ベッドはダニにとってとても居心地のよい場所です。
放っておくといつの間にか大発生して、夜ヒトが寝ているときに、衣服の中にもぐりこんでやわらかい美味しそうなところを刺します。
噛まれた痕は赤い斑点となり、非常にかゆく、ただでさえ梅雨や暑い時期は不快なのに、痒さが加わって悲惨な気持ちになります。
ベッドのダニ対策も非常に大切なことを身をもって学んだ筆者が、あれこれ調べて駆除方法をまとめました。
今回はマットレスについて対策についてです。
我が家のマットレスは、クィーンサイズで素材は分かりませんが、とにかくとても重いです。
向きを変えるだけでも大人2人でやっと・・というほど重量があるので、外に干すというオプションはありません^^;
そんな場合、どうやってダニの駆除をすればいいのでしょうか?
ダニの駆除方法でマットレスはどうする?
最初ダニとは知らず、虫に食われ続けるのは「ノミ」のせいだとすっかり信じきっていた筆者。
「のみ」に効くという【くん煙剤】を2度も焚いて、ようやく虫刺されが治まりました。
ノミ退治に効く【くん煙剤】は、ダニにも一応効くようですw。
でもよく考えると、ベッドで寝ているときにわき腹や顔を刺していくのは、ぜったいにノミじゃないんです。
ということで、このことを教訓に、我が家ではダニ対策をこれから徹底していくことにしました。
実は筆者は、ダニアレルギー、ハウスダストアレルギーがあり、刺されている時期に、夜寝ると咳が出るなぁ・・・とは思っていたんですよ。
本当に、なんでダニ対策やってなかったのか自分でも分かりません^^;
ダニ退治に日光は効果ある?
マットレスが軽いものであれば、外で干すことも可能ですね。
ダニは、熱に弱く、50度以上の温度になると動けなくなります。
ただマットレスを干して日光に当てたところで、50度以上まで温度をあげるのは無理っぽいですよね。
確かに片面が熱くなるでしょうが、反対側は日陰です。
それにマットレスは厚みがあるので、ダニたちは暗い涼しい方へと移動してしまうそうです。
それなのにできれば干すのがよいとされているのは、マットレスを「乾燥」させる目的です。
ダニに直接「効く」わけではありませんが、乾燥させることでダニの居心地を少しでも悪くさせるのです。
どのみちマットレスを干せば人間には気持ちがよいことは間違いないですから、移動できて干せるくらい軽いマットレスだったら、日中の一番暑い時間帯に、ベランダとかで立てかけて風通しよくして干すのがいいでしょう。
そのあと、掃除機をかけると、表面の死骸やチリホコリはきれいになるので、気分的にもずっといいと思います。
ただ、ダニって繊維の奥深くに隠れていて、掃除機で吸おうとすると必死で繊維にしがみつくんですね(汗)
マイクロスコープを買って自分で確認してみたい気もするんですが、Youtubeで映像もたくさん載っていますし、それを見ると結構怖いですよ。
これからご紹介する動画では、「カーペットの表面」のダニを掃除機で吸うんですが
掃除機のノズルの真下にいるにもかかわらず吸い取れないんです。
それだけダニってしっかり繊維にしがみつけるんだということで、びっくりです。
だからマットレスの中など、厚みがあるものに住み着いたダニは、掃除機で吸うだけではダメなことが分かりました。
何かでダニを動けなくさせなくてはダメなんですよね。
↓これがその映像
ということで、これを見てスチームはいいアイデアだなと思いました。
50度以上の温度を当てると動けなくなるというのは本当なんですね。
我が家にはスチームアイロンがあるので、早速やってみることにしました。
実際に見えないから、本当に効果あるのか分からないのが悔しいですが・・・。
吹き出し口から出てくる蒸気は非常に熱く、簡単にヤケドします。
なのでスチームの蒸気が届く範囲ならば、ダニはおそらく死滅すると思います。
スチームが出てくるノズルの面積が狭いため、ゆっくりスチームをあてていくと、クィーンサイズのベッドを一通り掛け終わるまでかなり部屋の湿気がすごいことになりました。
スチームを使うときは、窓を開け放して、扇風機で湿気を飛ばしながらやらないと、湿気が残ってしまってカビの原因になったら本末転倒だな、と思いました。
特にマットレスを床に直に置いている人は、マットレスが完全に乾くまで決して床に敷いてはいけないと思います。
その後、掃除機をかけるという手順ですね。
マットレスが厚いので、どうしてもスチームも届かない範囲があります。
できれば両面やったほうがいいですが、我が家の場合、ひっくりかえすのも大変なくらい重いので、片面スチームでよしとします。
これからは時々、カラッと晴れた天気のいい日にはスチームをかけていこうと思っています。
ダニのいるマットレス 掃除機のかけ方は?
日光でダニが死滅することはなくて
直接掃除機で吸っても、本当に繊維にしがみついて吸えないということが分かりました。
なので高温のスチームで死滅させるということをやってみたわけですが
その後、死骸やフンなどを掃除機で吸わないとハウスダストとしてアレルギーの原因になってしまいます。
ということで、掃除機はどうやってかけるのがいいのか調べてみました。
我が家は猫3匹でどうしても毛があちこちつくために、ダイソン・ボール・アニマルというキャニスター型の掃除機を使っています。
2013年くらいに買ったので、型は古いんですけど、かなり良い仕事をしてくれるので、ダイソンは高いですがそれだけの価値はあると思います。
ダイソン・ボール・アニマル
これに付属の、布団とかを吸い込まないミニモーターヘッドを使って、マットレスのすみずみを定期的に掃除をすることにしました。
すごくうるさいので、それだけが難点ですが、
1週間に1度くらいでよいみたいなので(毎日は面倒でできませんw)、シーツを交換するときについでに行うという感じですね。
掃除機は一ヶ所につき何秒という速度で、時間をかけてかけないとちゃんと吸い取らないらしいので、終えるまで時間がかかります。
理想は縦方向にラインにそって丁寧にはしから吸い、向きを変えて横むきに同じことを繰り返す。
表も終わったら、マットレスをひっくり返して同様に・・・・というのがいいのでしょうが、
実際には全部やっていると1時間はかかってしまい、結局面倒でやらなくなっちゃう^^;んですね。
なので、長続きするためにもポイントを抑えて掃除機をかけることにしました。
1.マットの端って、縫い目とかありますよね。あと中身を抑えるボタンとか。
まず全体を縦方向なり横方向なり、一通り吸い取ります。
2. そしてノズルを隅っこ用のものにかえて(吸い取り口が狭いので吸引力があがるだろうという期待もあって)、縫い目やボタンの周辺、それからヒトの頭がくる周辺を、集中してかける。
本当にこれで「効果がある」かは、見えないのでなんともいえませんが^^;、
でも、掃除機をかけないよりは、ハウスダストも少なくなるし、表面に近いところにいるダニだったらスチームで死んでくれてるでしょうし
あとは、自分でいかに面倒にならないか・・・ですね。これが一番の課題かも知れません。
まとめ
マットレスのダニの駆除方法は
換気をしながらスチームアイロンをかけて
シーツを取り替えるついでにポイントを抑えて掃除機をかける
筆者の最大の課題は、これを継続すること^^;です。
ダニに刺されてしばらくはマメにやるんですが、そのうちだんだん面倒になってやらなくなっちゃう。
これがハウスダストの増える原因にもなり、ダニがまた大発生する環境を作ってしまうんですよね。