マヌカハニーとはちみつの違いは?開封後の賞味期限と食べ方で風邪には?

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マヌカハニーとはいったいどんなハチミツなのでしょう。

ニュージーランドのお土産として有名なマヌカハニーですが、いったい普通のはちみつと何が違うのでしょうか?

今日はマヌカハニーの特徴や賞味期限、風邪のときの食べ方についてお伝えします!

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マヌカハニーとはちみつの違いとは?

マヌカハニーは、「マヌカ」というニュージーランド原産の樹木に咲く花から採れたはちみつです。

マヌカの樹は小さなかわいい花を夏に咲かせます。

枝が細く密集して育つため、ニュージーランドでは庭木として目隠しや垣根などに使われている樹ですので珍しいものではありません。

ただマヌカハニーの生産を行っている養蜂場では、ミツバチがクローバーなど他の種類の花から蜜をとってこないように、見渡す限りの広大な敷地にマヌカの木だけを生息させ、厳重な管理をしています。

花の季節は、ピンクがかった白い花の大海原になり圧巻ですが、なかなか観光客が行かない過疎地にありますので、見る機会はほとんどないでしょう。

マヌカの樹自体はとくに育てるのが難しいわけではありません。ですが天候などによっては花のつきが悪くなる年もあり、生産者にとっては夏の花のつくころが一番神経を使う時期だといいます。

実はマヌカハニーには普通のはちみつにはない成分が含まれています。

その秘密はマヌカの樹そのものにあります。

マヌカハニーの殺菌成分とは

マヌカの樹は、昔からニュージーランドの先住民族、マオリ族の間で、樹液や葉が薬として用いられていました。

マヌカ MANUKAという名前は「癒しの木」などを意味しますが、その名の通り、マヌカの樹には殺菌成分があり、その花から取れたハチミツにも、すぐれた有効な殺菌成分が含まれていることが分かっています。

もともと天然はちみつには、種類によって程度の違いはありますが過酸化水素という殺菌成分が含まれています。

私たちは過酸化水素といわれてもピンと来ないかも知れませんよね。

でも「オキシドール」は聞いたことがありませんか?傷の消毒などに使われるものです。過酸化水素とはつまりオキシドールのことです。

ところがマヌカからとれたハチミツには、過酸化水素と、もう一つの殺菌成分、食品メチルグリオキサールというものも含有されているのです。

それがマヌカハニーと普通のはちみつの大きな違いなんです。

マヌカの最大の特徴
過酸化水素  +  食品メチルグリオキサール の両方が含まれていること

では、その食品メチルグリオキサールという、舌をかみそうな名前の成分は、どんなことをしてくれるのでしょうか?

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マヌカハニーに含まれる食品メチルグリオキサールとは

はちみつの過酸化水素(オキシドール)は、もともとはちみつにある酵素が変化することによって発生します。

はちみつがオキシドールをそのまま含んでいるわけではないんですね。

はちみつの過酸化水素は、酸素が必要であるとか、熱にさらさないなどのいろいろな条件をクリアしてはじめて効果を発揮するもので、その殺菌作用は安定していません。

それに対して、マヌカハニーには「食品メチルグリオキサール」の殺菌作用そのままが有効な形で含まれています。

250度の熱でも壊れない殺菌成分なので、マヌカハニーを肌に直接塗ったり、食べたりしても、殺菌効果が持続することが分かっています。

日本ではピロリ菌を減少させる効果が期待される食品として名が知られるようになりました。

ペットの口内炎対策にも使われるケースがありますね。

マヌカハニーの利用方法はこれからもどんどん範囲が広がるような気がします。

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マヌカハニーの開封後の賞味期限は?

例えばずっと前にお土産でもらったマヌカハニーが冷蔵庫に入っていた場合、それを食べてもいいのか迷いますが、実際マヌカハニーの賞味期限って何ヶ月、何年ぐらいあるのでしょうか?

実は殺菌成分のあるマヌカハニーに賞味期限はない、らしいのです。

ただ食品には賞味期限を消費者に分かりやすく示さないと販売できない、ということと、

やはり消費者としては賞味期限というのは気になるもの。

日本でマヌカハニーを販売している業者では、だいたい3年~5年くらいを賞味期限として設けているところが多いようですが、

極端な悪条件(直射日光にさらされていたなど)でなければ、それを過ぎていても食べられますので、大丈夫だそうなんです。

とあるマヌカハニーのメーカーのサイトでは、実際に15年もののはちみつを食べて何でもなかったという記述を見つけました。

さすがにそこまで長期間保存する人もいないと思いますが、3-4年前のものだったら食べられるもの、と思っておけば大丈夫でしょう。

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マヌカハニーの食べ方で風邪のときは?

マヌカハニーを最初舐めてみると、独特の味がありますよね?

たぶん「強い」と感じる方も多いと思うのですが、要は慣れの問題ではないでしょうか。

あまいはちみつを想像して食べるから、うわ!となるのであって、慣れるとそれはそれで美味しく感じるようになるというか。

ただ、これをパンにつけたり、、、ということはあまりオススメしません。

常温でおいてあっても、パンにつけて食べるほどやわらかくなく、塗るのが大変です。

食べ方によりますが美味しさの観点から見れば、普通のはちみつのほうが美味しいと思います。

砂糖の代わりに料理に使うのももちろんOKですが、普通のハチミツに比べて値段も高いですので、その殺菌効果をあますところなく取り入れたいですよね。

風邪のときの飲み方ですが、引き始めに紅茶に溶かして、ちょっと冷めたところをゆっくり喉に染み渡らせるように飲むのがおすすめです。

実際に筆者は、のどがイガイガしている時にマヌカハニー紅茶でずいぶん救われているんです。

喉を潤すように、ゆっくり喉を通過させるところがポイントです。

喉のいがいがが、本格的な風邪になりそう!というピンチのときは、スプーン一杯のマヌカハニーをなるべくゆっくりと舐めます。

個人的な感想ですが、マヌカハニーのおかげか、私は風邪をひくことがとても少なくなりました。

風邪予防のために、紅茶+マヌカハニーは私には欠かせないアイテムのひとつとなっているんです。


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まとめ

簡単ですが、マヌカハニーについてまとめました。

マヌカハニーは貴重なはちみつです。普段使いというより、殺菌効果を利用するために舐める、飲み物にいれるというのがおすすめです。

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