東京観光の名所として、大変人気のある浜離宮ですが
実は桜の名所としてもよく知られており
花の見頃には多くの人が浜離宮の桜を楽しみに国内外から訪れています。
浜離宮の桜について、今日は見頃や本数などを交えてご紹介をしたいと思います。
浜離宮の見所も、ぜひここでチェックしていってくださいね。
目次
浜離宮恩賜庭園の桜の本数は?
広大な広さの庭園に植えられた桜の本数は100本です。
都内で桜の名所といえば他にもありますが、例えば上野恩賜公園の桜の本数は710本。
井の頭恩賜公園は460本など、浜離宮恩賜庭園の桜の本数は他と比較して少なめです。
桜を見に行く「だけ」なら他の名所もおすすめですが、
◎他の花々も楽しめる
◎観光客にとってアクセスが抜群である
◎都内には唯一ここにしかないユニークな池がある
といった、浜離宮にしかない楽しみ方があり、私は是非観光でもデートでも浜離宮はおすすめしたいんです。
浜離宮恩賜庭園の桜の見頃は?
浜離宮で見られる桜は、代表格の「ソメイヨシノ」のほかに、「サトザクラ」という品種に属する珍しい桜も植えられています。
ソメイヨシノとは時期がずれます。
行くときのタイミングで開花している桜が違うということですね。
サトザクラは
「ハ重咲き(一重もある)が多い」
「ソメイヨシノが4月上旬に花を開くのに対し、7~ 10日遅れて咲く」
「花の寿命が長い」
「黄色、緑色の花色がある」
といった特長があるのですが、
浜離宮で見られるサトザクラも、緑や黄色の花色のものがありますので、是非その時期行くようでしたら、このめずらしい桜を見てきてくださいね。
【浜離宮のサトザクラの代表】
◎ウコン(鬱金)は、色が淡黄色の珍しい品種で、数百品種あるとされる桜のなかで、唯一黄色の花を咲かせるのがこのウコンサクラです。
◎ギョイコウ(御衣黄)は、八重咲きで白色から淡緑色の花を咲かせます。
黄色・緑色の花を咲かせるサクラとしてウコンとともに古くから知られています。
◎カンザン(関山) は、サトザクラの八重咲き品種で、八重桜の代表格。
大きくて濃桃色の八重の花を咲かせますが花弁が多く、沢山の小花が集合して咲くので、枝が重みで垂れ下がっています。
◎フゲンゾウ(普賢象)
花は重弁であり、大輪の花が咲きます。最盛期を過ぎると徐々に花の中心部が赤く染まるが特徴。
見頃は、ソメイヨシノが4月初旬
サトザクラの類が4月中旬~下旬です。
浜離宮で楽しめる4月の花々
浜離宮は季節により色々な花を楽しめる庭園です。
4月の頃に咲くお花は、桜のほかにはどんなものがあるのでしょうか?
【4月初旬に見られるお花たち】
◎4月初旬だと、椿がまだ花をつけていることがあります。
◎鮮やかな黄色い花の「レンギョウ」
◎浜離宮の「菜の花」畑は有名です。
◎白い花が見事な「ユキヤナギ」
【4月中旬ごろに見られるお花たち】
◎園内にある牡丹が咲き始めます
浜離宮のぼたん園には60種約800株もの牡丹が植えられていて、かなり見ごたえがありますよ。
◎つつじ
つづじも咲き誇る姿は目を見張ります。
浜離宮恩賜庭園の桜の時期の混雑は?
桜の時期になると、東京の各桜の名所は人でいっぱいになるイメージがありますが
ここ浜離宮は満開の見ごろでも、人は少ないです。w
平日はもったいないほど静かで、ゆっくりと散策しながら桜や、手入れが完璧に施された日本庭園そのものを楽しめるおすすめスポットなんです。
浜離宮恩賜庭園の見どころは?
浜離宮恩賜庭園は徳川家ゆかりの大名庭園です。
歴代の将軍によって幾度かの造園や改修工事が行われ、第11代将軍「家斉」のときに、現在の浜離宮の姿が完成したそうです。
見所は、都内に1つしか現存していない「潮入の池」です。
その名の通り、この池は海水でできており
潮の満ち干きによって池の趣を楽しむように作られています。
池には水門が設置されており、東京湾の水位によって開閉することで池の水の出入りを調節しています。
池の周囲にはカニやフジツボ、フナムシなども見られますので、近くに行ったら探してみてくださいね。
浜離宮恩賜庭園の所要時間は
庭園内をぐるりとゆっくり一周するとおおよそ90分~2時間必要ですが、
見所だけを見て回る場合は、おおよそ1時間~1時間半予定しておけば十分にお庭を鑑賞できます。
開園時間、入園料とアクセス
開園時間は、午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
休園日は、12月29日~1月1日で、それ以外は一年中開園しています。
入園料は一般が300円
65歳以上 150円
小学生以下、または都内在住か在学の中学生は無料です(学生証を持っていきましょう)。
問合せ
TEL03-3541-0200
浜離宮恩賜庭園サービスセンター
【アクセス】
東京都中央区浜離宮庭園1-1
<水上バスで>
東京水辺ライン「浜離宮発着場」下船
例:
浅草(吾妻橋)乗船の場合
大人 ¥980 小人 ¥370 所要時間 約35分
<電車で>
「大手門口」へは都営地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)・ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分
「中の御門口」
都営地下鉄大江戸線「汐留」下車10番出口 徒歩5分
JR「浜松町」下車 徒歩15分
浜離宮恩賜庭園周辺の食事でおすすめは?
大江戸線「汐留」駅に直結の「カレッタ汐留」がおすすめです。
東京都港区東新橋1丁目8竏鈀2 カレッタ汐留
Tel:03-6218-2100
https://www.caretta.jp/
カレッタ汐留には、無料で上れる展望フロアがあり、地上46・47階から東京湾を一望しながら食事が楽しめます。
その他にも施設内には和、洋、アジアンなど、レストランが入っていますので、チョイスには困らないと思いますよ!
浜離宮恩賜庭園のまとめ
ということで、桜の時期にいかれる方むけにお伝えしましたが、おすすめはやはり水上バスでのアクセスです。
浅草寺からすぐの船乗り場からだと30分強の船旅。
ふだん東京に住んでいてもなかなか見ることのない川からの都心を是非堪能してきてくださいね!
☆有名な隅田川の桜へのアクセスも浜離宮からだったら水上バスで簡単に行けますよ!
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