ご就職おめでとうございます♪♪
いよいよ新社会人として一人暮らしとなると、金銭面もかなり不安・・・・ですよね?^^;
初任給ってなんやかんや引かれると、手取りの額面がけっこう少なくなってしまうんですが
その中で生活をしていくってかなり厳しいものもあります。
ですが、実際にはそれでちゃんと生活している人が大勢ですから
今のうちにやりくりのこつをつかんで、お金の面で不安のない一人暮らしをめざしましょう。
このページでは不安一杯の新社会人さんのために、生活費の内訳や、やりくり上手になるためのコツをお伝えしていますので、参考にしてくださいね。
目次
新社会人の一人暮らしの生活費内訳は?
実家から独立するということは、生きるためのすべての行動にお金がかかります。
だから毎月何にどれだけのお金がかかってくるのかちゃんと知っておくというのは大切なんです。
新生活はただでさえ物入りな時期ですし、いきなり大赤字を出しては大変!
でも生活費の実績がないので、予算もなにも分かりませんから、
まずは下の「生活費の内訳」金額をめやすにしてくださいね。
そして、家計簿を簡単でいいのでつけましょう。
お小遣い帳程度でもいいですし、アプリも探せば使いやすいものが見つかるかも知れません。
記録をつけないと、昨日使ったお金は覚えているかも知れませんが、1週間前に何にお金を使ったか逐一覚えているヒトはそうそういませんねw。
簡単に記録にしておくだけで、月末にお金が若干足りなくなったときに、「何に使ったんだっけ?」と見ることができますよね。
お金を何に使ったかを覚えていることがとても大切なんです。
それによって次の月にはもっと気をつけるようになりますし、だんだんとお金のやりくりが上手になっていくわけです。
何となくお金がなくなっちゃった・・・と月末ピーピーになって泣く人もいますが
あなたはそうならないように、是非自分で何にお金の行方を覚えておくクセをつけてください。
ということで、新社会人として上手にやりくりするためにおすすめなのが次のような流れです。
お小遣い帳や家計簿などで使った金額を記録 (数ヶ月)
↓
自分の生活費がどれくらいかかるのか把握しておく
↓
使いすぎてしまった出費を反省する、逆に必要な費用はきちんと予算をとっておくなど自分なりのお金の遣い道を決めておく
↓
節約を心がけて、自分が決めた予算で生活できるように努力
↓
月末に使った分を計算して、予算より少なく生活できたら貯金にまわす
記録はレシートを活用してもいいです。
今までなにげなくレシートを捨てていた人は今度から取っておいてください。
お財布がレシートで埋まっちゃうようだったら、いっぱい買い物してしまった証拠です。
レシートを見直すことで、本当にその買い物が必要だったか見直すきっかけにもなりますし、自分が何につかったかとあとでチェックすると、案外不必要なものをたくさん買っていることに気づくものなのです。
レシートホッチキスでノートにとめ、項目ごとに小計を書いておくだけでも立派な家計簿代わりになりますヨ。
ということで前置きが長くなってしまいましたが、早速目安となる生活費の内訳を見ていきましょう。
物件が決まっている人は↑自分の家賃額で計算してください。
【電気代4500円】
基本料と使用料でどうしてもこのくらいかかります。
春・秋には3500円くらい、夏と冬場は5000円ほどみておきましょう。
【ガス代3000円】
【水道代3000円】
一人暮らしであればお水は基本料金内で収まるハズです。
光熱ガス水道代は合計で1万円を目安に。
【食費25000円】
自炊を中心にする場合はぎりぎり25000円ほどみておきましょう。
新社会人は最初調味料をそろえていくのにお金がかかります。
【交際費20,000円】
飲み会や冠婚葬祭費として月々20,000円を計上しておきました。
あまりケチケチして人間関係が円滑にいかないもの寂しいですからある程度は必要ですよね。
【通信費10,000円】
スマホ代です。一万円としましたが、ネットを固定回線で利用したい人は、これプラスで通信費がかかります。
いざとなればスマホのテザリングでパソコンをネットでつなぐことも考えて、ネット回線は生活が落ち着いてから決めてもいいのでは?
【日用品費5,000円】
洗剤やシャンプー・リンスなど実家では共用していた人も今度から自分で買うようになります。
ドラッグストアでそろえるものが「日用品費」だと思ってください。
【医療費5000円】
新社会人はストレスのかたまりのようなものですから(本当ですよ!)普段かからない人も風邪ひいたり花粉症を発症させてしまったり色々あります。
自分は丈夫だから!といわずに、医療費も予算にいれておきましょう。
【合計140,500円】
被服費やコスメ代は上記に入っていませんから、普段使っている化粧品などをもとに計算してみてください。
また、健康保険のほかに、任意で保険に入るとしたら保険料もかかってきますね。
どうでしょうか?
ガーン(汗)となった人は、この平均額からいかに自分なりの節約ができるかがキモになってきます。
ちなみに初年度はボーナスは期待せず、出たらラッキーぐらいに構えておきましょうね(体験上)
実際何もないところからスタートするのですから、最初の2-3ヶ月は思わぬ出費が重なって貯金を取り崩すこともあるかも知れません。
それが常習化してしまわないように、踏ん張っていきましょう。
それと重要なのが、里帰り費です。実家が遠くて交通費がかかる人は是非「いざというときに帰れるだけの交通費」は死守しておきましょう。
では、次章でやりくり上手になるための節約術についてお伝えします!
一人暮らしでやりくり上手になるには?
今までまったくお小遣いの管理をしてこなかった人は、この機会に自分がどのくらいお金を遣っているのか知って、今後の生活費のやりくりに役立ててください。
何度も繰り返しちゃいますが、やりくり上手はまず記録です。
家計簿をつけるメリット
最初に書いたんですが、家計簿、是非つけてみてください。
おおげさなものではなくて、何のために使ったものなのかが分かる支出の記録があればいいんです。
スマホに家計簿アプリを入れてもいいですし、ノートを使ってもOK。
家計簿をつけることのメリットは大きいんですよ。
ふつう人は記録をつけないと何に支払ったのかうやむやになって忘れてしまいます。
でも記録をするという行動で、お金が出て行くことが数字であらわになります。
合計額を出してみたら、思い切り赤字になっていたことが、早い段階で分かれば修正もできますし。
こんなに使っちゃった・・・・と反省して、無駄遣いをしないモチベーションにもなります。
予算をたてる
しばらく家計簿をつけて、自分オリジナルの月々の支払いの目安が分かってきますよね。
それがもし収支ぎりぎりだとしたら、削れる部分を見直して予算を決めましょう。
予算はできるだけストイックに。
でも節約節約でストレスになってはいけないので、削れないものは残していいですよ(趣味のものなど)。
昔は現金でぜんぶキャッシュを引き出して、小分けにした封筒に予算別にいれるといい・・・といった方法もありましたが
現金はなくしたら戻ってきませんよね。
防犯上おすすめできないのでノートを使いましょう。
例えば
(食費 25,000円)
3870円 4月1日スーパー買出し
300円 4月3日食パン
150円 4月5日ジュース
このように項目別に支出があるたびに下に書き出しておけば、今自分がどの時点でどのくらい予算を使っているか一目瞭然です。
このようにして記録することで反省にもなりますし、自分の買い物パターンも見えてきます。
日々の節約もしながら、自分の支出をモニターすることがやりくり上手にこつです。
一人暮らしの無駄遣いをなくす考え方おすすめ
以下は自分でどうしても無駄遣いしちゃうというタイプの人におすすめの「考え方」です。
発想の転換が節約につながることもありますのでぜひ読んでみてください。
例えばいままでおやつとか飲み物とか気軽にコンビニで買っていたとします。
今回はパン1個とペットボトル1本買うとしましょう。
金額は230円。
翌日も小腹がすいたから、コーヒーとドーナツを買いました。同じ金額とします。
1回に払っている金額は「たったの230円」かも知れません。
最近は電子マネーで払うことも多いので現金が減っている感覚も薄れがちですが、
毎日食べてるおやつに1月にかかる金額というのを、ぜひ考えるクセをつけて欲しいんです。
今回の場合1ヶ月では230円 x 30日 = 6900円 ですね。
この金額を前章の生活費の内訳と見比べてみましょう。
1ヶ月6900円で、水道光熱費が払えちゃいますよね。
逆にいうと、おやつさえ毎日だらだら買っていなければ、6,900円が手元にあったはずですよね。
では、今度はその230円のおやつ代を時間に換算してみましょう。
たとえば一日8時間労働で週5日働くとして、手取りが150,000円だとします。
月に160時間労働なので、150,000円を160時間で割ると時給937円になります。
230円のおやつ代を時間で換算すると14.7分。
なんとおやつごときに15分の貴重な労働を無駄にしてしまったことになるんです。
先輩にしかられて半べそかきながらやり直したあの作業がおやつに消えてしまった・・・と考えてみてくださいw
「この買い物は、私の時給の何時間分?」
と考えると結構無駄なものがもったいなさすぎて買えなくなるのです(体験上w)
特に毎日のダラダラ買いは、案外気づかないんですよ。
1ヶ月分に換算してから考えれば金額が大きくなりますから反省する材料になります。
もしいままでお小遣いがやりくりできていなかったらためしてみてください。
まとめ
家計簿のかたちはどうあれ、月々どのくらい生活費に自分が費やすものなのか、是非自分でモニターしながら生活してみましょう。
もし黒字だったら大成功ですよ。
余った分は、いざというときのための貯金に回してくださいネ!
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