みんなが大好きな鶏のから揚げ。
クリスマスやひな祭り、春のお花見でも大活躍ですよね。
子供たちも大人気なからあげですが、
火をしっかり通しつつ「外はかりっと、中はジューシー」に仕上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
おいしーーーいカラ揚げを作るコツをまとめましたので、どうぞ次のお子様のパーティーなど、ぜひ試してみてください!
目次
鳥から揚げを美味しく揚げる3つのコツ
鶏肉のから揚げを美味しく作るには、3つのコツがあります。
○ 下味
○ 衣
○ 揚げ方
特に揚げ方は二度揚げといい、1度揚げたものを一旦油から出し、余熱で火をいれ、最後にまた油で揚げるという方法でカラっとした揚がり感が出来上がりますのでぜひ試してみてください。
ではそれぞれについて詳しく見ていくことにしますね。
鳥から揚げおすすめの下味
下味は家庭によっていろいろな配合がありますが、
その中にちょこっとベーキングソーダを入れてみてください。
とかくムネ肉は普通に調理するとぱさぱさしやすいですが、この組み合わせで漬け込んでおくと、ジュっとやわらかく仕上がります。
漬け込む時間は30分ほどで大丈夫です。
にんにくすりおろし 小さじ1
ベーキングソーダ (重曹) 小さじ半分 (これが肉をやわらかくします!)
しょう油 大1
酒 大2
牛乳 大2
つけダレの量が多かったときには、軽く汁気をペーパータオルで取ってから、衣をつけてください。
鶏肉をジューシーにするコツは
☆下味に重曹を少し入れる☆
鶏の唐揚げの衣は小麦粉?それとも片栗粉?
小麦粉も片栗粉も、どちらでもokです。
どちらを使うか、それとも二つを配合して使うかは、仕上がりの違いですからお好みで。
それぞれの特徴は下記のようになります。
鳥のからあげに小麦粉を使った場合
小麦粉を使って揚げると、どちらかというと「パリっとした」感じに出来上がりますが、口当たりが若干硬いというか重めになります。
ただお弁当に入れるなど冷めてから食べる場合には、小麦粉のほうがおすすめです。
鳥のからあげに片栗粉を使った場合
仕上がりに存在感があるのが片栗粉です。衣自体の味を楽しみたい場合はこちら。
ただ冷えるとべっとりし易いのが弱点。
揚げたてを食べるときには私は片栗粉のほうが好きです。
中華風のアレンジで、最後アンを絡めてとろみをつけたい場合には、小麦粉よりも粘着性のある片栗粉を使うとアンがよく絡みます。
この違いは、片栗粉はジャガイモからでん粉のみで作られていますが、小麦粉はでん粉の他にグルテンが含まれている、そういったことが要因になるようです。
両者の良いところを組み合わせる意味で、小麦粉と片栗粉の比重を半々というのが、いいかも知れません。
衣については、好みということですね。
で、パリっと感を出すためのコツは、なんといっても揚げ方が重要なんです。
では、さっそく油で揚げる工程を見ていきましょう!
鳥のから揚げの美味しい揚げ方コツ!
なんといっても、二度揚げをしましょう。
ポテトチップスなども手作りするときは、二度揚げしないとパリっとしないのですが、
鶏のから揚げも、二度揚げさえマスターすれば、いつでも外はかりっと、中はジューシーな美味しいから揚げができますよ!
鶏のから揚げの二度揚げの方法は
4分休んでいる間に余熱で十分火が通ります。
揚げ物の中温と高温って何度?
揚げ物のレシピでよく中温と高温が出てきますが、温度で表示するとこうなります。
中温(160~170度)
菜ばしの先がから細かい泡が出る。
高温(180~190度)
菜ばしの全体から勢い良く泡が出る。
から揚げの2度揚げは、最初の1分は170度くらいで揚げ、4分休ませたあと
180-190度に温度をあげてから最後のかりっと感を出すということですね。
温度の見極め方の映像
まとめ
あげる時に使う油は、我が家はずっとキャノーラ油ですが、サラダ油でもいいし、特に油で揚げあがりの違いはないようです。
ゴマ油やオリーブ油で作ると独特の風味になってしまいます。それはそれで美味しいのですが、「普通のから揚げ」を作りたい場合は、サラダ油、キャノーラ油などを使うようにしましょう。
カラっと揚げるための一番重要なコツは、揚げるときの温度。
そして二度揚げですね。
ぜひ、試してみてくださいね!
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