7月7日にはいつもよりちょっと手をかけた「七夕」らしいメニューを作りたいですよね。
主食は
そうめん
ちらし寿司
のどちらかにするというおウチも多いようですが、
お腹に溜まるという点ではちらし寿司に軍配かも知れません。
で、ちらし寿司の場合いつも迷うのがおかずではありませんか?^^;
ちらし寿司自体に具を乗せる上、そもそも味がすでについているものって、炊き込みご飯なんかもそうですが、合う副菜がなかなか決まらないんです。
私もいつも迷うんですよ。
そういったことで、今回は七夕のちらし寿司を夕飯にする人のために、家族みんなに喜ばれるようなおかずアイデアをお伝えします。
七夕の夕飯メニューは何がおすすめ?
ちらし寿司に合わせるおかずは、大人だけの家だったら和食系で統一でもいいと思いますが、子供がいるとやはり子供の好きなものとか、パパのお腹に溜まるものとか、そういった基準で考えますよね。
だとやはり肉は一品は欲しいかなというところではありませんか?
ちらし寿司と肉類って一見ミスマッチのような印象ですが、大丈夫なんです。お肉は意外とちらし寿司とばっちり合います。
ただしメインのおかずが肉の場合、ちらし寿司との調和を考えて、副菜には「和」を持ってくるといいと思います。
それからスープ系はだんぜんお吸い物が人気ですよね。
では早速、おかずから見ていきますね。
ちらし寿司に合うおかずでおすすめは?
お肉も好きなお肉でいいのですが、今回はまず、夏ばてをふせぐビタミンB1が豊富な豚肉を食材に一品。
※豚肉が苦手であれば、牛肉のごぼう巻きとか、牛肉のすき煮などでもいいと思います。
みんなで取り分けられるように、一口大でやわらかい「一口とんかつ」はおすすめです。
ディップ風に中濃ソースを小皿に入れて、
千切りキャベツに細切りのにんじんを彩りに少しまぜて添えればお野菜も採れますよね。
下準備でお肉を包丁で細かく叩くと、噛み切りやすいやわらかい一口カツが簡単にできますので、是非お試しを。
<一口とんかつの作り方>
【材料】
材料 (豚かたまり肉1本分) 500グラム程度
塩こしょう
小麦粉 適宜
卵 1個
小麦粉 1/4カップ
水 1/4カップ
パン粉 適宜
豚肉 ひれカツ用か豚ロースのかたまり肉を一口大の大きさに1.5センチの厚さに切り分けます。
それをまな板に並べ、包丁で縦横に細かく叩くことによって、揚げあがったお肉がふんわり、サクサクと出来上がるのです。
衣をつけたお肉を170度~180度の油であげればできあがりです。
参照レシピ: 一口カツ~小さな子からお年寄りまで~ by shihama
同じ揚げ物ですが、大きなエビを使ったエビフライも、ちらし寿司に案外合ってしまうものです。
エビフライ自体に特別感がある上、タルタルソースを添えても、マヨネーズだけでも美味しいです。
いつもよりもっとゴージャス感を出すために、エビに一工夫をする「なるほど!」のレシピをご紹介しますね。
このレシピでは、えびに薄切りの豚肉と紫蘇を巻いてあげます。
エビ自体がちょっと小ぶり~といったときに使える手です。
一本ずつがボリューミーに仕上がるので、見た目すごく豪華になります。
<豪華なえびフライ作り方>
【材料】
ブラックタイガー 10尾
豚薄切り肉 10枚
シソ 10枚
塩コショウ 適量
小麦粉 適量
卵 適量
パン粉 適量
エビの下処理をする(殻をむき、背わたをとっておく)
豚肉・紫蘇を広げた上にエビをしっかり巻いく(尻尾は出しておく)
塩コショウをして、衣をつけ、180度の油で揚げる。
参照レシピ: ♬豪華エビフライ♬ by ★RAM☆
それからもうひとつ揚げもので定番といえば「鳥のから揚げ」です。
同じ油で上の2つと合わせて揚げられるので3種類揚げてオードブル風に盛るというのはどうでしょう。
鶏から揚げは和風にレモン醤油でさっぱり食べてもいいし、えびフライのタルタルソースかマヨネーズをつけても美味しいです。
今回は美味しいとりから揚げができる漬けダレのオリジナルレシピをご紹介します。この漬けダレ、お肉がとてもジューシーになって、揚げたあと翌日でもおいしいんです。是非試してみてください。
<とりからあげの漬けダレ>
鳥ももでも、むね肉でも、お好みの部位の鶏肉を一口大に切り、下記の漬けダレと一緒にジップロックで漬けておき(最低でも30分くらい)
小麦粉や片栗粉のお好みの粉をつけて、油で揚げるだけです。簡単にやわらかでジューシーなから揚げができてしまいます。
【とりから揚げのおすすめ漬けダレ】
とりがらだし 小さじ1
にんにくすりおろし 小さじ1
ベーキングソーダ (重曹) 小さじ半分 (これが肉をやわらかくします!)
しょう油 大さじ1
酒 大さじ2
牛乳 大さじ2
さて、同じ鶏肉でも、タレが美味しい焼き鳥もオススメです。
ビールのおつまみとしてもばっちり合うので、パパ用にいかがですか。
味的には和風なのでちらし寿司と合わせてまったく違和感がないと思います。
焼き鳥はふつう串に刺しますが、子供が小さいとちょっと危ないかなという気もしますので串に刺さないで簡単にオーブントースターで出来てしまう方法をご紹介しますね。
<焼き鳥の作り方>
鶏肉の好みの部位を焼き鳥大の大きさに切って、下記のタレに1-2時間漬け込む。
【焼き鳥の漬け込みダレ】
酒 大さじ1
砂糖 小さじ1
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1
鶏肉は火が通るまでオーブントースターで焼く。(焦げやすいので火が通るまで上からアルミホイルをかぶせておいたほうがいいかもです)
余りのタレに下記の調味料を足して、お鍋で半量になるまで煮詰め、焼いた鶏肉にからめる。
【足す調味料】
しょうゆ・みりん・酒 各大さじ1
ここまでで
一口カツ
えびフライ
鳥からあげ
焼き鳥
と、ご紹介しましたが、これだけだと食卓に彩がないですよね。
なので、これに添えるものとして「和のお野菜」でちらし寿司とのバランスをとるのがいいと思いますよ。
例えば・・・
○ほうれん草やいんげんの胡麻和え
○小松菜のおひたし
○かにカマを使った海鮮サラダ
作るのも簡単ですし、箸休めになります。
ちょっと手間はかかりますが、茶碗蒸しもちらし寿司にとても合うので、ご紹介しておきます。
一工夫して、七夕らしくしてしまいましょう。
<茶碗蒸し>
茶碗蒸しを作りなれていない人でも、蒸し器がなくても、お鍋で作れるレシピがあるんです。
【材料(3人前)】
卵 2個
A みりん 小さじ1
A 醤油 小さじ1
A 出汁(顆粒小さじ2)300㏄
A 塩 ひとつまみ
椎茸 1/2個
鶏肉もも 15g
かまぼこ 3枚
三つ葉 3枚
鶏肉は一口大のそぎ切りにしてお酒をもみこむ
かまぼこ・椎茸はスライス、三つ葉は葉だけ使う
(七夕らしくするために、かまぼこを星型に切ったり、星型のニンジンを最後彩りで添えましょう!)
ボウルに卵を割り入れ混ぜる。
Aを入れザルでこし、具材と器に入れる
器にラップをしてお湯を半分入れた鍋に入れる。沸騰したら蓋をして弱火で7分加熱する
火を止めそのまま7分蒸したら完成。
参照レシピ: 茶碗蒸し黄金比 by 船上のクックパパ
ちらし寿司に合うスープなにがおすすめ?
ちらし寿司なので、スープ系は洋風ではなくやはりお吸い物が欲しいところです。
せっかく七夕なので、行事食の「そうめん」を入れたお吸い物はどうでしょうか?
ここでは七夕らしくガラスの器に入れて見た目も彩り鮮やかできれいな、変わったお吸い物をご紹介しますね。
材料を全部そろえるのは大変なので、おうちにある材料でいいと思いますよ。
<そうめん寒天作り方>
【材料 (4人分)】
粉寒天 小さじ1弱(寒天による)
水・白だし(お吸い物~かけつゆ程度) 合わせて500cc
うずらの卵 4個
人参 数センチ
焼麩(星型、細工麩など) 8個程度
ミニトマト 4個
そうめん 10本程度
コーン(あれば生)大さじ1
シメジ 少々
ブロッコリー 1房
卵豆腐 小パック1個
かにかま 2本
塩 少々
☆三つ葉・わさび・卵豆腐のつゆ お好みで
トマト→皮をむいて半分に切る
麩→ぬるま湯で戻す
人参→薄く切って茹で、星型に抜く
かにかまは1本を4等分に
ブロッコリーは色よく茹でた物を4つに割る
卵豆腐は8等分に切る
鍋に水と白だしを合わせて(薄めが美味)入れて火にかけ、沸騰したらシメジを入れて2分ほど加熱して味を整えて火から下ろす。
トマト、麩を入れて少し冷めるまで置く。(ガラス容器の場合は注意)
ガラスの器にそうめん、卵豆腐、うずらの卵、コーンを入れて荒熱の取れた上記を具を分け入れながら容器に注ぐ
残りの具(☆を除く)をバランスよく配置し、器の8分目を目安に寒天液を注ぐ。(器により具・寒天液は余る場合も。)
荒熱が取れるまで放置し、冷蔵庫で食べる直前まで冷やす。
参考レシピ: 七夕の夜に そうめん寒天 ~天の川 by ミッキーアン
まとめ
メインのおかずはしっかりしたものを。洋風のおかずでもまったく問題がないです。
それから副菜では和を考えた和え物などを、吸い物は一工夫して七夕らしくおそうめんを入れる。
ということをおすすめしました。
ちなみに・・・・ちらし寿司は具材次第でいくらでも七夕風にできてしまいます。
○おくらを熱湯でさっとゆがいたものを輪切りに=星に見立てる
○星の形のクッキー型で茹でたニンジンや、チーズやハムを切り抜いて上に飾る
○細切りにした薄焼き卵や、千切りのきゅうりで「天の川」を作る
工夫次第でステキなデザインのちらし寿司が生まれそうですね。
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