老人ホームなんていうと、なんとなく「病院」のように規則がいっぱいあるようなイメージがありませんか?
だから施設に入居しているおばあちゃんに、例えば「敬老の日のプレゼント」としてお花をあげたいな。。。と考えても
入り口で断られちゃうんじゃないかと、ちょっと不安ではないでしょうか。
病院は確かにそうですよね。
お見舞いのお花はご遠慮くださいとはっきり張り紙してあるところなどもありますから。
果たして老人ホームでも同じなのでしょうか。
目次
老人ホームにいるおばあちゃんへプレゼントを選ぶときの注意点
老人ホームに入居されたということは、おばあちゃんは介護が必要だとか、ひとりで住むのは危ないから・・といった色々な事情からだと思います。
で。
今回のように入居したお年寄りに何かを差し入れたいと思ったら、できればまずは普段からおばあちゃんの様子をよく知る人に聞くことをおすすめします。
いま誰がおばあちゃんのお世話をされていますか?
その方に聞いてみましょう。
というのも・・・・。
分かりやすい例でいうと、たとえば食べ物を持って行きたいとしますよね。
おばあちゃんがオハギが好きだったから地元のオハギを買って行くとします。
お部屋にいってオハギを開けたらおばあちゃん、大よろこび!一人でパクパクいっぱい食べちゃった。
でも・・・・あとから実はおばあちゃんは持病が悪化して食事制限をされていたことが分かった・・・。
などということも、もしかしたらありえますよね^^;
介護施設に入ったということは、おばあちゃんが今までどおりに元気でいるとは限らないということなんですね。
今回はお花ですが、おばあちゃんの介護の度合いによっては、どんなお花がいいのか考えてあげないといけないんです。
老人ホームへ花をプレゼントで持って行ってもいい?
おばあちゃんが花粉症でない限り、おそらくほとんどの老人ホームで入居者さんにお花をあげてはだめ!とは言わないはずです。
私の母も老人施設に入居中ですが、時々お花を持っていってあげています。まったくその点では問題はありません。
ただし・・・・考えてあげたいのは、そのお花を誰がお世話をするかということなんです。
切り花は花瓶の水を取り換えなくてはいけません。
花瓶のお水はできれば毎日取り換えるもので、そうしないとお水があっというまににごってお花も枯れてしまいます。
鉢植えの植物は水遣りをしないとなりませんよね。
おばあちゃんがまだまだお元気で、そういった日常のことをご自分でなさるのだったら、何のお花を差し上げてもまったく問題ないのですが
たとえば私の母は手が不自由で自分でお花の水を取り換えたり、万が一花瓶を倒してしまっても自分で片付けることができません。
他の入居者さんを見てみても、介護施設に入られている理由は、体のどこかが不自由だったり、今までどおりに身の回りのことができなくなったからということもあります。
なので、まずはおばあちゃんの「今の状態」をよく知っている人に聞いてから花を買っていったほうがよいでしょう。
老人ホームに鉢植えは持って行ってもいい?
老人ホームでまだお元気にされているようなら鉢植えを持っていってもいいと思います。
とくにご自宅にいるときによく庭いじりをされていたような人だと喜ばれるのではないでしょうか。
ただ鉢植えは土が入っていますので、水をやったり、土いじりがある程度できるようなスペースがあるのかどうか確認してからのほうがよいでしょう。
老人施設は個室だとしても案外狭いものです。
お部屋に洗面台があるのかも分かりませんし、水道のあるところまで行くのが遠いかもしれません。
お部屋に鉢植えを置くのをもしかしたら禁止している施設もあるかも知れません。
一方、私の母が入居しているところなどは屋上があって、そこで誰か入居者さんがプランターで朝顔などを育てていらっしゃいますので、そのような土いじりができるような施設であれば、おそらく迷惑になるようなことはないと思います。
施設によって土の入った鉢植えは切り花よりも多少厳しいルールがあるかも知れませんので
そういった点も、確認してから持っていくことをおすすめします!
老人ホームへはプリザーブドフラワーもオススメ
もしおばあちゃんがお花のお世話をご自分でできないとか、鉢植えをお部屋においてはいけないなど、生のお花をあげることが難しいようでしたら、プリザーブドフラワーもおすすめです。
プリザーブドフラワーは造花と違い、本物のお花を特殊な工程で長持ちさせるように加工したものですので、見た目もほとんど本物のお花です。
これでしたら水遣りの心配も要りませんし、枯れる心配もしなくて済みますのでおすすめですよ!
まとめ
ということで、老人ホームにお花を持っていく人も実際にたくさんいらっしゃいますので、その点では安心してください。
ただし、そのお花をご本人がお世話できるのかどうか・・・を確認するということがひとつ。
鉢植えの場合はそれ以外にも、その鉢をお部屋に置けるのか、それから土をいじれるスペースがあるのか、確認をしてからのほうがよいということですね。
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