梅雨の時期は、洗濯物が家の中でかわかないまま何日も、ということも多いです。

玄関を開けて、洗濯物の湿った臭いが充満しているとイヤになりませんか^^;

普通に洗える衣類だったら良い香りの部屋干し用洗剤とか使えば何とか大丈夫だけど

おしゃれ着の方!・・・たまに臭いしてませんか?

これって何か対策ないのかな。ということで、今日はおしゃれ着を部屋干しするときの方法をまとめました。

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梅雨の洗濯物はなぜ臭くなるの?その理由は?

洗濯ハンガー

臭くなる理由は、ずばり、濡れたままの時間が長いから^^;

なので梅雨じゃなくても季節を問わず室内干しで湿ったまま放置しておくと臭いがしてきますよね。

湿った洗濯ものから臭いがするのは、衣服についた皮脂とか汗とかが洗濯で十分に落ち切れていないというのが根本の原因です。

そして臭いの大元は常在菌のひとつで「モラクセラ菌」という微生物。湿った環境が大好きで衣服に残った皮脂の汚れなどのたんぱく質を分解して悪臭を発生するんだそうで・・・

ということは?

洗ったと思って干している洗濯ものが洗い切れていなかったということ!?

【おしゃれ着洗い用の洗剤は中性】

洗濯機で洗える衣類も、繊維の奥深くまで汚れが染み付いているときには、洗濯で汚れが落ちきれないで臭いがしてきます。

その場合、洗剤を「部屋干し用」にすることでだいぶ臭いは防げるようになります。

部屋干し用の洗剤には通常の洗濯成分のほかに除菌成分も含まれているので、それだけ菌の繁殖を抑えることができるんです。

一方大切な衣類の場合、おしゃれ着洗い用の洗剤を使っていますよね?

そういうデリケートな衣類用の洗剤は「中性」でできています。

一方洗浄力を重視した洗剤は「弱アルカリ性」のものが多く、それだけ洗浄力があります。

アルカリ性はたんぱく質の汚れを分解する力が強く、例えば塩素系の漂白剤が手につくとぬるぬるしませんか?

あれって、手の表面のたんぱく質がとれてしまうからなんだそうですよ。

中性洗剤は洗浄力では弱アルカリ性の洗剤に比べると弱い反面、衣類を傷めにくいんですね。

臭ってきてしまうおしゃれ着は、おそらく衣類についた汚れが落ち切れていない可能性があります。

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おしゃれ着を部屋干しするときに気をつけることは?

おしゃれ着も、着る回数が多ければそれだけ汚れがつくので、できれば汚れた状態で長く置いておくということは避けたほうがいいですが、洗いすぎて痛むのもイヤだしジレンマを感じるものです。

ただ梅雨時に着るものって、セーターなど冬物衣料と違って割と肌に直接触れることが多いわけです。

なので、着たら2-3回に一度の頻度で洗うことを私はおすすめします。

で。

そもそも部屋干しは、なるべく早く乾かすために工夫をしないと、いつまでたっても干したときの状態なことありませんか?

でしたら今一度干し方を見直してみたほうがいいかも知れません。

そもそも梅雨時は窓を開けても湿気があるし、ただ干しているだけではとうてい乾きません。

別記事で、タオルを早く乾かす方法をお伝えしているのですが、

同じようにして、なるべく早く乾かすために、対策をとったほうがいいですね。

洗濯物を早く乾かすための工夫

1.干すときに衣類同士がつかないように、間隔をあける
2.カーテンレールはNG。窓につかないように干す
3.扇風機をあてる
4.エアコンの除湿か冷房、または除湿機で部屋の湿度を下げる

おしゃれ着の洗い方で梅雨時に気をつけることは?

部屋干しして一度臭くなってしまったら、次回洗ってもおそらく同じ臭いがまたしてきます。

なので一度、酸素系漂白剤でつけおきをしてみましょう。

ちょっと怖いかも知れませんが、水洗いのできるマークがついている衣類だったら使えます。

水洗いOKの衣類
水洗いOK

水洗いはNGの衣類
水洗いできないもの

(楽天市場)

つけおく時間を守れば、色や生地に影響はありませんし、万が一ボタンなど飾りがついているときに心配であれば、目立たないところや予備のボタンで試してみてください。

洗濯するたびにつけ置く必要はないのですが、汗をかいてしまったり、臭いが気になるときには試してみてください。

酸素系漂白剤は、上記の写真のように「液体」のものと「粉末」のものがあります。

おしゃれ着洗いは、液体タイプのものを選んでください。液体のものは弱酸性の漂白剤です。

粉末タイプのもの。(楽天市場)

粉末のタイプは弱アルカリ性です。強力で、デリケートな衣類(絹やウール)にはつかえませんので注意してくださいネ。

液体の酸素系漂白剤は、中性洗剤と一緒に手洗いするときに一緒に入れて洗うこともできますので、使用容量を守って、使ってみてくださいね。

ワイドハイターの正しい使い方

エマールと液体のワイドハイターを使う場合を例にご紹介しますね。

1.洗濯液を作りましょう

30度以下のお水を使うと縮みにくくなりますよ。

4リットルのお水(1リットルのペットボトルで量ると便利です)に対してエマール10ml(小さじ2杯)

液体ワイドハイターはつけ置きの場合1リットルに対して10mlですので、4リットルの水に対して40ml入れます。
(心配な場合ははじめは20mlほどにして試してからがおすすめです)

2.衣類を畳んで、やさしく手押しで20-30回洗濯液の中に沈めてあげます

3.たたんだまま、洗濯機で15秒ほど脱水

4.きれいな水で10-15回沈めてあげることを2回繰り返します。

5.洗濯機で軽く脱水して、形を整えて干します

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まとめ

以上まとめますと、

○汚れたらすぐに洗濯をする

○デリケートな服でも手洗いができるものは、液体酸素系漂白剤を併用する(心配な場合は目立たないところでテストをしてから)

○衣類がなるべく早く乾く方法で部屋干しをする

ですね。

家事のコツ

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