一口に「湯たんぽ」といっても
お湯を沸かして容器に入れるタイプ、
電子レンジで温めて使うタイプ
それからコンセントで充電して蓄熱するタイプ
と、温め方だけでも3つの選択肢があって、いったい自分にはどのタイプが合っているのか迷いませんか。
今回はその中でもお湯を沸かす手間のいらない
☆レンジで温めるタイプ
☆充電式で温めるタイプ
この2つについて、それぞれのメリットデメリットを比較しました。
買う前にそれぞれのタイプの特徴を知って、買ってから後悔することのないようお役立てください^^
目次
湯たんぽはレンジか充電か
湯たんぽはお湯を沸かして容器に入れるものが昔から使われてきましたが、それだと「使うたびにお湯を沸かして注ぐ」という手間が面倒と感じる人も多いようです。
確かに【お湯を温める→容器に注ぐ】では、お湯を沸かすためのケトルややかんなどの道具も必要ですし、2度の手間がかかりますよね。
一方、レンジや充電式で温められるものは、チンして終わり、充電して終わり、ですから1度の手間で済みます。
お湯を入れるタイプの湯たんぽのほうが、布団の中で使ったときの温まり具合が効果的という意見も多いようなのですが、
反対にレンジや充電の湯たんぽは温かさがやさしい分、低温やけどの心配が少ないと考える人も多いです。
レンジで温めるタイプと、充電で蓄熱して温めるタイプと、どちらがより使い勝手がよいのでしょうか。
湯たんぽの充電タイプをおすすめする理由
充電タイプの湯たんぽはお湯のかわりに保温性の高い「弱塩化ナトリウム水溶液」を使うものと、水道水を一回のみ注水して使うものなどがあります。
「充電」「蓄熱」とは、要するに、温めているときだけコンセントを使い、充電が終わったらコンセントからはずして使用します。
あんかとは違い、充電が終わったら通電しませんから「消し忘れ」の心配がいりません。
(ただし自動的にスイッチが切れない商品も販売されていますので注意してくださいね!)
商品によって若干かわるものの、充電時間は平均して20分程度で、もっとも熱くなった状態で表面温度は60度前後のようです。
そのようなことから、充電タイプの湯たんぽのメリットをまとめると・・・・
☆やかんでお湯をそそぐ手間がないはもちろんこと
☆冷めたあとお湯を抜く手間がない
という、手間がかからないこと、が最大のメリットです。
☆また最高温度でも60度~70度前後で熱湯のようには熱くならないため、触っても比較的安全ということがあげられます。
一方、使用感については
△やわらかい本体の一部に電源コードを接続する部品があり、そこがゴロゴロして気になる
とか
△思いのほか重いので持ち運びには多少不便
といったこともあるようです。
モフモフして使いたくて、そこに「ゴロっとした」ものがあると嫌だとか、会社と家と両方で使いたくて持ち運びが重要だという人にはもしかしたら合わないかも知れません。
それ以外の湯たんぽの充電タイプのデメリットには、臭いが気になるという人もいるようです。
電気によって温めたときに製品によって「ゴム」「プラスチック」の臭いが強い場合があるそうなので、においに敏感な人は気をつけたほうがよいかも知れませんね。
また、ふつうの電化製品に期待される耐久性はなく
使用方法をきちんと守って使っても、メーカーによって違いはあるものの、だいたい2年ほどで取り換え時期がくる製品が多いようなので気をつけましょう。
湯たんぽ レンジで使うタイプをおすすめする理由
充電式の湯たんぽでは、冷たい状態から使う状態に温める時間はおおよそ20分でした。
一方レンジでチンして使うタイプの湯たんぽは、数分で温まるので、温め時間が短い点もっとも手軽です。
サイズによって温かさの持続時間がかわりますが、保温性については充電式にひけをとりません。
レンジタイプの湯たんぽは、中身がゲル化剤や水などでできていますから、感触がとてもやわらかいです。
レンジで使うタイプの大きなメリットはなんといっても温めるときの手軽さです。
数分か20分かの違いは、夜寝る前に大きな違いですよね。
また、電子レンジタイプの湯たんぽは全体がやわらかく、ゴロっとするような感触はする心配はありません。
湯たんぽのレンジで使うタイプのデメリットは、やはり「爆発」が怖いと感じることではないでしょうか。
レンジで温める際に、使用方法を守らず加熱しすぎたりしたときに、中身が爆発したりもれたりする事故が起きやすいことがひとつデメリットとしてあげられると思います。
もちろん使用説明書どおりに毎回きちんと使えば安全なはずですが、やはり使っているうちに慣れてしまって、「このくらいなら大丈夫だろう」とつい加熱しすぎるという、油断が事故に繋がります。
湯たんぽ レンジか充電かコスパの違いは?
湯たんぽを買う際には、
☆初期費用(購入したときの値段)、
☆使用期限(使用回数)、
☆温めるのにかかる電気代
☆製品の大きさ
この4つは比較したいものですよね。
例えば布団に入れて使用した場合、大きさがより大きいほうが温かさがより長持ちします。だからいくら安いからと小さい商品を選んでも、かえってコスパはよくないですよね。
それから温める電気代がいくら安く見えても、購入した値段が高ければ、決して「お得」とはいえません。
充電式と電子レンジ式の湯たんぽの代表ともいえる2つの商品を参考までにご紹介しておきますので、比較する参考にしてください。
充電式の湯たんぽの人気商品
28cmx20cm
一回の充電におおよそ2円
購入費用は値段3000円です。
設計上の標準試用期間2年です。
レンジで温めるタイプの人気商品
Lサイズ24cm×38cm
Lサイズは500ワットでおおよそ表裏合計6分の加熱が必要ですが
その際の電気代はおおよそ1.35円
(参照https://www.denki-keisan.info/)
初期費用 ひとつ1200円
使用可能な回数ははっきりと書いてありませんが、使用方法を守れば数年持つということもめずらしくないようです。
まとめ
湯たんぽのレンジで温めるタイプ、充電(蓄熱)式タイプ両方を比べてみました。
コスパ的にはざっくりと見てレンジで温めるタイプのほうが初期費用が少ない分よさそうですが、うっかり加熱しすぎてしまいそうな気がする人は充電式、コンセントを抜き忘れてしまいそうな人はレンジ式、と自分の性格によって選んでもよいかも知れませんね。
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