ませて首にまくタイプのタオルも使ってみましたが、なにぶん汗がひどいので、首周りにタオルがあること自体が不快というか・・・・
それにすぐに温まってしまうという欠点もありますよね。
首には太い動脈が通っています。
そこをを直接「冷たい」もので冷やしてあげるというのが、手っ取りはやく体内の温度を下げる手です。
わきの下でもいいのですが、屋外でわきの下というのもやりにくいかなと思いますので、タオルでまいた冷却材で首をときどき冷やしてあげると、生き返りますよ。
このパックは叩けば冷えて、冷たさが30分ほど持続します。
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帽子か日傘
日陰がたくさんある場所ならいいのですが、もろ炎天下にいなくてはいけないときは、帽子が日傘を必ず使用しましょう。
帽子なら何でもよいわけではなく、かぶると頭に熱がこもっていまうものもあり、逆効果になりかねません。
ポイントは
通気性がよいこと
うなじから直射日光から守ることです。
熱中症対策の帽子の一例
まとめ
熱中症注意のときには外で過ごすこと自体を控えるのがまずはおすすめです。
そうではない場合、自分の身を守るために、上記のようなグッズを持っていき、「具合が悪くならないように」事前の対策をしてくださいね。