自分の個人名刺を作ろうというとき、漠然と「名前」や「メールアドレス」だけぐらいしか入れる情報がないや・・・・と思う人も多いですよね。
でもそれだけだとせっかくのプライベート名刺なのにもったいないのです。
そこで今日は、名刺をツールとして活かすためにはどんな項目を入れるべきかをお伝えします^^
目次
プライベートの名刺を作るなら項目にこだわるべき!
それでは個人名刺にはいったいどんな内容を印刷すればよいのでしょうか。
【プライベートの名刺は目的によって使い分ける】
あなたが名刺を渡す目的をまず考えてみましょう。
名刺は相手に名前を覚えてもらうツールです。
「名」が「刺さる」という言葉通り、あなたのことを覚えてもらわなければ名刺は活かされません。
その相手に、なぜあなたは名前を覚えてもらわなくてはいけないのか、それによって名刺に掲載する情報はがらりとかわってくるのです。
会社の名刺の場合、名刺を渡す目的ははっきりしています。
円滑に連絡を取り合えるように、そして最終的には会社の利益になるように渡すものですから、当然名刺も会社の経費でまかないます。
ところが個人名刺の場合、目的はその名刺を作る人次第でかわります。
例えば、合コンや婚活パーティーに参加するのに名刺を用意しておきたい、という場合と
いずれは自分で開業して独立したい。だからセミナーなどに積極的に参加して人脈づくりをしておきたい場合とでは名刺の目的が自然とかわるものです。
それなのに名刺が無難に「名前」と「メールアドレス」だけしか印刷されていないものだとしたら、渡された相手もリアクションしにくいし、
そもそも手元にある名刺で「どんな人だったっけ?」と記憶に残らないのは残念な名刺としかいえませんよね。
ということで、プライベートの個人名刺は、渡す場面に応じて使い分けられるように、何パターンか持ち歩くのもおすすめなんです。
プライベート名刺 メールはフリーメールでもいい?
個人名刺のときのメールアドレスも、目的によってフリーメールでもよい場合もあります。
例えば見知らぬ人ばかりが集まるようなパーティーでは、メールアドレスがその後悪用されることも念頭に、いつでも切り捨てられるように普段使いのメールとは別に作っておくのがおすすめです。
一方ビジネスを念頭にした名刺だと、無料メールは「信頼」されにくいという欠点があるので、できればドメインでメールを用意したほうがいいでしょう。
ドメインでも、普段使っているものとは別にビジネス用に作っておくといいですね。
名刺に電話番号 プライベートのもいれるべき?
メールよりもさらに気を遣うのが電話番号です。
携帯電話を予備に持つのはもったいないですから、大勢の人と名刺交換をするような場面には、携帯電話番号ではなく、分かりやすいメールアドレスだけ載せたほうがよい場合もあります。
必要に応じて(信頼できそうな人にだけ)手書きで電話番号を伝えるというスタンスのほうが、逆に婚活パーティーなどでは特別感が相手に伝わりますし、逆に有効な場合もあります。
プライベート名刺に入れるべきおすすめの情報
個人名刺に入れたいおすすめの情報を目的別に見ていきましょう!
<趣味の仲間を増やしたい、友達を増やしたい>
1、趣味や好きなことを名刺に含めることで、共通点を見出してもらう
自分の出身地や特技、趣味など入れるとぐっと親近感が増します。
趣味の場合は、単に「読書」などと漠然と書くのではなく、どんなジャンルのどんな作家が好きなのかまで細かく書くといいですね。
ゴルフやテニスなどスポーツ系であれば、腕前やいつどこで練習しているのか書くと、「一緒に参加」しようかなと思ってもらえる可能性が高いですよね。
2、次にあったとき、顔と名前が一致する工夫
似顔絵や、写真を載せて、親しみを覚えてもらうのもひとつの手。
文字だけの名刺より、絵や写真があったほうがインパクトが強いです。
3、相手が連絡を取りやすい連絡方法を掲載する
名刺をもらってもあまりよく知らない相手に「連絡をする」というのは、なかなかハードルが高いものです。
ですから名前とメールアドレスだけの名刺でもその横に「必ずお返事します♪」など一言付け加えると、だんぜん相手も精神的に連絡しやすくなるものです。
4、特技
まじめに資格を書いてもいいですが、面白い特技があったらそれを載せるのも相手に印象づけるには有効ですね。
<ビジネス関連の場合>
人脈を広げたい、ビジネスに繋げたいという場合には、まず自分が「どんな能力があって、どんな仕事が請け負える」のか、相手にアピールするような名刺を作りましょう!
まだ開業していなくても、何のビジネスをこれからしていくつもりなのか、はっきり明確に伝わるような名刺にしてください。
逆に以前もらった名刺で自分の心に残るものがあったら、それがなぜ自分の印象に残ったのか分析して、そこから名刺作りのアイデアを膨らませるのもおすすめです。
1、似顔絵
名刺をもらったときに、人の顔が描いてある名刺は、なんとなく捨てにくいという心理が働きます。
名刺はとっておいてもらわないと意味がありませんので、似顔絵はとても有効なんです。
そもそも似顔絵が描いてあるだけで、なんとなく親しみを覚えますよね。
将来何がビジネスに繋がるか分かりませんから、是非あなたの「顔」を親しみやすく名刺に載せましょう。
2、連絡がとりやすい連絡方法
ビジネスにつなげたい目的でしたら、当然携帯電話番号とメールアドレス(フリーメールでないもの)を載せたほうが信頼してもらいやすいです。
そしてその横に必ず「お気軽に電話ください」とか「すぐ連絡つきます」など添えると、渡されたほうも気軽に連絡してみようかな、と安心するものです。
3、肩書き、資格
まだ肩書きをもっていなくても、何か自分をひとことで言い表すようなものを書いておくと信頼されやすいです。
私は以前自宅でできる入力の仕事を請け負っていたことがありますが、その時は「データ入力のプロ」という肩書きの名刺を持っていましたw。
自分で名刺を印刷する場合は少ない枚数でいくつでもバージョンが作れますから、ひとつの肩書きにこだわらなくても大丈夫ですよ。
4、活動拠点
例えば静岡県で輸送業者を営んでいる人が、東京都内で開業している自動車修理工場の名刺をもらっても仕方がないように、どこでそのビジネスを展開しているのか分かりやすいしておくのも、業種によっては大切です。
オンラインで主にビジネスをやっていく場合は、ソーシャルメディアのアカウントや、ウェッブサイトは是非作って載せておきましょう。
プライベート名刺にのせる内容のまとめ
名刺の目的は
☆相手に名前を覚えてもらうこと
☆連絡をとってもらうこと
それによって、友達を増やしたり、ビジネスにつなげていくわけです。
どんな人とネットワークを広げていきたいのかによって、盛り込む内容を変えるということが大切です。
「名前」と「メールアドレス」だけでは個人名刺の特性が活かしきれません。
是非ツールとして「使える」名刺を工夫してみてくださいね!
デザインはプロの印刷屋さんのテンプレートをいろいろ見ると参考になりますよ!
>>ラクスル