暑い季節、軽い運動をしただけなのに、頭から汗がしたたり落ちてなかなか止まらない。
そんな症状で恥ずかしい思いをしていませんか?
そんなとき、汗で湿った髪や頭皮の臭いもかなり気になりますし、どうにかしたいですよね
頭からの汗が止まらないときの対処法
頭から大量の汗が止まらない!というときに、頬や頭を触るとかなり熱くなっているはずです。
おそらく体のほかの部分でちゃんと汗が出ていないので、体の冷却機能がフル稼働していないのかも・・・。
汗がなかなか引かないのも、その辺に理由がありそうです。
外出先でだらだらと沸いてくる頭の汗。
恥ずかしいし、困ってしまいます。
一刻も早く止めたいときには、体の血液を冷やしましょう。
おすすめするのは子供が高熱を出したときと同じ方法です。
オフィスなどでは冷房の風にしばらくあたるというのもひとつの手ですが、あまり冷房ばかりに頼っていては冷房病になってしまう心配があります。
もしかしたら大量の汗の原因は、普段から冷房に頼って、上手に汗がかけない体質になっているからかも知れませんね。
いずれにせよ冷房にがんがん当たるのはなるべく避けて、以下のような方法を試してみてください。
【用意するもの】
保冷剤。ケーキについてくる小さなものでもかまいませんし、使いやすいのをドラッグストアで買ってもOKです。
会社に冷凍庫があれば何個か冷やしておくといいでしょう。
そうでない場合は、面倒かも知れないですが、保冷ランチバッグなどに何個か冷えた保冷剤を入れて持っていきましょう。
家を出るときは、いちいちそんなものを持って出るのも結構面倒に思うかも知れませんがこの小さな保冷剤が、だくだくの汗には有効なんです。
保冷剤がだめなときには、冷えた缶ジュースなどでも何とかOKです。
で、その保冷剤をハンカチなどでくるんで、体の血液を冷やすポイントに当てます。
おでこや頭頂部に冷たいものを当てると気持ちはよいですが、実は血液を冷やすのにはあまり役立ちません。
血液を効率的に冷やしてあげるためには、皮膚に近いところを通っている動脈を狙います。
体には何ヶ所か、指をあてると脈が測れるポイントがあります。
そのうち、人目があまり気にならない場所という点で下の4つのポイントがおすすめです。
1.首筋の左右の頚動脈
(首のやや前側、のどぼとけから横に指3-4本の位置)
2.腕の内側
(ひじの内側)
3.ひざの裏
4.手首
家にいるときには脇の下や太ももの付け根が、もっとも効果があるので試してみてください。
でも外出先ではそれは難しいと思いますので、上記の4つで違和感のないところですね。そこにしばらく保冷剤を当ててみてください。
あまりキンキンに冷たくしないように、ある程度でストップです。
子供が熱を出したときにはやはり同じところに熱さまシートなどを貼るのが推奨されていますが、これらのポイントは動脈が皮膚に近い部分を通っているためで、物理的に一時的に熱を下げる効果が期待されます。
血液はおおよそ1分弱で体を一周するそうですから、割とすぐに効果が感じられるはずです。
これでだいぶ汗の引き方が早くなると思いますよ。
首の後ろも冷やすといいと言われますが、人によっては頭痛の原因になったりもしますので、注意してくださいね。
髪が洗えないときの対処法
大量の汗をかいて、外出先だと髪は洗えないので、その後の臭いがとても心配ではありませんか。
汗が引いたあとも、汗と一緒に体から出てきた塩分やミネラルがべたついて、櫛どおりも悪くて気持ちが悪いですよね。
そんなときは、熱々の濡れタオルで髪の毛をふくとだいぶマシになります。
出先で熱いタオルは難しいかも知れませんが、例えば会社に電子レンジがあれば濡れタオルを絞ったものをチンするだとか、熱いお湯で濡らして絞ったものを使いましょう。
熱いお湯が出ない場合は、普通の濡れタオルを絞ったもので。乾いたタオルだけよりはましです。
そのあと、水がいらないタイプのドライシャンプーで髪と頭皮全体をマッサージしましょう。
色々な種類のものが売っていますが、なかには香りが強くてそれが汗のにおいと混じってしまい、のちのちに悪臭に変わるものもあります。
なので個人的にはあまり臭いが強くないものがおすすめです。
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このように熱いタオルとドライシャンプーを利用することで、ドライタオルだけで汗を拭くよりも汚れが取れます。そうするとだいぶさっぱりするし、汗のにおい防止に効果が期待できますので是非試してみてください。
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頭の汗の臭い対策は?
汗をかかない時期でも頭の臭いは気になるものです。頭皮は体のほかの部分に比べて、もともと皮脂が多いので、臭いが出やすいんです。
とくに頭に集中して大量に汗をかく体質だと、汗とともに多くのミネラルや塩分が体から排出されてしまっています。
そのため、普通のさらさらな汗をかく人に比べると雑菌が繁殖しやすい環境だといえます。
それをそのまま放置しておくとアンモニア臭がしてきたり、大変「臭く」なります。
なので、上記のように汗をかいたあとすぐに熱いタオルで拭いたり、ドライシャンプーをするのも大切ですが、根本的を頭皮を清潔にして雑菌を増やさないこともとても重要です。
簡単にできる3つの対策があるのでご覧ください。
【頭の汗の臭い対策1】
頭皮をまず清潔にしてあげることで、酸化した皮脂や雑菌、毛穴つまり、汚れなどを落としてリセットします。
シャンプーやコンディショナーは、十分にゆすぎましょう。
シャンプーやコンディショナーなどの洗い残しも、頭皮の雑菌のエサになってしまいます。
使用要領をまもって、十分な時間すすぎに当てるようにしてください。
そして、すぐにドライヤーで乾かしましょう。
【頭の汗の臭い対策2】
ただ頭の汗っかきの人は、お風呂に入ったあとの汗がまたなかなか引かなくて困るんですよね^^;
お風呂からあがってもずっと汗が止まらなくて、ドライヤーをかけたくてもかけられません。
そんなときに、いい方法があるので試してみてください。
冷たいシャワーを、首筋から頭にかけてかけるのです。
さっき外出先で保冷剤をあてるのに頚動脈ということをお話しましたが、首すじには太い血管が通っていますので、そのあたりを冷たいシャワーで冷やしてあげて、それから体を拭くと、汗の引きがだいぶ早まります。
【頭の汗の臭い対策3】
枕カバーを清潔に保つ。
案外見落としがちなのが、枕カバーの臭いなんですが、大丈夫ですか?
朝シャンをする場合はいいのですが、夜シャンプーをする人は、枕カバーは毎日とりかえてもいいくらい気を遣いましょう。
枕カバーをいちいち取り替えるのは面倒なときは、小さめのタオルを枕の上から敷いて、それを毎日とりかえるのがおすすめです。
まとめ
大量に頭から汗をかいてしまうときには、皮膚に近い動脈を冷やしてあげると割りと早く汗が引くということ。
それから汗をかいたあとの髪を放置していると悪臭の原因になるので、熱いタオルで拭いて、ドライシャンプーで頭皮と髪をケアしておく。
また頭皮を清潔に保つために、シャンプーやコンディショナーの洗い残しがないように気をつけ、枕カバーの臭い対策もするということをおすすめしました。