お菓子は体に悪いと分かっているのに、今日もなぜかスナックの大量買い。
買ったチョコやポテチはご飯を減らしてでも食べまくり、胸がむかむかして気持ちが悪くなっても中身が全部空になるまで食べてしまう。
このように、「食べたら後悔する」と自分で分かっていてもスナック菓子がやめられないのは、いったいなぜなのでしょうか?
目次
お菓子の過食をやめたいのにやめられないのはあなただけじゃないですヨ!
こんにちは。このブログの管理人のめぐです。
私もお菓子ばかり食べていた人です^^;
でもお菓子は体には悪いし、何しろお菓子の分だけしっかりカロリー摂ってるから痩せられないんですよね・・・ORZ
あなたと同じように、私もお菓子をやめて、痩せてきれいになりたい!
と、いつもいつも思っていました。
そこで今回は数回にわたり、私がお菓子を食べはじめたきっかけや、数々の失敗したダイエット法、
それから最終的にお菓子を我慢しなくても適量で食べるのをストップできるようになった方法と
唯一、成功して健康的に痩せた方法を順にお話したいと思います。
お菓子は身近にあって家にあるとついつい手が伸びてしまうものですが、あなたが最初お菓子にはまったきっかけはなんだったか覚えていますか?
私がお菓子にはまったのは高校2年生で夏休みのバイトして自分で稼いだお金が手に入ったときでした。
貯金しようとか全く頭になくて、使い道を考えたときにお菓子を買ってみよう!と思ったんだと思います。
(この辺よく覚えていないんですが・・・)
結構厳しい家で、菓子禁でしかも外での買い食い禁止だったんです。だからその反動かも知れません^^;
自分のお金で買ってきたチョコレートとスナック菓子を自室でこっそり食べたときの感動といったら、今でもはっきり覚えています。
「あーーー、なんて幸せなんだろう」
振り返ればその当時は、成績へのプレッシャーや人間関係でストレスの毎日。
学校に行くのは本当にいやだったですね~
でもお菓子を食べた瞬間、心がすっと軽くなり、人生ではじめて「幸せ」というはっきりした感覚を味わったように感じたんですね。
それから、「あの幸福感」が忘れられず、私は毎日お菓子を買っては部屋でこっそり食べるという行為を繰り返すようになりました。
お小遣いとバイト代はお菓子代に消えていきました。
それと共に、徐々にお腹に肉がつき、腿が太くなり、肉割れができてしまうほど体重が急激に増え始めるようになりました。
それまでダイエットとは無縁のヤセ型だったのが、「何となくぽっちゃり」体型に変身。
肉割れ起こすと絶対消えないです。
当時はどんどん醜くなる体型を横目に、お菓子を食べているときの幸福感だけを求めてたので、そんなの気にしなかったんですね~。
周りが彼氏とか作ってるのに、自分はどこにも寄らず家で暗くお菓子をむさぼる日々・・・くらーい高校時代。
だから当時の記憶はあんまりないのです。
お菓子はカロリーがけっこうあります。だから日常的に過食している人は体型に自信がないという人も多いんですよ。
経験からいうと、
お菓子の過食は、自分ではコントロールできません。
脳が「食べろ」と体を乗っ取ってしまうかのような^^;
あなたもそうではありませんか?
だからお腹がいっぱいで、ゲロ吐きそうでも
口にお菓子をどんどん運ぶ。
これって普通の食欲の人には分かってもらえない行為ですよね(汗)
孤独~
だから家族にも秘密とか?
まるで脳が、お菓子を食べてストレスが消えていった、あのはじめての幸福感をはっきり覚えていて、それをもっと、もっとと欲しがっているかのようです。
ところがある日突然「このままではいけない」と気づきました。
自分に嫌気がさしますよね、ほとほと。
でも、あなたがここでこのページをみつけてくれたように、お菓子を毎日食べ続けるなんて異常だと、ようやく理性のほうが「本能」に勝る瞬間が来ます。
生活を改めて、お菓子を食べないようにして健康的になろうと思いますよね。
ところが「お菓子を止めよう」とか「痩せよう」とか考えると、逆に買いたい衝動、食べたい衝動がますます強くなりませんか?
「今日こそは家まで寄り道しないぞ!」と電車の中で思っていても、駅につくころにはコンビニに寄ってお菓子を買うことばかり考えてしまいます。
お菓子を食べる自分が嫌。
止められない自分を呪い、弱い自分がいやで仕方がない・・・
とどのつまりが、ぷよぷよのブスな自分が嫌。
落ち込みマックスですよね。
と、ここまでが私のお菓子人生の前章みたいなものですが
あなたも、もしかしたら似たように悩んでいませんか?
泣きそうになりながら、落ち込んでいたりしませんか?
お菓子の過食で気持ち悪いのに食べるのを止められないわけは?
いろいろ調べたんです。
この異常な精神状態は、なんなんだろうって。
お菓子を食べるのは自分だから過食は自分のせいだって思うでしょ?
でも、コントロールできないんだから、脳のどこかで思考に障害が起きているんじゃないかって思います。
食べている自分を嫌いって思うと、とたんに脳が「ストレスだ~」と感じて、「菓子よこせ~」と指令を出してくるから悪循環です。
お菓子を食べ始めるとやめられない理由の一つは、それを脳が「美味しい」と感じているからです。
お菓子メーカーは、美味しいと消費者に感じてもらわなくては買ってもらえませんから、膨大なリサーチをして商品を開発します。
お菓子には色々な種類の調味料、添加物、塩、砂糖、油脂など精製されたものが使われています。
こんもり山盛りにされた塩をそのまま食べろといわれたらムリですが、ポテトチップスやその他のスナック菓子に振りかけられた塩は逆に美味しいと感じてどんどん食べてしまいます。
そんな無茶なことを可能にしているのは、美味しいと私たちが脳で感じるように、そのお菓子がデザインされているからなんですって。
例えばスナック菓子の周りについている甘しょっぱい粉やチーズ風味の粉がありますよね。
その中のサクサクした触感のおせんべい。メーカーは言いませんが私は大好きですw。
口の中で溶けたときの、甘しょっぱい粉とシュワっととけるせんべいは1個食べても満足せず、つい2個、3個と続けて「欲しく」なるように出来ていて、それに抗うことは難しいようになっているんです。
また実は、お菓子に使われている原料で精製されている塩、砂糖、油脂などは依存性があることが分かっています。
体に悪いし太るから「今日から止めよう!」と決心しても、すぐくじけてお菓子の大量買いに走ってしまうのは、
たばこを止めたい人が、イライラしたり、ついつい隠れてタバコを吸っちゃうのと似ていますよね。
お菓子の過食にはしる原因はあなたが弱いからではありません
私に言えることは、過食する自分を「嫌い」と思う感情があると、逆にコントロールができないということです。
自分が嫌いという感情は、脳のどこかでストレスになっています。
ストレス→過食 ですからね。
それに私の場合もそうですが、最初にお菓子を食べたとき、脳は「それを食べたら幸せになれる」と覚えてしまいました。
そして、その時に感じていた学校のストレスが、お菓子のおかげで魔法のように消えてしまった出来事をしっかり記憶に刻みました。
このようにいくつも理由があって、お菓子が止められない仕組みになっているんです。
過食のあと
「なんで私はお菓子が止められないだろう」
「なんて自分は弱い人間なんだろう」と自分を責めたり、
ご飯だけで満足する人たちをうらやんだりする自分が嫌いになったりするかも知れませんが
ネガティブな考え方はストップです。
確かにお菓子は体重が増える原因になるし、糖尿病や成人病や高血圧などの「原因のひとつ」にはなりえますが、犯罪ではないですよね。
世間に迷惑をかけているわけでもないです。
だからまず、過食に罪悪感を持つのをやめましょう。
食べすぎは「悪いこと」ではありません。
不健康なことですが、決して犯罪じゃないんです。
そして「食べないようにしよう」とか「明日から夕食抜き」とか、絶対だめ。
絶対リバウンドするからです。
とにかく、今すごくどん底な気分でも、どんなに自分が嫌でも、いずれ大丈夫なように思えるときは絶対くるから、とりあえず悪いことをしているとは思わないでください。
ストレスでお菓子を過食する仕組みと私のダイエット失敗例