海外旅行にいく前に腰痛になってしまった、悪化させてしまった・・・ということもありますよね。
そんなとき、旅行を取りやめますか?
いえいえ、普通だったら腰痛ごときでキャンセルはしたくないですよね。
だったら無事に旅行を終えられるような腰痛対策をしっかりしていきましょう。
私も慢性的な腰痛に悩むひとりです。
失敗談などを交えて、海外旅行で腰痛の場合どんなことを対策していったらいいのかなどお伝えしたいと思います。
出発前の準備にお役立てくださいね。
海外旅行なのに腰痛!注意点は?
海外旅行の出発日がせまってきているのに腰痛になってしまってがっかりですよね。
腰痛の原因がなんであれ、少しでも動かせるようであれば、なんとか旅行へ行けそうな気もするものです。
でもなによりまずお医者さんと相談することが先決です。
腰痛の原因によっては、飛行機の移動などがNGのこともあると思うのです。
そうだったことを知らずに旅行に出て、現地で動けなくなってしまったら大変ですので、まずは旅行に耐えうる腰痛なのかどうか、ということを判断することが大切です。
大丈夫のようであれば、万が一のときに備えて強めの鎮痛剤などももらっておくといいと思います。
腰痛は普通の痛み止めではどうにもならないことが多いです。
私などは慢性ですから、腰痛が出そうなときに先に「ボルタレン」を飲んでしまうことで防ぐことも多いです。
前もって薬を飲むというのもぶり返しを防ぐには効果的な方法のひとつだと私は思っていますが、処方薬ですし、強い薬で副作用もあるので、まずは医師に相談してみてください。
旅行には、痛み止めは用意しておいたほうが私はよいと思います。
それから、腰痛そのものが治るわけではありませんが、これ以上の悪化を防ぐためには腰痛ベルトの使用もおすすめします。
海外旅行では荷物を持って移動したり、長時間飛行機に乗るようなときに、ちょっとした動作で腰が悪化することがあります。
飛行機の座席だって腰をいたわりながら立ったり座ったりするのは非常に大変ですし、極力患部に刺激を与えないというためにも、体にあった腰痛ベルトを用意したほうがいいと思います。
腰痛を悪化させないためには?
腰痛が悪化する原因のひとつは、患部をうっかり動かして刺激してしまうことだと思います。
私の場合ですが、せっかく痛みが遠のいてよくなるきざしがみえてきても、ちょっとした動作でまたグキ!となってしまうことが多々あります。
例えば車に乗り込んだ瞬間とか
ウォーキングをしていて道が下り坂になった瞬間だとか
長時間歩き続けたあとに、ベンチに座ってしばらく休んで、そのあとまた立ち上がろうとした瞬間とか
痛みが走るたびに「そっか、今の動きはやってはいけなかったんだ・・・」と反省することになるのですが、せっかく治りかけた腰の痛みがぶりかえしてがっかりします。
海外旅行では、そのような危険な動作の連続です。
まずは荷物ですよね。手ぶらというわけにはいきませんから、ある程度の重量のものを運ぶという動作がありますね。
また飛行機の座席は思ったよりも狭いです。
飛行機の通路も狭いですし、自分の荷物を棚の上に乗せる動作、あれもすごく危険です。
現地の移動はどうしますか?
もし荷物を持って歩く距離が長ければ、腰への負担は大きいです。
ホテルにはエレベーターありますか?
近代的なホテルならバリヤフリーのはずですからスーツケースを押していくのも大丈夫のような気もしますが、そうでない場合は階段ですよね。
ホテルのベッドも、時には腰痛悪化の原因になります。
私も一度、疲れ果てて熟睡したあと、腰痛が悪化したことがあります。
このように、腰痛が悪化する原因に次から次へと直面するのが海外旅行なんです。
ですので、まずは荷物をなるべく軽くすること。
これがまずは大事だと思うのです。
腰痛のときのスーツケースのおすすめは?
上記のように、海外旅行では荷物の持ち運びをいかに楽にするかという対策が非常に大切です。
重量を軽くする努力をしましょう。
どれくらい軽くするか?ですが、滞在国や滞在日数によっても異なりますが、機内持ち込みできるキャリーバッグと、ディバッグかハンドバッグのみだけというのはムリそうでしょうか。
というのも、
機内持ち込み手荷物の制限は、例えばANAの国際線を例にとると、
となっており、ハンドバッグのほかにキャリーケースなども持ち込めるようになっていますよね。
それらのすべての重量をあわせて10キロまでという制限ですので、上手に荷物を厳選すればその範囲内で荷物が収まります。
というのも、やはり腰への負担を考えると、それ以上重い荷物ってやっぱり大変なんです。
たとえキャスターがついていても普通の大きさのスーツケースを持っていくとなると、スーツケース自体の重量がありますよね。
それに荷物を入れると、おそらくほとんどの人が15-20キロになってしまうと思います。
15キロ以上のものを持ち上げたり降ろしたり押したりは、腰痛の場合、かなり負担になるのは間違いありません。
なのでできるだけ着替えや靴などを最低限にして、あとは現地でこまめに洗濯するなどで対処したほうがよいと思います。
腰痛がありながら海外旅行に行くわけなので、今一番の課題はそれを悪化させないこと、ですよね。
多少着替えのバリエーションが少なくてもこの際仕方がないと考えるのはどうでしょうか。
で、その時におすすめなのが、ハードケースより軽量なソフトケースです。
ソフトケースのほうがハードケースよりも扱いも楽です。
ハードケースはたいがいが真ん中のジッパーを開けて蓋と本体と観音開きに全開するデザインになっていますよね。
床に全部置いてものを出し入れしなくてはならないハードケースは、案外不自由ですし、床にしゃがんで物を取り出すというのは、腰痛のある人にはまず避けてもらいたい動作であることは間違いありません。
私もハードケースとソフトケースを両方持っていますが、軽いし、使いやすいしでもっぱら活躍するのはソフトケースのみです。
機内持ち込み用のキャリーケースだけで旅行ができてしまえば、スーツケースの上げ下ろしという作業で腰を痛める可能性を極力減らせますよね。
飛行機の中では頭上のロッカーに収納することになりますが、その際は是非CAさんか他の方にお願いしてください。
まとめ
腰痛のときの海外旅行は、お医者さんに強めの鎮静剤をもらっておくこと、そして荷物を極量減らして重量を軽くすること。
その際に、預け荷物ではなく機内持ち込みできるソフトタイプのキャリーケースが、軽量でおすすめということをお話しました。
くれぐれもムリをしないよう、無事に旅行から帰ってこれるように、気をつけてくださいね。
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