目黒川の桜といえば中目黒周辺が有名ですが、桜の咲く時期はとても混んでいて
「デートで目黒川の桜を見るのにそんな人の多いところに行くのはイヤだ」という人もいますよね。
私もそのひとりで、人混みはなるべく避けたいんですW。
そこで今日は私がいつも見に行く目黒川の桜のコースをご紹介したいと思います。
このコースでは落ち着いて桜が堪能でき、あまり多くの人に知られていない絶景スポットがあったりで、おすすめなんですよ。
目次
目黒川の桜のデートコースおすすめは?
今回のデートプランは東急目黒線「不動前駅」からのスタートです。
不動前はJR目黒駅乗り換えで1駅の小さな駅なのですが、ここからスタートすると中目黒の大混雑を回避できるのでおすすめなんです。
なので安心しておでかけください^^
まずは目指すのは、お寺です。
「目黒不動尊」というお寺なんですが
正式名を「泰叡山龍泉寺」といい天台宗のお寺です。
ここ、実は東京のパワースポットのひとつとしてかなりよく知られています。
私はそういったものがニブいので感じられませんが、人によってはパワーを感じるらしいですよ。
アクセスは不動前駅前にある案内図を参考にすると分かりやすいです。
駅から目黒不動尊に行くまでに坂道を通りますが、実はそこが私のおすすめの最初の桜スポットになります。
目黒川の桜で混雑しないコースおすすめ!
【不動前駅→かむろ坂→目黒不動尊】
不動前駅の出口から、左方向に商店街を進むと、「かむろ坂」という坂に行き当たります。
桜の木が見えるので「かむろ坂」ということはすぐにわかります。
こちら、目黒川の桜の評判に押されて案外知られていないようでびっくりなのですが、桜がとってもきれいなんですよ。
かむろ坂の道の両側、全長480メートルの区間に満開の桜が空を覆うように咲き誇ります。
ことにこちらは坂で傾斜があるので、桜がだんだんになっているおかげで、かなり見ごたえあります。
車が多く撮影には不向きかも知れませんが、車道を覆うように桜が咲く様子は、桜の季節ならではの風景ですからぜひ楽しんで坂を上ってください。
さてそのまま静かな住宅街を歩いていくと目黒不動尊です。
目黒不動尊は桜の撮影おすすめスポット
目黒不動尊の本尊は不動明王で、成田山不動尊と並んで日本の三大不動尊に数えられています。
江戸時代は江戸城の裏鬼門(南西)の方向を守るお寺として目黒不動尊が配されたという説があり、由緒あるお寺なんですね。
東京都目黒区下目黒3-20-26
じつはここ、境内の桜がお寺の朱色とマッチして美しい写真がとれるおすすめ撮影スポットなんです。
実際に他の方が撮影した画像の数々をご覧ください!
朱色と桜って本当に風情があるんですよね。是非おまいりもしていきましょう。
では、目黒不動尊のあとはいよいよ目黒川の桜です。
目黒川の桜の穴場は?
ということで目黒不動尊をあとにして、目黒川に向かいます。
いま来た道でかむろ坂をもう一度通ってもいいですし、住宅街を通ってもよいですが、一度山手通りに出て、
信号を渡り、さらに直進すれば目黒川に突き当たります。
「亀の甲橋」という橋が、目黒線の高架線のちょうど下あたりにかかっていますので、ちょっと戻るようになるかも知れませんが、橋の上に立ってみてください。
目黒駅方面を(上流の方向)見ると川がカーブしていて、なんともステキな風景が広がるのです。
川の流れが右方向へカーブしていますが、そのおかげで桜の「回廊」に奥行きが増してとても絵になる風景が見られます。
これ写真に撮らずに帰ったらもったいないので是非寄ってみてくださいね。
では亀の甲橋から、川上に向かって歩きましょう。
川の左側は車が通ります。橋を渡って右側を歩いたほうがゆっくり歩けます。
しばらくいくと、右側に大きな建物が見えてきますが、そちらが目黒雅叙園(がじょうえん)になります。
大きな建物は2棟見えるのですが、川から向かって右側がホテル。左側が「アルコタワー」でオフィスビルになっています。
実は今日のおすすめのお食事スポットはこの目黒雅叙園(がじょうえん)にしました。
目黒雅叙園はホテルそのものが「見所」なので、またのちほど簡単にご紹介します。
目黒川の桜のトンネル
さて、目黒川の目黒雅叙園の前を通り過ぎると、目黒通りに差し掛かります。
そこが「目黒新橋」です。
そこから今来た道を振り返ってみてください。目黒雅叙園と桜回廊がまた見事なんです。
そして目黒通りの信号を渡って川上を見ると、左側の遊歩道に桜が覆うように咲いています。
こちらが桜の「トンネル」でこちらも見事です。
どちらも、写真は忘れずに撮りましょう^^。
散策路は川の両側で、池尻大橋まで続きます。
そのまままっすぐに歩けば中目黒にいけますので、気ままにデートコースを変更しちゃってもOKですヨ。
ただ中目黒はやはり人出が物凄いですから、今日のデートプランではここで一旦引き返し、目黒雅叙園へ行くことにします。
目黒雅叙園はホテルなのですが、実は普通のホテルではありません。
目黒雅叙園の見所
結婚式で有名な目黒雅叙園ですが、このホテルが有名なのはホテルの装飾品や美術品の数々です。
通常は非公開のエリアもありますが、1階の部分は無料で入れますし、十分にその豪華絢爛な内装を楽しむことができます。
そこで絶対にチェックしてもらいたい私の一番のおすすめが「トイレ」w。
入ってみれば私の言うことが分かっていただけますが、とてもトイレとは思えない凝った作りなんです。
昔の目黒雅叙園はもっとこじんまりして木造のつくりでした(そんなことを言うと年齢がバレますね)
その当時から化粧室は有名で圧倒されていましたが今のホテルの形に改装後はさらにパワーアップして、
漆芸や朱塗りの橋など「トイレの中に小世界」がありますから、一見の価値はあります。
それから中庭の滝も是非行ってみてください。
人工の滝ですが「裏側」を通り抜けできたりして、水しぶきや周りの木々に囲まれてとっても癒されますよ。
お食事ですが桜の時期はお花見にちなんだメニューなど、各レストランがこぞって用意しますのでぜひ予約をしておきましょう。
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目黒川の桜デートコースで混雑を回避する穴場おすすめは・・・
目黒線「不動前駅」からスタート。
目黒不動尊へ「かむろ坂」の桜を愛でながら向かい、
その後目黒川を散策して、目黒区民センター前の桜のトンネルへ。
目黒雅叙園の豪華絢爛な内装や、有名な化粧室、中庭の滝などを楽しむというコースを提案させていただきました。
目黒駅の周辺は、中目黒の近辺と比較すると落ち着いて桜が楽しめます。
デートで今回おすすめしましたが、お年を召した方と一緒に桜を楽しむのにも、おすすめコースです。
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