池上本門寺では毎年盛大な「お会式」がおこなわれます。
テレビでもその様子が報道されるので、いつかは親や祖父母を「連れていってあげたい」と思っている人も多いでしょう。
ただその混雑を想像するだけで、高齢者が安全にいけるかどうか心配ですよね。
このページでは高齢者とお会式を見学するためにはどうすればいいのかお伝えしますので、参考にしてくださいね。
目次
池上本門寺のお会式の混雑は?
親や祖父母をお会式に連れて行ってあげたいとき、まず心配なのは混雑です。
池上のお会式を見にくる人の数は毎年30万人とも言われていますから、最寄りの池上駅を利用するのは「危険」かも知れません。
まずはお会式の日程と時間を確認しながら混雑対策を考えていきましょう。
池上本門寺のお会式の日程と時間
お会式は毎年10月11日から13日の3日間行われます。
そのなかでも、テレビで報道される絢爛豪華な「万灯練り行列」は、
10月12日の午後6時から始まりますので、せっかく行くならその時間を狙っていきたいですよね。
池上本門寺のお会式のスケジュール
☆10月11日☆
午前11時 歴代先師聖人並びに池上法類・池上護山会先師報恩法要
午後2時 納経十種供養式法要
☆10月12日☆
午前10時 宗祖御更衣法要
午後2時 宗祖報恩御逮夜法要 ※1
午後6時 百数十講中、総勢約三千人もの万灯練り行列 ※2
※1全国から集まった大勢の参詣者や団参で大堂が埋め尽くされます
※2一般の人がお祭り目当てで押し寄せるのがこの行列です
☆10月13日☆
午前8時、御正当報恩法要(臨滅度時法要)
このうち、一番盛り上がるのは、12日の午後で、この日が屋台も一番多く出店して賑やかになります。
それを目当てに、さらに人が集まり、
○駅周辺
○参道
○お寺の境内
はすべて人で多い尽くされていると考えてください。
その理由から、お年寄りと行く場合、以下のような方法をおすすめします。
池上本門寺のお会式に高齢者と行くときの3つのおすすめ
1.電車を使わない
池上線は車両が短いので、運べる乗客数が少ないんです。
この日は蒲田からも五反田からも相当の人が池上線を利用します。
早めに行くとしても駅のホームには人があふれて高齢者には危険です。
ですので、別の路線の最寄り駅からタクシーでいけるところまで寄せてもらうのが一番安全だと思います
交通規制マップ
2.屋台へは近づかない
参道で最も混むのが屋台の集まっている通りです。
その混雑の様子は、朝の主要駅の通勤ラッシュ並ですので、お食事をしたい場合は、別途おちついたお店を予約して、ゆっくり座って食べるのがおすすめです。
あとで美味しい和食屋さんをご紹介しますので、参考にしてください。早めに予約しておくことをおすすめします。
3.お寺の周辺で見学しない
お寺の周辺は、12日は午後の早い時間から大勢の参拝客で混雑しています。
なので、万灯練り行列はもっと空いている場所から見学することをおすすめします。
ただし「どうしても参拝したい」という希望でしたら
お寺は小高い山の上に建っていますので、
境内まで行くのに、お寺敷地に隣接する大田区の公民館「池上会館」のエレベーターを利用してください。
屋上階まで行けば、境内まで階段を使わずいけます。
ただ混雑はしていますし、池上会館の屋上から境内まで若干坂道になっていますので、足元に十分お気をつけください。
池上本門寺お会式おすすめの見学スポット
万灯練り行列は、3手に分かれてスタートします。
3つのルートで、最終的には池上駅近くの参道入り口で合流します。
ルートマップ
行列が参道に入ってしまうと道幅も狭くなり、その分混雑が悪化します。
なので安全に見学するには、比較的空いている駅のロータリー周辺がおすすめです。
帰りの交通機関
帰りの電車も混雑しますので、私でしたらタクシーを利用します。
ただ駅周辺は交通規制で車が入ってこられませんから、規制区域外の住所を指定してタクシーに来てもらう
または
600メートルほどの距離を歩くことにはなりますが、第二京浜まで出れば流しのタクシーは問題なく捕まえられると思います。
駅周辺のほうが、お寺近くの参道や屋台周辺よりは比較的見学しやすいですし、
交通規制外区域に出たい場合にも、あまり距離を歩かないで済みますのでオススメです。
お年寄りと一緒の場合、あまりお祭りの中心部まで行かないことがポイントだと思います。
では最後に、池上周辺で美味しいという評判の和食店を3つご紹介しておきます。
予約は早めにしておいてくださいね。
池上駅周辺の美味しい和食店
まとめ
ということでご高齢の方と一緒にお会式を見に行く場合のおすすめをお伝えしました。
池上本門寺のお会式に連れて行ってあげたいと思っているなら、先延ばしにせず、是非今年のお会式に連れて行ってあげてください^^