今回は、高尾山の紅葉をはじめて見に行く初心者さんむけに、紅葉スポットの場所や、そこへの行き方おすすめをお伝えします。
高尾山に紅葉を見に行くのに、具体的に「どこの」「何を」見に行ったらいいのか、このページでチェックしていってくださいね。
目次
高尾山について
高尾山は、東京八王子市にある山で、標高おおよそ600メートルです。
登山道がよく整備されているため、初心者にも登りやすくアクセスしやすい山として親しまれています。
世界的に有名なガイドブック「ミシュラン」で三ツ星を獲得したあとは外国からの観光客も大勢訪れるようになりました。
年間の登山者は260万人以上と言われており、特に初日の出や新緑の季節、そして紅葉のシーズンに特に登山者の数が多くなります。
高尾山の紅葉のピークは例年11月中旬から下旬です。ですが気象の変動によって色づくのが早まったりもしますので、最新情報をチェックしてからおでかけくださいね。
最寄り駅は「高尾山口駅」です。
都心からだと
京王線新宿駅 → 北野(経由)→ 京王高尾線「高尾山口駅」
もしくは、
JR利用で高尾駅まで。そこから京王線に乗り換えて高尾山口駅まで行きましょう。
駐車場の台数も限られていますし、紅葉のピークには高尾山駅一帯が「原宿の竹下通りの週末の混雑」ぐらい人の波が押し寄せます。
紅葉の時期の車の利用はおすすめできませんが、当ブログで高尾山の駐車場情報をご紹介していますので、どうしても車でないと・・・という人は参考にしてくださいね。
高尾山には、1号路から6号路、「稲荷山コース」「高尾山・陣場山コース」という別々の登山路が用意されていて、
登山を本格的に楽しみたい人から、超初心者むけのコースまで選べるようになっています。
高尾山は多くの樹木があるので山全体が紅葉になるような気もしますが、実はコースによっては紅葉する木が少なく紅葉がそれほど楽しめない順路もあるので気をつけたいところです。
それから登りなれていない人が下手にチャレンジャーなコースを利用しても、バテバテになりますので気をつけてください^^;
私は以前ケーブルカーで昇って頂上へ行ったあと、知らないでハードなコースから降りてきてしまったことがあります。
結構起伏が激しくて、木の根っこがボコボコ出ているところを避けながら、急な階段を延々と下りてきて「高尾山ってなんて大変なんだ!」とあとで調べたら
たぶん6号路とかを使ってしまったことが判明。
みなさんは是非私のようなことにならないように、準備万端でおでかけくださいね。
高尾山の紅葉スポット 初心者でも行きやすいのは?
☆高尾山ケーブルカーの車窓からの紅葉
雑誌やテレビで紹介されている「あの」ケーブルカーからの車窓は、乗車のために長蛇の列に並ぶとしてもその価値があるほど見事な紅葉が見られます。
高尾山のケーブルカーは片道6分の乗車時間です。
日本一の急勾配と言われている斜面を紅葉のトンネルのなか進む車窓からの光景は、短い時間とはいえ一度はみてみたいものです。
ただケーブルカーは一車両100名以上を乗せて走りますから、窓際に陣取らないときれいな写真が撮れないというリスクはあるのと、乗車までの待ち時間が長いことは覚悟しておいたほうがよいでしょう。
☆リフト
リフトは二人乗りで、見事な紅葉の様子が楽しめます。
乗車時間はおおよそ12分です。
ケーブルカーほど待たずに乗れることが多いです。
高尾山の紅葉でケーブルカーとリフトだったらどっちがオススメ?
ケーブルカーは乗車のタイミングで車内の真ん中のほうに押しやられてしまって景色が人の頭越しにしか見えないリスクと、乗車時間が短いのでスグ終点です。
リフトのほうが「生」で紅葉を感じられますし、山のそよ風や紅葉のした木々の様子が手に取るように見られるので、私でしたらリフトのほうがオススメです。
ただリフトは安定感がないですし、かなり高さがある箇所も通るので、高所恐怖症気味で足元がしっかりしていないと怖い人には向きませんね。
【ケーブルカー・リフトの乗り方】
京王線高尾山口駅
↓
↓徒歩で
↓
清滝駅乗車(ケーブルカー)もしくは山麓駅乗車(リフト)
運賃はケーブルカーとリフト 同料金で片道大人480円 子供片道240円です。
高尾山の紅葉何号路がおすすめ?
一方、「歩いて」高尾山を登るのも、紅葉の時期は特におすすめです。
初心者は、迷わず「1号路」を選びましょう。
1号路は麓からずっと整備された道が続き、道に迷う心配がありません。
疲れたら休めるような茶屋も1号路でしたら途中に何軒もあります。
上りにかかる時間はおおよそ1時間40分ほど。
くだりはそれより速くて、1時間20分ほどの目安になっています。
ちなみに「リフト」や「ケーブルカー」を利用した場合も、下車したあとはこの1号路に合流します。
☆高尾山 薬王院の紅葉
そのまま1号路を山頂目指して道なりに登っていくと、「高尾山薬王院」というお寺を通ります。
こちらのお寺に紅葉が映える様子は有名です。
高尾山薬王院の境内にはいくつかの建物が点在していますが、それぞれ紅葉をバックに非常に写真映りがよい景観になりますので時間をとってゆっくり見物していくのがおすすめです^^
☆もみじ台
山頂は人が多く、紅葉の時期は結構人混みがあると思いますが、そこから10分ほど歩いた「もみじ台」は高尾山山頂付近の紅葉の名所として知られていますので、是非足を伸ばして訪れてみましょう。
高尾山の紅葉 もみじ台への行き方
山頂からだと、紅葉台とかかれた看板がありますので、そこから下り階段で下っていきます。
1号路と違い、やや勾配がきつくなり、山道らしくなりますから足元には気をつけましょう。
もみじ台でレジャーシートの上でお弁当を食べる人も多いのですが、「なめこ汁」が名物の「細田屋」という御茶屋さんももみじ台にありますので、温かい汁物をいただきながら休憩していってはどうでしょうか。
帰りのケーブルカーやリフトがまたとても混雑していますので、1号路からそのまま引き返すのがおすすめです。
まとめ
ということで高尾山の紅葉の見どころスポットは、無理な登山道を利用しなくても、1号路を利用したりケーブルカー・リフトに乗って「楽」して登っても、絶景が見られますので初心者には嬉しいですよね。
この時期はとにかく高尾山は混雑しますので、できれば朝9時前までには高尾山口駅について、早めの行動をとるのがおすすめです。
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