一人暮らしをはじめるとき、最初に購入するのは家電や家具といった生活必需品ですが、
やはり新生活でも「いざという時」に備えるのは非常に大切です。
今日は、一人暮らしで用意しておきたい非常用持出し袋の中身についてお話します。
昨今地震がいつ起こるか分からない不安を以前に増して感じるようになりました。
備えあれば憂いなし、ですので、ぜひお引越しを機に非常用持出し袋も用意してはいかがでしょうか?
一人暮らしでも地震に備えよう!
一人暮らしで地震にあったらと考えるととても不安ですよね。
なので、いつ起きるか分からない地震に備えて、最低限の準備と心構えはしておきたいものです。
広域避難所の場所は知っていますか?
都心の場合、大きな公園だったり学校の校庭だったりと決められていますので、是非確認しておきましょう。
自分の部屋からの避難経路は確認してありますか?
家具も工夫して頭の上に物が落ちてこない配置にしたり
家具の転倒防止もしっかり対策をとっておきましょう。
そして今日お伝えするのは、新生活でつい後回しにされがちな、非常用持ち出し袋についてです。
一人暮らしだからこそ、自分で数日サバイバルできるだけのものは備えておきたいものです。
ということで今日は一人暮らしの人が最低でも持ち出し袋に入れておきたいグッズについてまとめましたので、是非参考にして、自分なりの持ち出し袋を早めに用意しておきましょう。
非常用の持ち出し袋に入れておきたい中身はこれ!
一人暮らしの人が用意しておきたい非常用持出し袋の中身は、避難所に行くことも考えて自分がそれを背負って移動できる範囲の大きさと重量でそろえましょう。
体力の違いは人それぞれありますが、女性の場合、おおよそ10キロまでなら背中に背負って移動ができると言われています。 (男性は15キロだそうです)。
下記は、いざという時に持ち出し袋に入れておきたいアイテムをリストにしました。
これをもとに、自分で必要なものを足したり、必要でないものは削除して、持ち出し袋の用意に役立ててください。
まずはじめに枕元に常時置いておきたい3つの重要アイテムから。
脱出用の靴
ホイッスル (緊急用)
懐中電灯
この3つは最低でもベッドの下など、いざというときに手が届くところにおいておきましょう。
そして、以下が持出し袋に入れたい基本アイテムです。
飲料水 (500ml)ペットボトルで2本ほど
3日分の乾パンやレトルトタイプの非常食 (持ち運びを考えるならカロリーメイトなど軽いもの)
手回し発電の多機能ライト (ラジオと懐中電灯、充電器がオールインワンのもの)
下着:吸汗速乾性素材のもの。着ている分とは別に2日分。
靴下:吸汗速乾性素材のもの。
ズボン:ジーンズではなく避難所で長時間いる際リラックスでき、そのままパジャマがわりになるようなものを。
ティッシュペーパー
防寒対策でジャケットなど (冬は特に重要です)
タオル
簡易寝袋・防寒アルミシート(レスキューシート)
簡易トイレ
めかくしポンチョ (簡易トイレ使用時や、着替えのときに役立ちます)
軍手
折りたたみレインコート
折りたたみ式ウォータータンク
常備薬 (頭痛薬など)
ウェットティッシュ
不織布のマスク(防塵、防ウイルス対策)
ガムテープ (いろいろな用途に使えます)
大型のゴミ袋何枚か (いろいろな用途に使えます)
旅行用サイズの基礎化粧品
生理用ナプキン
歯ブラシ、ヘアブラシなど
サバイバルナイフ(はさみやナイフがひとつになったもの 例:スイスアーミーナイフなど)
ライター
刺抜き
現金5000円ほど (細かい小銭も用意)
家族などの連絡先(電話番号など)
(携帯電話が使えないとき、公衆電話で連絡がとれるように)
自分の血液型、持病の有無など (意識がないときに他の人が対応できるように)
これに加えて、いつも持ち歩くバッグの中身は手元においておきたいですね。
手回し充電器つきの多機能ライト・ラジオは別として、ほとんどのものは100円ショップでそろえることが可能です。
全部をいちいちそろえてられない!という人には、いまいろいろな防災持出しバッグがセットになって販売されているので利用してももちろんOK。
持ち出し袋の置き場所は?
ベランダや車の中などは、気温が高くなることから、保存食とはいえ食料品の劣化も早い上、非常時にとりにいけないかも知れませんので、ベッドの下などに置き、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
まとめ
一人暮らしでも用意しておきたい非常用持ち出しバッグの中身をリストにしました。
このほかにも、コンタクトレンズの予備やメガネの予備が必要な人もいますし、自分の日常を考えて、「これはどうしても必要」と思うものを入れ、これはいらないと思うものは差し引いて自分でちょうどよいと考える中身を選んでくださいね。
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