父の日のプレゼント選びに毎年苦労している人も多いかと思いますが、今年は思い切って花束をあげてみませんか?
でも・・・お父さんに花束って何かイメージじゃないな~。
迷っている人のために、今日は元お花屋さんの筆者が、男の人に花束をあげてもまったくおかしくない理由をお伝えしますね。
父の日のプレゼントは花束でもいい?
男の人は花なんかもらっても嬉しくないんじゃないかというイメージを持っていませんか?
だからお父さんに花束をあげても喜ばないんじゃないかって心配になる人も多いようですが、
果たして本当に喜ばないお父さんがいらっしゃるのでしょうか。
そもそもお父さんは、子供からもらったものは「何でも嬉しい」ものです。
ですから、花束をもらったから喜ばないというのは、それはあまりにもお父さんに失礼じゃないでしょうかw。
私は中学生のころ、何を間違ったか父にうさぎのぬいぐるみを父の日にプレゼントしてしまったことがありますが(若気の至りです・・)、
それでも父は喜んで(ふりかな?^^;)、ずっと目に見えるタンスの上に飾っていましたよ。
子供が「お父さんのことを思って」くれた花束です。
嬉しくないというのはおそらくないはずです。
そもそも男の人が花をもらっても喜ばないという発想は、どこから来たのでしょう?
花に興味がない人は、男女かかわらずいらっしゃいます。
女性だって、「花なんか世話が大変だし、もらっても迷惑なだけだ」と思っている人も多かったりします。
逆にふだんから趣味でお花を育てている男性だっていらっしゃいますし、自分で買っておうちで飾ることまではされないかも知れませんが、花をみて「きらい」と思う方は、少数派ではないでしょうか。
小さい子供のようすを見ていると分かるのですが
きれいに咲いている花に興味をもち、手にとってもっとよく見たいと思うのは性別に関係ないんですね。
男の子も女の子も興味ある子は花の前からずっと動きません。
「ママ、お花きれい~」なんて小さい男の子がお母さんに報告している様子をみると微笑ましいですよ。
それとは別のお話なのですが、
オリンピックをはじめ、モータースポーツのレース、自転車レースなど、表彰台にあがった勝者に「花束」が渡される様子はテレビで何度も目にしていると思います。
花束には、実は「勝者の証」というイメージもあるんですね。
「花束をもらう」というのは、それだけでいわばちょっとした非日常の特別なイベントです。
子供たちから花束を父の日にもらうというのは、たとえ普段はお花に興味がなさそうなお父さんでも、とても嬉しいものだと思いますよ。
いつもより改まった気持ちで贈り物をしたいうというときには、花束こそぴったりな父の日のプレゼントではないでしょうか。
また、花束はお父さん本人だけではなくお母さんやほかの家族も楽しめるものです。
飾って得をするのはどちらかというと昼間家にいるお母さんのほうかも知れませんね。
父の日におくる花の色おすすめは
母の日にカーネーションをプレゼントするように、父の日に贈る花は「黄色いバラ」が一般的です。
黄色いバラには「友愛、気にかけている、新しい始まり、温かさ」などの花言葉がつけられていますが、そのほかにも「親孝行の愛」という意味があります。
黄色は、他のどの色の「明るい」元気な印象を与えます。
私も「元気な花束」にしたいときには、黄色を多めにいれます。
黄色の花というのは不思議で、周りの空気をぱっと明るく照らしてくれる、まるで太陽の光のような見る人を元気にしてくれる不思議な魅了があります。
そういった意味でも、頑張ってくれるお父さんへの花束には、黄色系の花をいれるのがおすすめです。
黄色系をベースにして、大きな力強い花をアクセントで入れると、男性にふさわしいしっかりした花束に仕上がります。
父の日の花の種類は?
それで、お花の種類なのですが、黄色いバラとグリーンだけの花束ももちろんステキですが、バラはどちらかというと花が小ぶりですから男性むけには少し「弱い」感じがします。
なので
○太陽のようなひまわり
○ゆりの「カサブランカ」
○季節間を出すための「あじさい」
○また、めずらしい青いカーネーションや青いバラ
○大ぶりの青い「デルフィニウム」
そういった花を組み合わせて、
グリーン(葉っぱ類)を多めに入れましょう。
ラッピングはしっかりした素材のペーパーで仕上げてもらうとお父さんへの花束にぴったりな雰囲気に仕上がると思いますよ。
まとめ
父の日にお父さんに花束を贈るのはまったくおかしくないし、「特別な日」の贈り物としてぴったりだということで、お伝えしました。
お父さんにも、カードでメッセージをつけるのを忘れずに^^。照れくさいかも知れませんが、お父さんのためです。頑張って書いてくださいね。
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