池上本門寺は、大田区の池上にあります。
電車で行くなら、JR五反田駅もしくはJR蒲田駅から乗り換えで東急池上線を利用すると便利です。
東急池上線沿線は、都内なのになんとなく懐かしい・・・昔ながらの雰囲気の商店街がある駅が多いのですが、
そのなかでも池上駅は池上本門寺への最寄り駅ということもあり、参道や周辺のお店は年間を通して活気があるんですね。
今回せっかく池上本門寺にお参りに行くのであれば、ぜひ池上の名物をお土産にしてはどうでしょうか。
ということで東急線沿線に詳しい筆者が池上のお土産をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
池上本門寺のお土産は?
池上本門寺のお土産といえば、境内のお土産屋さん「花峰」の「お山のお菓子」です。
「お山のお菓子」 は、上品な小豆餡を独特の製法(特許製法だそうです)で焼いた皮ではさんだ上品なお菓子です。
池上本門寺が来客用のおもてなし菓子として採用している由緒あるお菓子で、ちょっと改まったお土産にぴったり。
お店の場所は、参道の大きな階段を昇りきって、仁王門をくぐり、正面の王堂の左手の奥です。
小さなお店ですが見落とすことはないでしょう。
花峰ホームページ
花峰では「たくあん」も名物のようですよ。家庭用によいかも知れません。
大田区池上の名物は?
大田区池上といえば、くず餅をなくして名物は語れません。
東京では船橋屋や舟和のくず餅がお土産として有名なのですが、
川崎大師のくず餅
池上本門寺のくず餅
といった具合に、昔の江戸周辺ではなぜか参拝土産としてくず餅が多いのです。
久寿餅は江戸発祥の小麦粉由来のお菓子です。
一方関西で葛餅というと、葛が原料のお菓子で、味も見た目もまったく違うので混同しないようにしましょうね。
関東の「久寿餅」は小麦粉のでんぷんを乳酸菌で発酵させたもので、
○ 久寿餅
○ くず餅
○ くずもち
などと表記されますが、
かつて東京都東部では良質な小麦の産地だったことから、庶民のお菓子としていつのころから作られるようになったということで、はっきりした由来についてはよく分からないそうなんです。
小麦粉でんぷんを1年以上発酵して作るので、独特の酸味と風味がはじめての人は気になるかも知れません。
ですが、きな粉と黒蜜をたっぷりかけて食べるくず餅は、喉ごしがよく、甘みも自分で調節できる上、食べる直前に冷やすと本当に食べやすいんですよ。
濃い目の緑茶といっしょに食べるのが江戸っ子風です。
池上には、4軒のくず餅の名店が軒を連ねます。
どのお店でも美味しいくず餅を買えます。
では4軒のくず餅屋さんのロケーションをご紹介します。
池上駅から近い順にご紹介しますね。
浅野屋本店
東京都大田区池上6-2-15
池上駅から出るとバスターミナルがありますが、バスターミナルの信号を渡って左側すぐのところにあります。
甘いもの好きな人ならイートインでも是非。おすすめは「寿セット」。
くず餅とあんみつがたっぷり食べられます。
浅野屋本舗
東京都大田区池上4-32-7
東急池上線池上駅より徒歩2分、池上本門寺通り商店街内
浅野屋本舗さんでは、くずもちのほかに、あんみつやところてんもお土産として買えますので、お土産をあげる人の好みで選んでもいいですね。
一人分だけがカップに入っている便利なお一人様用セットはここで買えます。
もちろん大きいサイズもそろっていますので、必要な人数分買えますよ!
お店は間口が狭いですが、奥に広いのでイートインもどうぞ。
お味はさっぱり目ですので、くず餅を食べなれていない人にはおすすめ。食べやすいちょうどいい固さです。
相模屋(さがみや)
東京都大田区池上4-25-7
池上駅改札を出て、本門寺通り商店街をまっすぐ進み、つきあたり左手
早めに行かないと売り切れてしまう可能性もありますので、池上本門寺にお参りに行く前に買ってしまいましょう。
池上池田屋
東京都大田区池上4-24-1
池上駅改札を出て、本門寺通り商店街をまっすぐ進み、つきあたり右手
上記の相模屋さんの真向かいです。こちらのほうがイートインコーナーが広めです。
池田屋のくず餅は、他のお店よりやわらかめで、ぷるぷるしています。
私自身はこちらのくず餅のファンです。
どれにしようか迷ってしまいますね。
いずれのくず餅屋さんも池上では有名です。
大田区池上のお土産は
さて、くず餅のほかには池上にお土産はないんでしょうか?
ということで、以下のふたつもぜひチェックしてみてください。
ごまのお店 いい友 本店
おすすめは、「金ゴマいわし」。
”昔ながらの製法で骨までまるごと食べられるようにじっくりと炊き上げ、香りの素晴らしい金ごまをたっぷりとまぶし付けた”
カルシウムとゴマの栄養をたっぷり摂れる一品です。
おじいちゃん、おばあちゃんへのお土産にもぴったりですね。
住所:東京都大田区池上4-18-1
上記の「相模屋」さんと「池田屋」さんのすぐ近くです。
寶屋 (たからや)
食べログはこちら
昔ながらのお煎餅屋さん。
甘い瓦せんべいと、しょっぱいおせんべいと、両方売っています。
ガラスケースにおせんべいがいっぱいで、どれにしようか迷ってしまうのですが
お煎餅の形が違えば、味も少しずつ違うんだそうですよ。
お土産としては、池上本門寺が焼きつけてある瓦せんべいがぴったりです。
住所:東京都大田区池上1丁目35-1
(池上本門寺の「総門」のまん前です)
まとめ
ということで、今回は池上本門寺への参拝のお土産をご紹介しました。
迷ったら、くず餅、ごま、おせんべい、全部買ってしまってもよいかも知れませんね。