多摩川の花火は、世田谷区主催と川崎市主催の2つの花火大会が同時に開催される大きなイベントです。
その花火をゆっくり座って見たいというときは、お金はかかりますが有料席で見るのが一番おすすめです。
今回は3ヶ所ある有料席のうち、どこがベストだろう・・・と迷っている人向けに、
良し悪しを比較してみましたのでチケット購入の検討材料としてお役立てください。
多摩川の花火の有料席について基本情報
2017年の多摩川花火大会の開催日時は、8月19日 19時~20時の予定です。
有料席は3ヶ所あります。
1.世田谷区が用意する 世田谷区立二子玉川緑地運動場の会場
こちらで、「世田谷区たまがわ花火大会」が見られます。
2.川崎市高津区北見方二丁目・多摩川河川敷 北見方少年サッカー場
3.世田谷区内の二子玉川公園
この2ヶ所では川崎市制記念多摩川花火大会が見られます。
世田谷と川崎で主催は別々の自治体なので、花火の種類も違うし最寄り駅などもかわってきますから、すべてを総合して考えてベストな会場を選びたいですよね。
値段やチケットのとり方はこちらのページに詳しくまとめましたのでご覧ください。
多摩川の花火で川崎か世田谷どちらの有料席を買う?
過去のデータを元に、今年もおそらく同様だとしたら・・・で比較をしてみました。
花火の打ち上げ数はどちらも同じで6000発。
時間も午後7時から8時の1時間で、足並みがそろっています。
○世田谷区側の花火は、大玉を使ったダイナミックな花火が見られる
○川崎側の花火は「ナイアガラ」などの創作花火で華麗な演出が特徴ということで
どちらも楽しめることには間違いはありません。
世田谷区側
川崎市側
両方とも1時間たっぷりと楽しめる花火大会ですから、花火そのものだけでおそらく甲乙をつけるのは難しいと思います。
人出は通常は「世田谷区たまがわ花火大会」の来場者の数のほうが多いようです。
川崎市側:約30万人
世田谷川:約39万人(2015年)、2016年は悪天候で23万人
多摩川の花火へのアクセス
世田谷区の花火の有料席は最寄り駅が「二子玉川駅」です。二子玉川駅は「川崎市の第二会場」へも近いため、当日は午後の早い時間から大変な混雑になります。
普段の日はこんなに閑散としていますが・・・
なので主催者のほうも、少し遠い駅を利用するように呼びかけたりして混雑緩和に努めているのですが、会場から動けず結局人の波に逆らえずに二子玉川駅へと向かうということになる人も多いようです。
一方川崎市の会場で、打ち上げ場所に近い有料席への最寄り駅は「二子新地駅」です。
こちらは商店街の中を通っていきますが、露天が並んで賑やかな反面、やはりすごい人で、花火が終わる前に早めに切り上げたとしても駅までの大混雑は避けられません。
二子玉川駅の混雑よりはまだ「まし」なのですが、急行が止まらないので、電車の本数が少ない分人の流れが滞るということになります。
川崎市側の第二会場の「二子玉川公園」は最寄り駅は「上野毛駅」です。
こちらは他の会場よりも混雑がさほど多くない会場です。
というのも、川崎市の花火を見る会場でありながらステージパフォーマンスが見えない。
また、低いところにあがる花火が見えにくいといったデメリットがあるからかも知れません。
ただ、帰りの利便を考えたときに、3つの会場のうち一番早く駅にたどり着けるという点では検討の余地はありそうです。
普段の日は近隣の住人の憩いの場として親子連れが多い広々とした公園です。
行くとわかるのですが土手に上るとかなり見通しがよくて気持ちがよいんです。
上野毛会場となる二子玉川公園
ここに有料席(Bエリア)が設けられますから、涼しく、虫刺されなども河川敷よりは心配なさそうな点でもいいかも知れません。
また人が少ない分トイレにも行きやすいといった利点もありますね。
まとめ
混雑してもいいからステージもきちんと見たいという人は、世田谷区か、川崎市の川崎側の会場で。
花火だけがしっかり見られればいい、帰りの電車に早く乗りたいという場合には上野毛会場がおすすめです。
有料席だと「場所取り」の心配はいらないですが、駅から会場へ行くまでの混雑を考えると、やはり余裕をもって会場入りをしておくのがおすすめです。
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