夏バテで食欲がないし胃もたれだ そんなときの食事は?香辛料はやはりだめ?

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食欲がなくて、食べものをみてもまったく食べたいと思わない・・・

そんなときでも体力をつけるためには何か食べないといけないと思いますよね。

でも食べようとさえ思わない時に、いったい何を食べたらいいんでしょう?

今回は、そんな悩みをもつ人のために、夏バテで胃もたれを感じているとき食べるとよいものをまとめました。

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夏バテで食欲がないときの注意点

夏バテは、暑いところから冷房の効いた室内など、極端に温度が違う場所に出入りしたり、汗を大量にかいたり、体に過酷な条件が続いて、自律神経がうまく働かなくなることが原因のひとつで起こります。

そんなときの胃は、とても弱っています。うまく消化ができないので、食べられない、胃が重いなどの症状が現れるんですね。

そんなときに喉が渇くからと、冷たい飲み物ばかり飲んでいたり、

食べやすいからといって冷たい素麺やスイカ、ゼリーばかり食べていては、体にもっと負担がかかります。

冷たいものでもいいから「食べれば何かしら栄養になるよね」

とだましだましで適当に食べるだけでは、夏バテがどんどん悪化してしまうかも、なんです。

冷たいものは、ただでさえ弱った胃腸により負担になります。

暑くて食欲がないときこそ、体に必要な栄養をきちんととる。

コンビニで買ってきてもいいんです。

で、もしコンビニやスーパーで出来合いを買うときは、できれば下で紹介するような食材を使ったおかずを選びましょう。

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夏バテで胃もたれのときの食事おすすめは?

胃もたれを起こしているときには、とにかく消化の悪いものは避けて、これ以上胃腸に負担をかけないほうがいいですよね。

胃腸に負担がかかる=消化の悪い食べ物の一例

消化に時間がかかるものは胃腸に負担がかかっています。

普段は色々なものをバランスよく食べたほうがよいのですが、胃が弱っているときには下記のような食品は避けましょう。

<1.脂っこいもの>

揚げ物
から揚げ
天ぷら
カレー
ラーメン
など。

<食物繊維の多い食品>

体には必要な食物繊維も、胃が弱っているときには負担になります。

ごぼう
さつまいも
など

惣菜売り場で、きんぴら牛蒡やサツマイモの甘煮をみても、今回はパスしておいたほうがよさそうです。

<フルーツや野菜の一部>

柑橘系のもの(オレンジやレモンなど)
パイナップル

つまり、口に入れて「酸味が強い」とか「ビリビリ刺激になる」ような果物は避けるということですね。

柑橘系のフルーツは、疲労回復になるなど体にはよいものですが、胃もたれのときは、胃に負担がかかります。

<食べもの以外では?>

だるいから「目を覚まそう」と、エナジードリンクやコーヒーを買って飲んでませんか?

夏バテがだるい原因は、カフェインでは解決できません。

必要なビタミンや栄養が体内で不足しているから「ダルく」なるのです。

カフェインはやはり胃に負担をかけるので、胃もたれの症状があるときには避けたほうがよいです。

<香辛料の強いもの>

辛いものや極端に酸っぱいものは胃を荒らしますので避けたほうがよいです。

辛いものは、食欲増進を助けるといいますが、胃もたれしているときには治るまで避けましょう。

胃に負担がかかりにくい食べ物=消化がよい食べ物の一例

では、夏バテ解消に向けて、胃もたれのときに食べたらよい食品を紹介します。

煮込んだうどん
おかゆ
雑炊
にゅうめん

上記のような炭水化物は、胃に負担をかけないために、消化しやすいように「煮る」のがよいのです。
おかゆや雑炊も「煮込んだご飯」ですよね。
にゅうめんは「そうめん」を温かいお汁で食べるもの。

冷たくした麺ではなく、煮ると胃への負担が減ります。

お弁当コーナーには今の時期、冷たい麺類が多くおいてありますよね。

そのほうが食べやすいのですが、胃もたれにはあまりよくないということになります。

湯豆腐
ささみ
白身魚
茶碗蒸し
卵豆腐

良質の(つまり消化のよい)たんぱく質もなるべくとりましょう。
いずれの食材も「温めて」食べるのが胃にはよいです。

おくら
小松菜
ほうれんそう
山芋
キャベツやレタス

ビタミンも栄養を体内に取り入れるのに積極的にとっていきましょう。
ことにおくらや山芋の「ねばねば」はムチンという成分で、胃を保護するという嬉しい効果も期待できるんですよ。

夏のコンビニのお弁当に「煮込みうどん」はないかも知れませんが、茹でてあるうどんのパックを買ってきて、ネギを刻んでいっしょに煮込みうどんにする。

お豆腐をチンして温めて、薬味と一緒に食べる。

など、ひと手間でよいので、胃のために食材を温めて食べるということですね。

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夏バテに香辛料はよいとされるけど、胃もたれのときは?

夏バテに夏野菜たっぷりのカレーを食べるといいなんていわれてることもありますが、

カレーは、胃もたれを悪化させる食品です。

その原因は、実はカレー粉の刺激というよりも、カレールーの原料にたくさんの動物性油脂を使っているためです。

つまり、カレールーは「脂っこい」食品なんです。

消化が悪いので胃もたれのときは避けたほうがよいでしょう。

ただカレー粉のほうは一概に「悪い」とも言えないんですね。

香辛料は刺激があるので胃もたれを悪化させる原因にもなりえますが、

逆に「香り付け」程度に使うことで、食欲を少しでも増進してくれる効果が期待できるんです。

香り付けで言えば、カレー以外にも山椒はおすすめです。

山椒もからしとは違った辛味がありますよね。

あれは「サンショオール」と呼ばれる成分で、胃酸の分泌を促進して、消化を助けるものなんだそうです。

このように、香辛料がおうちにあれば、「少量」使ってみることで「食べる気を起こす」というのも一手です。

とにかく「食べられない」「食べたくない」というループから抜け出すために、まずは少しずつ、上記のような「温めた」食べ物を体に入れてあげてみてください。

まとめ

食べたくないとき、胃がもたれているときには、冷たいものではなく温かいものを。

水分補給も、甘いものばかりではなく、カフェインを含まない麦茶などのお茶にするなど、夏ばての悪循環から少しでも早く抜け出すようにしたいですね。

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