インフルエンザが流行している時期に海外旅行に行く予定がある!
そうすると旅先でインフルエンザにかからないか心配になりませんか?
このページでは、もしかかったらどうしたらいいのか、ということをまとめました。
事前にチェックしておくことで、安心感も得られますので、ぜひ読んでみてください。
目次
旅行中インフルエンザにかかったようだ!と感じたらまずやること
(1)ツアーであれば、まずは添乗員さんに相談する
ツアーを途中で抜けることになるかも・・・と考えると黙って旅行を続けたいという気持ちが起きるかもしれませんが
ふらふら具合が悪いまま旅行日程を続けるわけにいかないです。とてもつらいはずですので、体調が悪くなったら添乗員さんにすぐに相談をしましょう。
添乗員さんだと現地で参加者の急病に備えたノウハウもあります。
国によっては医療通訳ができる日本人が手配できたりもしすので、とりあえず相談です。
(2)個人旅行の場合は、ホテルのフロントが助けてくれます。
ホテルのフロントで使える英語フレーズをこのページの最後に載せてありますが
具合が悪いときにはなにもかも一人ではできません。
ホテルの人も観光客が病気になったときの対応にも慣れているはずですので、まずはフロントに連絡して
体温計を借りたり
医師の手配をしてもらうことになります。
また、相当熱が高い場合や、ふらふらして外出できる状態でない場合には、延泊ができる部屋が空いているかも、確認したほうがいいでしょう。
(3)海外旅行保険会社へ連絡
ホテルのフロントへの連絡と前後して、自分の海外旅行保険会社のサポートセンターへ連絡してください。
海外で病気になったら?に備える
インフルエンザの流行時や、年齢的に40代以上の場合、旅行先でなにが起きるか分からない確率は高くなります。
なので旅行の出発前に、病気になったときの対応がよい保険特約をつけておくのがおすすめです。
特約には、すべての手続きを保険会社が手配してくれるのでキャッシュレスで病院にかかれるものや、帰国のチケットの取り直しなどの費用がカバーされているものもあります。
現地でインフルにかからないのが一番ですが、費用のことなど心配のないように準備しておけば、心配がひとつ減りますよね。
現地で電話のかけかたがよく分からない場合は、フロントでかけてもらいましょう。
海外旅行保険には
カード会社の付帯のものと、
任意の掛け捨てタイプがありますが、
掛け捨ての保険だと、滞在日数が予期せず延びた場合、自動で延長になる保険期間に限度がありますので、覚えておくと慌てなくてすみますね。
延長日数の限度は保険会社の約款を読むと書いてあるはずですが、通常は掛けた期間にプラスして1-2日程度しか認められないところが多いので、
それ以上の日数を病気療養で現地にとどまらなくてはならない場合、追加の保険料の支払いが必要になってくることがあります。
その対応をしてもらえるように、日本に残る家族にも海外旅行保険の詳細を伝えておくことをおすすめします。
インフルエンザであれば家族の救援費は必要ないかも知れませんが、悪化させて入院ともなると、もしかしたら日本から親族を呼び寄せることも考えておかないといけませんし、そうなると莫大な費用がかかります。
是非保険はきちんと入りましょう。
旅先でインフルエンザにかかったら飛行機はどうなる?
医師の検査でインフルエンザだと確定した場合、
航空会社の規定に従って、治るまで(他の人に感染する危険がなくなるまで)飛行機に乗れなくなります。
黙って乗ろうとしても、具合が悪くてふらふらしていればバレる可能性も大きいですし、空港でドクターストップがかかってしまうこともあります。
いずれにせよ飛行機のなかでさらに具合が悪くなる可能性も考えて、慎重にきめてくださいね。
空港からホテルに送り返されるより、
滞在中のホテルで静養してから空港に行ったほうが、体のためにもよい場合もあります。
またフライト中に具合が悪化したら、他の乗客に大迷惑がかかります。
現地でインフルエンザだと分かったら、医師の判断にまかせて、ムリをしないようにしたほうがよいです。
割引航空券やLCCなど格安航空券の場合には、帰りの便の日程をどんな理由でも変更できないものもあります。
(航空会社に交渉してみるのもひとつの手ですが)
そうなった場合、持っている航空券の復路便の分はあきらめて帰りの便は自費で取り直しになります。
ツアーの場合は添乗員さんが手配してくれるはずですが、個人旅行の場合は、航空会社に連絡してください。
購入した航空券の種類によって、変更ができるかできないか、キャンセル料がどのくらいかかるのか違いますから、問い合わせてみることが先決です。
ちなみにインフルエンザと分かっても、医者からの処方薬が劇的に効いて熱が下がり、
航空会社の規定診断書で医師の許可を提出すれば、搭乗できることもあります。
旅程の変更が必要かどうか、医者の意見で決める
航空会社に連絡して変更が可能か交渉
ということですね。
とにかく水分補給をしましょう
インフルエンザなら薬を早く飲めば飲むほど効きがいいといいますから、ガマンしないで医者にすぐ見てもらいましょう。
食べるものはムリに食べないでもいいのですが、脱水症状が怖いですので水分補給は必ずしてください。
水分補給をした上で、食べられれば、ヨーグルトやアイスクリーム、缶詰の果物など食べやすいものから口にしていくように。
同行者の人は共倒れにならないように、手洗いやマスクなど、できる限りのインフルエンザ対策はしておきましょう。
とにかく、出発前には自分の海外旅行保険の見直しです。カード付帯だけで大丈夫そうでしょうか?それとも心配だから特約もつけたほうがいいでしょうか?
ご検討ください。
旅行中の病気で必要になりそうな英語フレーズ
気分が悪いです。
I’m not feeling well.
インフルエンザにかかったかも知れません。
I may have caught the flu.
インフルエンザというより、フルーのほうが一般的で、日本人の発音でも通じやすいです。
寒気がする。
I have the chills.
熱がある。
I have a fever.
ひどい頭痛がする。
I have a severe headache. (シビア・ヘッドエイク)
医師を呼んでください。
Please call a doctor.
お水を何本か持ってきてください。
Can you bring me a few bottles of mineral water please.
氷が欲しいのですが
Can you bring me an ice pack for my fever.
(冷凍庫で冷やすタイプのものは、アイス・パックで通じます)
日本人通訳は手配できますか?
Can you arrange a Japanese interpreter?
○○病院へタクシーで行きたいのですが、手配してくれますか。
Can arrange a taxi? I’d like to go to the xxxx hospital.
この電話番号に電話をかけてもらえますか?
Can you call this number for me?
体温計を貸してください。
Would you please lend me a thermometer?
(サモメーターと読みます。サーモメーターではなく、サモメーターです。)
目まいがする。
I feel dizzy.
おなかが痛い。
I have a stomachache.
いつまで寝ていなければならないのでしょうか?
How long will I have to stay in bed ?
飛行機はさしつかえありませんか?
Is it all right for me to fly ?
旅行保険のために医師の診断書が必要です。
I need a doctor’s certificate for travel insurance.
飛行会社に帰りの便を変更できるか聞いてもらえませんか?
Can you call xxxx airline to find out if the return date can be changed?
これが私の航空券です。
This is my airline ticket.
まとめ
まずは旅先でインフルエンザや病気にならないように、ストレスを溜めないことです。
とかく旅行前はテンパって疲れが溜まりますから、ゆったりした気持ちで、「何があっても準備万端だから大丈夫!」と安心していられるように準備をしましょう!
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