夜のお花見って、かなり体が冷えるのはご存知ですか?
昼間暖かくても、夏とは違って初春はまだまだ。
夜の気温を甘くみていると、お花見を楽しむどころか、体が冷えて歯がかみあわない・・・・・
とくに普段から冷え性の人は要注意なんです。
そんな夜のお花見は、とにかく防寒対策です。
もしまだ夜にお花見に参加したことがない人は、是非この記事を読んでみてください。
そして準備万端ででかけましょう!
お花見の寒さ対策で服装おすすめは?
お花見は夜、地べたに座ってじっとしていることになります。
普通はそんなことは好きでやりませんよね(笑)。
でも、レジャーシートを敷くとはいえ、芝生の上だったり、地面の上だったり、お花見ではとにかく地表の上に座ることになるわけです。
それがどういうことか、一度経験すると分かるんですが
冷え性には非常につらい冷えがすぐにやってきますw。
本当ですよ。
地面ってなんであんなに冷気があるのか不思議なくらいです。
足が冷たくなってジンジンしてきます。足の痺れだけじゃありません。お尻ももろ冷たくなって、どんどん体の芯の熱が奪われているような、そんな気になるのが
夜のお花見w。
ところがこの時期、昼間は結構暖かかったりします。
スプリングコートと薄いストッキングとパンプスだけで家を出ても昼間だったらぜんぜん平気だったりする日もあります。
だからつい・・・油断するんですがですが夜のお花見にはそれだけだけの服装では悲劇でしかありません。
ですので、しっかりと防寒対策はしていってください。
かといって家から着ていくのは熱いですし、見た目も自分だけ「冬」で電車のなかで浮いてしまいますから、おすすめは夕方にいま着ている服の上から重ね着できるような準備をしてでかけるんですね。
行きだけ若干荷物になってしまいますが・・・・・お花見の日は以下のようなものを持って行くようにするのがおすすめです。
○(あれば)丸めて持っていける軽いダウンのロングコート
ダウンでも軽くてくるくるっと丸めておけるようなロングコートを持っていれば、軽いし夜はダウンの保温でとても助かります。
○首元や肩を冷やさないためのストール
風がでてきたりすると、首元が寒くなりますよね。ストールが一枚あるとずいぶん違うものです。足が冷えれば膝掛けにもなりますし、ぜひお持ちください。
○ヒートテックのレギンスやタイツ
地面からの冷え対策に。ストッキング1枚では夜は寒くなりますので、その上からお花見の前にささっと重ね履きできるレギンスやタイツを持っていきましょう。
○厚手の靴下
レジャーシートでは靴を脱ぎますので、足先が冷えやすい人は特に、座っている間だけでも靴下を履きましょう。
○腹巻
腹巻を、お腹の周りではなく、ちょっとずらして、お尻のあたりまで下げて使うとかなり効果があります。お尻のあたりは地面の冷気の影響を直接受けて、氷のように冷たくなります。
腹巻をお持ちでしたら、ぜひかばんに忍ばせておきましょう。
私だったら当日は厚手のロングスカートで行きます。
仕事がおわってレギンスやタイツを重ね履きするのも、会社などのトイレで簡単にできますし、重ね履きして着膨れしていることがバレませんw。
ガウチョタイプのパンツとかも着膨れがバレない点ではおすすめですが、トイレで重ね履きするときにちょっと不便ですね。
お花見の日は、昼間の暖かい気温に惑わされないで、夜に備えて重ね着できるものを持参することが大切です。
お花見の寒さ対策おすすめ防寒グッズ
幹事さんが気が利く人だともしかしたらひざ掛けなど用意してくれる場合もあるかも知れませんが、私が過去に参加したお花見でひざ掛けが用意されていたのは一度もありませんw
冷え性の人は、一旦体が冷えてしまうと熱いお風呂に入るとかしない限り体が冷えたままです。
上でおすすめしたようにヒートテックのレギンスやダウンのコートを着ていても、冷えるときには冷える。
一度体が冷えてしまったら、お花見も楽しいものではなくなり、寒さに耐え震えてすごすことになります。
なので、上のような重ね着をした上で、さらに念を入れて「冷やさない」対策をしましょう。
おすすめ防寒グッズの筆頭は、もちろん使い捨てカイロです。
貼るタイプのものを3枚用意しましょう。
貼る場所については次章で詳しく説明します。
次におすすめが、100円ショップにも売っている防災サバイバルシート。
銀色の薄いシートですが、見たことありますよね?
これが1枚あると、お花見の間の地面の冷気がかなり防げるのです。
軽いですし騙されたと思ってぜひ一枚バッグに忍ばせて行きましょう。
なければ新聞紙でもいいです。ないよりずっとマシです。
要は、地面の冷気を遮断する目的です。小さめのひざ掛けでももちろん大丈夫です。
地面からの冷気を甘くみてはいけません。
お花見の寒さ対策で使い捨てカイロの効果ある貼り場所は?
普通の場合、お花見の最中唯一の暖をとれる手段がカイロになりますよね。
少ない枚数で効率よく体を温めてあげる必要があります。
そのためには、是非下記の場所にピンポイントで下着の上から貼るようにしましょう。
下腹部に1枚。
おへそのちょうど真下あたりの下腹には「丹田」というツボがあり、ここを温めると生理痛にも効果があると言われていますが、そこに1枚。
そしてちょうどその裏がわで、お尻の割れ目の上、尾てい骨の上のあたりに縦にもう1枚貼りましょう。
ここは骨格でいう「仙骨」という部分になりますが、仙骨には下半身の神経や血管が集中していて、ここにカイロを貼ることで足先まで温めてくれる作用があるんです。
残りの1枚を、肩甲骨の間に縦に貼ります。
腕を回さなくてはいけないのでちょっと貼りにくいですが、左右の肩甲骨の中心は太い血管が集中しています。ここを温めることで温めた血を体に送ることができるのです。
いずれも肌に直接触れないよう、下着の上から貼りましょう。
それから貼った部分が熱くて不快に感じられたらガマンせず剥がしてくださいね。
夜のお花見の防寒対策まとめ
ということで、昼間の温度に惑わされず、夜のお花見には重ね着できるものを用意しておくということ。
それからサバイバルシートで地面からの冷気を遮断し、カイロを効率的にピンポイントで貼って暖をとるということですね。
ぜひ冷え知らずでお花見を楽しんできてください。