こんどの3月に初節句を迎える新米ママは、慣れない行事や子育てで毎日大変なことと思います。
そんななか、雛人形を誰が買うかというトラブルに板ばさみになってしまったらどうしましょう!?
今は少子化で、自分の子供が両家にとって初孫で・・・となると、どちらの両親も傷つけないように収めたいですよね。
今日は雛人形をめぐって両家でもめた場合について、解決方法をお伝えします。
雛人形が両家から届いてしまうかも!どうしたらいい?
行事ごとというのは、地方によって習慣ややり方がそれぞれ違うため、夫婦の間でも自分の常識が相手に通じなかったりなど、すり合わせに苦労するものです。
それに加えて初節句の場合、習慣や常識というよりも、孫かわいさでとにかくうちが雛飾りを買う!と祖父母が先走ってしまうことも多いです。
そんな理由から、うっかりしていたら、両家から二つ雛人形が届いてしまったというトラブルも実際にききます。
夫の実家と自分の実家と、どうやら両方からおひなさまが届いてしまうらしいと分かったら、
もしキャンセルが効くのであれば、どちらか折れてくれそうなほうに、別なものに変更できないかお願いするしかないかも知れません。
日ごろからコミュニケーションができていれば、ことがここまで大きくなる前になんとかできたかも知れませんが、後悔先に立たずで、せめて二つのお雛様がどーんと届くことだけは何とか避ける努力はしたいですね。
ただ変更をお願いするとしても、祖父母というのはお雛様を買ってあげたいものなのです。
しぶしぶキャンセルしてくれたとしても、やはり「せっかく買ったのに」とモヤモヤした気持ちを持ち続けるでしょうし、返品させてしまった自分もこの先後悔をずっと引きずることになりかねません。
なので、腹をくくって
二つとも飾るというのも、ありのようですよ。
たとえばふたつ届いてしまって、ひとつは実家に飾り、もうひとつは自分の家に飾り、桃の節句のたびに両方の家でお祝いをするなど、みんなが納得いく解決策をみつけるしかありません。
孫かわいさで好意で買ってくれたものです。
お子さんも、両家のおじいちゃん、おばあちゃんに愛されているという証ですから、できればうまく場所を見つけて飾り、ひな壇と一緒にお子さんの写真を撮ってお礼状と一緒に送ってあげてください。
雛人形がどちらの家からも買ってくれるという話が出ない!どうしたらいい?
どちらの家からもそういう話が出ない場合も、また気を遣いますよね。
自分から雛人形の話を出すのもなんだか催促しているようで言いにくいし、かといって初節句の日にちが刻一刻と迫っている場合、自分たちで買ってもいいけれど、重なってしまっても困る。
ご主人が気を利かせて実家の意向を探り出してくれれば動きようもあるのですが・・・男の人ってそういったことを面倒と思う人もいるんですよね。
そういう場合は、下記の方法がお勧めです。
義両親に初節句のお披露目について相談する
初節句の食事会について、自分の実家はこのようなやり方ですが、それでいいですか?的なお嫁さんらしい質問をして、ちょっと探りを入れてみる。
そして同じ質問を自分の実家にも聞いてみる。
これは一例ですが、自分の実家はまだしも、義両親のほうが孫の行事についてどう思っているのか知るのにいい機会ですし、自分からコミュニケーションをとるような方向がよいでしょう。
もしかしたら経済的な問題が実家にあるのに打ち明けられないなど、事情があるかも知れませんし、ご主人ときちんと話しておくというのも大切ですね。
誰も雛人形について言及しないようでしたら、ご夫婦で好きなものを選んでお子さんに買ってあげましょう。
雛人形は結局誰が買うもの?
雛人形を誰が買うかということについては、地方によって、または家庭によって考え方もばらばらで一概に正解というものはありません。
できることなら、ご夫婦が調整役となって、どちらの両親にどの部分を負担してもらうのか、事前に采配をとれれば一番よいでしょう。
両家の両親が譲らず買うつもりでいるならば、ふたつは飾るのが無理だから自分たちの気に入ったものを買いたいということを伝え、折半でお金を出してもらうというのもひとつの方法です。
また、雛人形はこちらの両親から。七五三の着物はあちらの両親から、といった具合にお祝いの品などを、分担してもらう方向で話をしていくのもよいでしょう。
習慣にこだわりすぎてもよくない場合があります。 柔軟に考え、あとあとまで悪い感情が残らないような結果にもっていけるのがベストです。
両親や義両親にあれこれ指図するようで言いにくいかも知れませんが、雛人形はほんの序の口です。 ここで言うべきことは言っておく。
でないとこれからお子さんが成人するまで、ことあるごとに同じ問題が起きます(ランドセル、机などなど)。
おもちゃなども、勝手に送ってきては、いざ自分たちが遊びにきたときに孫が使ってないのを見たら、ちくりちくりと言われますよ。
いまのうちから、きちんと意思を伝えられる練習をしておいたほうがよいのです。
まとめ
送られてきてしまったら、両家の気持ちをありがたくいただいて、ふたつ飾る努力をするということですね。
毎年交互でもいいかも知れません。今年はこちらのお雛様。来年はもうひとつのといった具合です。
もし誰も買わないようであれば、親の自分が好きなものを選んで買ってしまいましょう。