上司や社長への挨拶は、お客様への挨拶と同様にとても気を遣うものです。
特に新入社員で働き始めたばかりだとよく分からないので、すごく悩みますよね。
自分では気づかずにうっかり間違った挨拶で叱られてしまうということも新人としてはよくあります。
(誰でも通る道ですから、あまり落ち込まないで大丈夫ですよ!)
で、挨拶の代表ともいえば「こんにちは」ですね。
これを実は普通に使ってしまっていたらちょっと要注意かも、なんです。
社内の挨拶で「こんにちは」は間違い?
朝は「おはようございます」でいいですよネ。
でも、時間がお昼ごろになったら何ていう?
・・・・・汗 ^^;
やはり「こんにちは」かな?と思いますよね 笑
では、ふだん「こんにちは」を使う相手を考えてみましょう。
たとえばお隣の人や、同級生のお母さんには使ってOKです。
でも家族へはふつう「こんにちは」とは言いません。
親しい友達に「こんにちは」って自分が言われたら、「何か悪いことしたっけ?」ってびっくりしますよね。
つまり「こんにちは」を使える相手というのは、
ちょっと近いけど、家族や友達ほど近くない相手なんです。
なぜだか不思議ですけど、そういう感情を抱いてしまうんですよね~。
ということでその理由を調べてみましたので、一緒に見ていきましょう。
どうやら上司に「こんにちは」をいうのがもしかしたら間違いかも知れないという根拠がその辺にあるんですよ。
こんにちはを丁寧に言うことはできないの?
「おはよう」には、ちゃんと「おはようございます」という丁寧なバージョンがあるというのに、
「こんにちは」にはないんですよね。
その理由は、「おはよう」と「こんにちは」の語源がそもそも違うことにありました。
一説ですが、
昔の宮中でのお話になります。
当時も役人や貴族は仕事のために毎朝出勤(参内)していました。
その当時の挨拶は、朝は「本日のお出はお早うございます」というような言い方だったそうです。
これがのちに「おはよう」になるわけなんですが
「本日のお出はお早うございます」という挨拶は、その当時から目上に対しても、同僚に対しても使われたそうなんです。
一方「こんにちは」ですが、
「今日は御機嫌いかがでいらっしゃいますか」
という目上の方への御機嫌をうかがうための挨拶がはじまりなんだそうです。
ご機嫌を伺わないと様子が分からないくらいの距離感がある人への挨拶ということです。
「こんばんは」も似たようなニュアンスがありますよね。
このように、もともと目上の人への御挨拶が省略したものが「こんにちは」だそうで、
このことから、なんとなく「こんにちは」から受け取る印象が「他人行儀」に聞こえる理由が分かりますよね。
「おはよう」は毎日会うような近い関係の人、つまり同僚は友達、家族につかますが、
「こんにちは」は、目上でしかもたまにしか会わないような距離感のある人にしか使われないんです。
そこで、会社での挨拶に戻りますが
日本では会社をいわば「身内」と捉えることが多いんです。
社長や上司も平社員も会社という大きな組織(いわば家族のような仲間)の一員であると考える人も多い。
だから身内なのにいきなり「こんにちは」と言われると?
そうなんです!
「他人行儀」だと感じるというわけなんですね。
ということで一般的に、会社で使う挨拶は
朝は「おはようございます」
それ以降は「お疲れ様です」
がよく使われているということなんですね。
ただし、社風によっては「お疲れ様です」というのは失礼だから、「こんにちは」を使うように先輩から指導されるところもありますし、
職種によっては一日を通して(芸能界のように)「おはようございます」という会社もあります。
実際に私もそのような会社に勤めていたことがあります。
社内で使う挨拶は社風にあわせるということが、社内でとやかく言われない一番の方法じゃないかと思います。
社内の挨拶で廊下ですれ違ったら何と言う?
と言うことで、上司や社長に挨拶するときに「こんにちは」というように推奨されることもあれば
「こんにちは」は他人行儀だから「お疲れ様です」を使うようにいわれるなど、
会社によって社内での挨拶の習慣はまちまちなのだ、ということをお話しました。
ところで、朝「おはようございます」といった社長や上司に、日中働いていると何度も廊下で会うことがある場合、なんて挨拶をしていますか?
それこそ「こんにちは」では明らかにおかしいですよねw。
「お疲れ様です」かな?
あまり何度も会うのに、そのたびに「お疲れ様です」というのも少々しつこいような気もします。
そんな場合は、実は
「黙って黙礼で」がいいのです。
挨拶をされる側としても、あまり何度も「お疲れ様です」と言われると負担に思うらしいですよ。いちいち言葉を返したりするのも面倒なものですよね。忙しいのにw。
ですので、無視するのはもちろん失礼ですが、すれ違うときには「すっと頭を下げて黙礼」で大丈夫です。
まとめ
これで「こんにちは」の謎が解けましたでしょうか?
少しでもお役に立てましたら幸いです^^