クリスマスやディナーで人気のローストビーフですが、温かくして食べるときと、冷たくして食べるときがあります。
今日は、それぞれにとても合うおすすめの付け合せをご紹介しますので、ローストビーフをより美味しく食べて喜んでもらうためのアイデアやヒントをみつけてくださいね♪
目次
ローストビーフの温かいもの冷たいもの 本場ではどっちが食べられている?
牛肉の塊の表面を焼いたあと、あとでじっくりじわじわと低温で火を通す料理がローストビーフです。
その作り方はクックパッドなどのレシピサイトを見ても様々ですが
☆ジップロックにいれて炊飯器で低温加熱するもの
☆フライパンで蒸し焼きにしてからホイルに包んで余熱で調理するもの
☆オーブンで焼くもの
などなど・・・・
どれもが、表面を焼き→低温で火を通す という点でローストビーフとしては正しい作り方なので
自分ごのみのローストビーフが作れるようになるまで色々と試してみるのも面白いかも知れませんね。
さてこのローストビーフ、オードブルのようにしていつも食べている人は、次回は温かいローストビーフにも挑戦してみてください。
日本ではローストビーフといえば、クリスマスのパーティーなどで見かける冷たくしたもの、というイメージが強いかもしれませんが、大本をたどれば温かい料理なんです。
ローストビーフの本場ではどう食べる?
ローストビーフの発祥地はイギリスです。
人が集まればローストビーフやローストラムが振舞われ、今でもサンデーローストという、日曜日の昼食にロースト料理を食べる習慣が残っています。
イギリスの「おもてなし料理」ともいえるローストビーフは温かいものを差しますから、
冷たくなったものをサンドイッチにしたりするのは、「前日に食べたローストビーフの残り」というイメージを持つ人も多いです。
またオーストラリアやニュージーランドなどでも温かいローストビーフが主流ですので、このような国でもしもローストビーフをふるまうような機会があれば、温かい方を作って出すことを是非おすすめします^^;
一方、日本でローストビーフといえば冷たいものがポピュラーですよね。
薄切りにしたものを大きなお皿に飾るように並べると、それだけでテーブルが一気に豪華になりますから、クリスマスのパーティーメニューでは欠かせないものといっても過言ではないかも知れません。
お取り寄せなどの市販のローストビーフは冷凍のものが多いですが、わざわざそれを温めなおしてしまうとかえって調理しすぎでせっかくの「ロゼ」のお肉の味が楽しめません。
ですから市販のものだったら、そのまま食べるのがおすすめです。
ローストビーフ付け合せのおすすめ
ローストビーフの付け合せは、温かくして食べるときと、冷たくして食べるときではやはり自然と変わってきます。
ではまず温かいほうの付け合せおすすめをご紹介しますね。
温かいローストビーフの付け合せでおすすめ
イギリスはじゃがいもを主食として食べることが多いので、温かいローストビーフにはやはりポテト料理がとても合います。
本場の美味しいマッシュポテトの作り方は、当ブログの別記事で詳しくご紹介していますので、それを元に作ってみてくださいね。
そして茹でた野菜か、お肉と一緒にローストした野菜を添えるのが一般的です。
イギリスではこれに加えて「ヨークシャープディング」という、シュークリームの皮のような、いわばパンのようなものも出されることが多いです。
脂をかなり使いますので、もしかしたら日本人には胃もたれしてしまうかも知れませんが
クックパッドによいレシピを見つけましたので、リンクを貼っておきますね。
ヨークシャープディング by メディちゃん
ローストビーフとヨークシャープディング、野菜とマッシュポテトの典型的なお料理の様子はインターネットの画像検索でこのようにでてくるくらい一般的な組み合わせなんですよ。
日本のレストランでも温かいローストビーフを食べられるところがありますが、その際の付け合せで人気なのが、上記のマッシュポテトに加えて、ほうれん草とクリームドコーンです。
ステーキハウスのクリームスピナッチ by ゆ★む
付け合わせに♪簡単クリームドコーン by えびハル
両方とも簡単なお料理ですから、出来上がったローストを切り分ける直前にちゃちゃっと作ってしまいましょう。
ほうれん草もコーンも、両方クリーミーに仕上げるので、お肉にかけるグレービーと混ざって口の中でほどよく溶け合うから人気なのかも知れませんね。
☆マッシュポテト
☆ゆでた野菜かローストした野菜
☆本格的にするならヨークシャープディング
☆クリーミースピナッチ(ほうれん草)
☆クリームドコーン
冷たいローストビーフの付け合せおすすめ
冷たいローストビーフを食べるときには和風味で食べたくなりませんか。
私も冷たいローストビーフにはしょう油ベースのソースがついていると嬉しくなります。
さてそんな冷たいローストビーフを、オードブルとしてではなく、ディナーとして家で用意する場合の付け合せおすすめをご紹介します。
わさびや岩塩だけでローストビーフを食べるとそれも美味しいといいますが、シンプルなだけに肉の味がとても引き立ちます。
そのような食べ方をするときには特に、お野菜のほうを少し味の濃いものにしてバランスをとるのがおすすめです。
サラダを作るときに、「お肉が和風だから和風ドレッシング?」と思うかも知れませんが、実はクリーミーなドレッシングをかけたほうが、味的に合うことが多いです。
そこでおすすめは「シーザーサラダ」です。
かりかりベーコンやクルトンなどと一緒にいただくシーザーサラダは、見た目も映えますし、クリーミーなドレッシングとパルメザンチーズが入るので、さっぱりしがちなコールドローストビーフにはぴったりなんですよ。
正真正銘!これが本格シーザーサラダ! by ゆにBrew
主食はごはんでもよいかも知れませんが、シーザードレッシングにするならガーリックトーストも是非試してみてください^^
フランスパンを輪切りにして、バターににんにくを混ぜたものを塗ってトーストするだけでできますが
にんにくチューブでガーリックトースト by SharyF
バターを塗った面をフライパンで焼くとすぐに焼き目がついて時短になりますよ。
またスープをつけるならお野菜たっぷりのコンソメスープがおすすめです。
それからあともう一品、ローストビーフに合うのが、スライスした玉ねぎです。
彩りを考えると赤玉ねぎのほうが華やかになるかも知れません。
玉ねぎをスライスして、必ず水にさらし、水気をペーパータオルでよくとります。
そのまま出してもいいですが、塩こぶなどと合えても美味しいと思いますよ。
❤簡単おつまみ❤(オニオンスライス) by ❤Macksマロン❤
※スライスした玉ねぎは粘りが出てそのまま食べると辛くて仕方がありませんから、かならず水にさらしてくださいね。
☆シーザーサラダ
☆ガーリックトースト
☆コンソメスープ
☆玉ねぎスライス
まとめ
ローストビーフの付け合せで、温かいもの、冷たいもの、それぞれのおすすめをお伝えしました。
でもやはり主役はローストビーフですから、失敗しないように作りたいもの。
自分でローストビーフを作るとお肉が固くなっちゃうことが多いのですが、もし当日ぶっつけ本番で作るなら、是非こちらの記事で失敗する原因を先にチェックして、美味しいローストビーフを作れるようにしておきましょう!
>>ローストビーフが固い原因は?噛み切れないのは何が悪かった?