コニファーゴールドクレストの室内での育て方。剪定、枯れる原因と対策

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クリスマス時期に、もみの木の代用として人気のコニファー。

コニファーは針葉樹の英語名で、松や杉といったおなじみの針葉樹はコニファーです。

その中でもヒノキ科イトスギ属のゴールドクレストは形も色もクリスマスの飾りとよくマッチして花屋の店頭でも常連の鉢植えとなりました。

その香り効果は森林浴と同じリラックス効果などもあることから、室内で育てたい人も多い木です。

原産地(カルフォルニアセントラルコースト)では何十メートルもの高さの大木に育つゴールドクレストも、日本の高温多湿の気候でそこまで育つにはよほど条件がそろわないと起こらないことだそうです。

育て方が簡単なようで実は日本では枯れやすいと言われるゴールドクレストですが、きちんと世話をして、できれば来年もツリーとしてかわいく飾れたらいいなと思いますよね。

ということで、ゴールドクレストの室内での正しい育て方を調べてみました。

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コニファー ゴールドクレストの室内での育て方

ゴールドクレストは一般的に寒さに強く、暑さに弱いといわれていますが、室内で育てるときには何に気をつけていけばいいのでしょうか。

ゴールドクレストのおき場所

日光が好きな木ですので、1日に6-8時間窓際の直射日光が当たる場所が理想とされています。
現実的にそこまで日光があたる室内の場所はほとんどありませんので、なるべく長く日の当たるところでいいと思いますが、満遍なく日光浴ができるよう、鉢の向きをときどき変えてあげてください。

暖房などの温風や夏の冷房は大敵。
すぐに枯れる原因になりますので、エアコンや暖房器具からの風が当たらない、明るい場所においてあげてください。

水遣りはたっぷりと

水をやるタイミングは、土の表面が白っぽく乾いたところでたっぷりとやるのが基本です。
水が足りなくなると、葉がちりちりと茶色に枯れてしまうことがあります。

スプレーボトルに水を入れて、時々霧吹きで葉に水を吹きかけてあげるといいようです。

室内は人が感じる以上に乾燥しているものなので、水切れにならないよう、こまめに葉の状態や土の乾燥具合をチェックしてあげてください。

肥料のやり方

鉢植えの場合は3月と6月下旬に、窒素分の多い肥料を根本に与えましょう。

肥料の種類は緩効性化成肥料(ゆっくりと溶け出す肥料)がお奨めです。

肥料の量は、肥料の袋の表示どおりで行います。

ゴールドクレストの肥料のやり方について詳しい記事はこちら

植え替え

最初の年はおそらく植えかえの必要はありませんが、鉢を持ち上げてみて根が穴から出ていたり、水はけがなんとなく悪くなったと感じ始めたら、植え替え時かも知れません。

植え替え時期は4月か9-10月ごろです。
今の鉢よりも一回り意大きい鉢を用意します。

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根っこを触られることをきらいますので、土をほぐしたりしないようにしましょう。急に枯れてしまう原因となります。
鉢から抜いた下部をそっくりそのまま、鉢底に土を入れた大きめの鉢に移し、周りの隙間に土を足しましょう。

土は赤玉土小粒のもの6:腐葉土かピートモス3:パーライト1の配合土(もしくは赤玉土7:腐葉土3)、または観葉植物用の培養土を使ってください。

ゴールドクレスト鉢植えの植え替えの方法!時期は?用土のおすすめは?

 

ゴールドクレストの剪定の仕方

ゴールドクレストの場合、円錐形でもともと育つ木ですので極端な剪定は基本いりません。

ゴールドクレストは鋏などの金物で切ると茶色に切り口が変色してしまい、元に戻るまで時間がかかり見た目がよくありませんので、剪定は手積みで行います。

時期は春先、新芽が出るころマメに行います。
新芽の出てきた葉の先を1センチほど摘み取り形を整えていきます。

剪定についてもっと詳しく読む

 

ゴールドクレストが枯れる原因と対策

室内でゴールドクレストを育てている場合、枯れる原因のNO1は、おそらく水分不足か、暖房・冷房器具の風が当たっているかのどちらかでしょう。

水不足になると、とたんに黄緑色の葉が茶色く変色してきます。

変色した葉は元には戻りませんので、水をきちんとやって様子をみるようにしてください。

暖房・冷房の風があたる場所は避けて、日光のあたる窓際に移しましょう。

肥料のやりすぎも枯れる原因になります。使用容量を守って肥料をあたえます。

時々スプレーで水を吹きかけてあげて、極端な乾燥を防ぎましょう。

枯れてしまった枝葉すべて切り落とし、木の内側に残さないようにします。

 

それだけ気をつけて育てていても枯れてしまうことが、ゴールドクレストの場合は多々あるようですので、あまり気落ちせずに、クリスマスになったらまた新しい鉢を買うくらいの軽い気持ちで育てるとよいですね。

 

ゴールドクレストの室内での育て方まとめ

何かと条件が厳しいゴールドクレストですが、まったく育たないわけではありません。
是非挑戦してみて、だめだったら諦める。
そのくらいのスタンスで、お世話をしてあげてみてください。

 
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