氷川丸の船内見学が意外に楽しい!行き方や見どころは?

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横浜の山下公園といえば、背後にマリンタワー、そして埠頭に係留された日本郵船氷川丸が有名です。

氷川丸は2016年に重要文化財に指定されたあと、現在「海に浮かぶ文化遺産」として一般公開されています。

先日私も船内を見学してかなり良かったので、その様子を今回はみなさんにお伝えしようと思います。

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氷川丸の船内見学

氷川丸は1930年に建造されて以来、30年余りの長い間多くの貨物や乗客を乗せて、主にシアトル航路で活躍しました。

引退後1961年に山下公園に係留されて以来、山下公園になくてはならない存在として親しまれてきました。

私は東京で育ちましたが、小さいころから「横浜中華街」や「山下公園」は両親によく連れて行ってもらった場所のひとつとして大切に思っています。

氷川丸は中華街の目と鼻の先なので、中華街でお昼を食べたあと「腹ごなし」で見学するのもおすすめですよ。

船内は上から下まで順路が延々と続き、階段の上り下りは操縦室もあわせると4層のフロアになっていますのでかなり歩くんです。

氷川丸の係留されているところと、横浜やみなとみらいに行ける「シーバス」は隣りです。

氷川丸見学のあと、シーバスでぷかり桟橋やみなとみらいに行くのもいいですね!

 

氷川丸の入場料など基本情報

では基本情報から確認していきますね。

【開館時間】10:00~17:00(最終入場は16:30まで)

【休館日】月曜日(祝日にあたる場合は、月曜日は開館し、翌平日が閉館)
年末年始は休館。
不定期で臨時休館もあるようです。

【入場料*】
会場でもらうパンフレットには一般400円と記載されていますが、現在はそれより安くなっています。
一般 300円
シニア(65歳以上) 200円
小・中・高校生 100円

【電話】
045-211-1923

【入場料の購入場所】
船内に入ると受付があり、そこで入場料を払います。

【船内のトイレ】
船内に元々あったトイレがきれいに改装されて利用できるようになっています。

*2017年5月現在

 

氷川丸への行き方

山下公園は横に細長いのですが、はじからはじまで歩いても10-15分くらいの規模です。

氷川丸はどちらかというとマリンタワーや中華街よりになります。

おすすめは中華街にも山下公園にも近い「みなとみらい」線ですが、JRやバスでもアクセス便利ですので、この前や後の予定で臨機応変にプランを考えるといいですね!

【電車】
みなとみらい線
「元町・中華街」駅 徒歩3分 (最寄の駅)
JR根岸線「石川町」駅または「関内」駅  徒歩10分

【船】
シーバス「山下公園」下車 隣り

【バス】
桜木町駅から市営バスで「中華街入口」停留所 徒歩3分

【赤いくつ号】
山下公園前下車

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氷川丸の見どころ

氷川丸の船内見学をして、たくさん写真を撮りました。
今回はその一部をご紹介します。

船内は順路に従って公開部分をくまなく見学できるようになっています。

船内で気をつけることなどをまず確認。

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一番上に履物のことが書いてあるんですが、船内の床に所々段差があります。

また階段の幅が狭く、足が全部乗らないなどで私も気をつけながら降りました。

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一等乗客専用の食堂には、当時食べられていたコースが見本で飾られていました。

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調度品の隅々までが贅沢なつくりになっています。

このレトロな感じがまたすばらしいと思いました。

船内には郵便局がありました。

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一等から三等までクラスがありましたが、郵便局はその誰でもが利用できるものとして設けられていました。

消印は「船内印」という、それぞれの船の名前が入ったスタンプが用いられていたため、航海のよき記念として喜ばれたそうです。

一等客室には、洗面台も完備されていました。

さて、見どころなんですが、私は特に「エンジンルーム」に感動したんです。

氷川丸が建造されたのは昭和5年です。

今から85年以上も前にこれだけの大掛かりな建造物を作る技術を持っていたということを目の前で見て、畏怖の念を感じました。

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このエンジンで、太平洋横断を254回も行ったと考えると、ただただすごいなあと思うばかりです。

船長室のデスク。ラッパのようなものは、操舵室との「インターコム」の役割をしていたそうです。

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船からは、みなとみらいもきれいに見えます。

 

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あとがき

この日はあいにく曇り空だったのですが、山下公園では花壇の花が満開でとても美しく、初夏の楽しい一日となりました。

みなさんも是非、山下公園にいったら氷川丸の船内を見学してみてくださいね。

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