海外旅行で、手荷物に入れられる液体物って、慣れていないとなかなか具体的に想像できないものです。
下手に間違ったことをして検査で没収されたらアウトですから、悩みむんですよね^^;
ということで今日は海外旅行へ行く人むけに、液体物持込用プラスチック袋に入れる入れないものについて詳しく解説します。
目次
国際線の機内持ち込みで試供品も液体用ジップロックに?
女性はこまごまとしたメイク用品や洗顔料があるので、規定のプラスチック袋に詰めるときが大変なんですよね。
スーツケースなどの大きな荷物を搭乗手続きで預けちゃったあと現地でそれを引き取るまでの間、手元の荷物でサバイバルしなくちゃいけないので、結構念入りな準備が必要だったりします。
化粧もどうするか決めないといけません。
空港や機内でメイクを落としたい人はそれなりのものを一式全部あの小さな袋に入れるわけで^^;結構パンパンになるんです。
「ビニール袋には余裕をもたせて、口がしまらないといけない」ことになっていますので、頑張って工夫をしましょう。
そこで化粧品サンプルが大いに役立つわけですよ。
試供品は機内持ち込みオッケーですけれど、容量が少ないからなんとなく「液体」というイメージとは違うというか・・・
まさかあんな小さい袋は大丈夫だろう・・・と思いますよね。
実際私も「うっかり」手荷物のメインのキャビンケースにいくつか入れてあったことがありますが、
X線に通したときに、検査官に特にいわれることはありませんでしたが、
実は化粧品サンプルも化粧水や乳液、洗顔料など中身は「液体です」。
なのでたとえ小さくても袋を開けて液体のときは、液体(笑)。
だから試供品も透明のビニール袋に入れておけば「間違いがない」と思って、一応全部入れましょう。
液体物の容器の大きさが規定以上で没収された経験
規定では、そのビニール袋の中に入れる液体物は、それぞれ100ml以下の容器やボトルでないといけないんです。
私はあるものを勘違いしていたら見事没収されました。
オーストラリアのゴールドコーストで乗り継ぎをしたんですよ。
乗り継ぎ便って、やっぱりそこでもX線検査があるので、日本の空港と同じように液体物は透明のビニール袋に入れてトレイの上に袋ごとだしておかなければいけないんですが
私はその中に、もうあと10回分くらいしか残っていない普通サイズの歯磨き粉を入れておいたんです。
チューブをほとんど絞ってぺっちゃんこになったようなやつですが
それ・・・・没収されましたw。
しかも2度もw。
学ばなくて次に利用したときも同じことやっちゃって、2度とも歯磨き粉廃棄された上、身体検査までされちゃった^^;←これは歯磨き粉のせいではなく、ランダムだから気にしないでいいよって検査官にいわれましたが
持ち物を廃棄されるってちょっとショックですヨ。
なのでみんなも気をつけましょうね。
歯磨き粉もチューブの容量を確認して持ち込みましょう。
機内持ち込みの液体はメイク落としシートも対象?
シートに液体が含ませてあるような製品、たとえば
メイク落としシートや、美容液シート、それから私は毎回持ち込むのですが、除菌ウェットティッシュ。
これらは一応「液体」にシートが漬かってはいますが、液体扱いではないのでプラスチック袋に入れなくても大丈夫です。
機内持ち込みの液体制限でファンデーションはひっかかる?
ファンデでもいろいろ種類がありますよね。
例えばリキッド、クリーム、ムースファンデーションは、透明のプラスチック袋に入れないといけないファンデです。
パウダーファンデは粉を固めた固形ですし、クッションファンデは液体をスポンジにしみこませたものですが、ウェットティッシュと同じで「液体物」ではないので、プラスチック袋に入れなくても大丈夫です。
もちろん心配なら入れてもかまいません。
マスカラは液体物扱いになります。プラスチック袋に入れましょう^^
空港で没収されるかと思ったらされなかったもの
私は成田空港を利用するんですが、
機内で水分補給はかかせないため、最初水筒を持っていっていたんですね。
CAさんにもらうお水ってたいがいカップじゃないですか。飲みきるまでそのカップの置き場所に困るためです。
中身はもちろん空の水筒だったんですけど、それをバッグに入れてX線通したときに
「これ、ちょっと見せて」とかばん開けられました。汗
液体が入っているかどうか、X線で見れば分かることなのだと思っていたのでちょっとびっくりでした。
結局空っぽということがそれでわかって、持込は許可されましたが。
その後はボトルの水が必要だったら免税のお土産コーナーで買うようになりましたが、気をつけてくださいね。
機内持ち込みでコンタクトのワンデーはビニールに?
使っていないコンタクトの予備は、化粧品のサンプルと同じ考えで私は一応毎回ビニールに入れています。
入れるとしてもせいぜい2-3日分なので、薄いものですし。
私はマンスリーのコンタクトなので保存液が必要ですが、これは完全に液体なので薬局で大きなボトルの保存液を買ったときにオマケでついてくる60ml程度の小さなボトルを機内に持ち込みます。
もちろんこれもプラスチック袋に入れます。
機内持ち込みで液体をポーチに入れてはだめ?
国際線の機内持ち込みについて、成田空港のホームページでは次のように書かれています。
※100ml以下の容器であったとしても、透明のプラスチック製袋に入っていない場合は持ち込みができません。
持ち込みにご利用できる透明プラスチック製袋のサイズの目安は、縦20㎝以下×横20㎝以下になります。
マチ付きの物は容量が1リットルを超えてしまいますので、使用はできません。
透明プラスチック製袋はお客様ご自身でご用意ください。コンビニ・ホームセンター等でも販売しております。
※透明プラスチック製袋の持ち込みは、お客様お1人につき1つのみ。
https://www.narita-airport.jp/jp/security/liquid/
ぱっと見た目、明らかにA4サイズで、それに液体物がパンパンに入っていたら明らかに問題ですが
小さい透明のビニールのポーチだったら、何も言われないのではないかと・・・思うこともありますよね^^;
でもそれはやめておきましょう。
上のように、はっきりと誰でもわかるように、入れる袋の指定をしているわけです。
そして大部分の人がそれを守って検査場を通るわけですから、
そのなかであなただけがポーチだったら・・・・呼び止められる可能性大ですね。
目立ちます。
ポーチはやめておきましょう^^;
まちのついていない、おおよそA5サイズくらいの袋であればいいのです。
ちなみに私はいつもこのような感じの袋を持ち込んでいます。
機内持ち込みで液体を入れる容器のおすすめ
試供品サンプルがなくて普段使っている化粧品を小分けにしたいとき、トラベル用の容器に移し替える人も多いと思うのですが、機内でそんなにいらない、ちょこっとだけでいいものってありますよね。
化粧品のアイテムが多い場合、一個一個の大きさをいかに小さくするかが勝負です。
そこでおすすめがコンタクトレンズのケース。
100円ショップにも売っていますが、なかなかすぐれものです。
上の写真で袋のなかにケースがふたつあるのですが、
ひとつがコンタクト用、もうひとつはナイトクリームと保湿クリームが入っています。
1つのケースで2種類のクリームが入れられるし、蓋からもれないのでとても重宝しているんですよ。
まとめ
液体物の持ち込みについて、化粧品を中心にお伝えしました。
「機内に制汗スプレーなどは持ち込みできる?国内線と国際線はここが違う」
いつも使っているヘアスプレーや化粧水スプレー、汗止めスプレーなどのスプレー類の機内持ち込みや預け入れ荷物へ入れるときのルールをまとめました。
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