ぜんざいの小豆一人分って何グラム?大量の作り方とお餅を入れるタイミング

 

ぜんざいを大量に作るとき、小豆一人分って何グラム??すごく疑問ですよね。

町内会や子供のスポーツイベントなど、大量に料理を作る機会というのはありますが、

「ぜんざい」、関東でいう「田舎しるこ」は、人数分の材料をどのくらいそろえたら多すぎず少なすぎず配れるようにできるのか、非常に悩みます。

と言うことで、このページでは、何十人分と作らなくてはいけない場合のぜんざいの作り方を見ていきたいと思います。

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ぜんざいを小豆から作るとき一人分の分量は?

ぜんざいを作るときの材料ってレシピによってずいぶん違うので混乱しがちですが

それだけ、ぜんざいにはそれぞれ家庭の味があるということなのでしょう。

甘めの家庭もあれば、さっぱりしたぜんざいが好きな人もいらっしゃるし、

それから、砂糖も種類によっては少量で美味しく炊けるものもあります。

色々試して「自分の味」を見つけるのもいいかも知れません。

・・・が。

今はそんな悠長なことを言ってられません・・・^^;

これから大量に作る使命が待っています。

早速、まずは基本となる一人分の材料を見ていきましょう。

緩めのさらっとしたぜんざいでしたら、

小豆一人分30グラム

もったりした、粒のたくさん入ったぜんざいを作るなら

一人分40グラム

を目安に、人数分を計算するとよいです。

一人40グラムだとすると、大人数では下記のようになります。

【30人分】

小豆 1.2キロ

【50人分】

小豆 2キロ

【100人分】

小豆 4キロ

砂糖の分量は、甘めに作るのでしたら小豆と同量を用意。

もちろん甘みを控えるために砂糖の量を減らしてもOKです。

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ぜんざいの大量の作り方

作業の流れ

1.前々日
小豆が古いお豆の場合は、前々日から一晩水につけておきます。
新しいお豆の場合はお水につけておかなくても大丈夫です。

2.前日
ぜんざいの「汁」の部分を作って味付けも済ませておく

3.当日
汁を温め、白玉かお餅を食べる直前に入れる

当日、会場ですべてを作るのは難しいと思いますから、前の晩にお餅や白玉を入れる前の[汁の部分]だけは作り終えておいたほうがいいです。

30人分だとしても1キロ以上も重さのある小豆を茹でていくわけですので、一つの大なべで作っていたら、茹で上がるまでにとても時間がかかってしまいます。

お手伝いしてくれる人数が多ければ、手分けして家で作ってくるとよいですが、一人の場合はお鍋とコンロをあるだけ使って、小分けにして同時進行で作りましょう。

注意1:
今年採れた小豆ではない場合、茹で上がるまでに時間がかかります。
茹で時間を短縮するために、茹でる前の日の晩から小豆を水につけておくのもおすすめです。
ただ、豆が新しい場合は、反対につけておかないほうがいいです。

注意2:
茹でる工程ですが、小豆全体が泳ぐくらいたっぷりの水で、一回煮立たせます。
そこで灰汁をとるために茹でこぼしをしますが、大きなお鍋だと、全部のお湯を捨ててから、また冷たい水を入れて煮るのはとても時間がかかります。
ですので、ざるに豆を全部あけなくても、お鍋を傾けて、大雑把にお湯をこぼし、また水を足して茹でて・・・というおおまかな感じでも大丈夫です。

注意3:
通常灰汁がなくなるまで3-4回はかかる茹でこぼしですが、(豆がよほど古いものとか、外国産ではない場合を除いて)時短で2回ほどでもおそらく大丈夫です。豆の袋にゆでこぼしが必要ないと表示してあればラッキーですよw

ゆでこぼし作業のあとは、たっぷり目のお水をお鍋に入れなおして、30分から1時間ほど、灰汁を取りながらコトコト茹でていきます。

途中でお湯が足りなくなったら差し水を。

小豆が指で潰してやわらかくなればOKです。

注意4:
完全にやわらかくなる前に砂糖を入れないでくださいね。砂糖を入れたあとはお豆がいくら茹でてもやわらかくなりません。

砂糖を入れるときにお湯の量が多すぎる場合はこぼして、豆がぎりぎりかぶる程度までお湯を減らしておきます。

火力を極弱火にして、煮ながら砂糖を3回ほどに分けて、よく小豆と混ぜ合わせてください。

味見をしながら、お水が足りないようでしたら足して、ちょうどいい濃度まで調整します。

最後にふたつまみ程の塩を入れてまぜればできあがりです。

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ぜんざいに餅を入れるタイミング


お餅でも白玉でも、入れるタイミングは配る直前がおすすめです。

あらかじめぜんざいの汁のなかにお餅を入れておくのは、お餅が鍋の底でくっついてどろどろになる可能性がありますから止めましょう^^;

白玉の場合冷凍でも売っていますから、会場でお団子を丸めて茹でて・・・という手間を考えると買ってしまってはどうでしょうか。


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その場合は当日会場でお湯を張ったお鍋をもうひとつ用意します。

そのお鍋でお餅や白玉を茹でて、やわらかくなったものから(白玉の場合は火が通ったら)お椀に入れて

別のお鍋で温めておいたぜんざいの汁をかけるという、いわば「流れ作業」がおすすめです。

この流れ作業で、もうひとつコンロがあれば、次のぜんざいの鍋を温めておくこともできますね。

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大量のぜんざいを作る簡単な方法

大量の小豆を一から茹でるのはとても大変です。

小豆でないといけない理由が特になければ、出来上がった餡子を買って、お鍋で溶かせば簡単に出来上がりますが、それではダメでしょうか?

缶詰のゆで小豆を別に買って、その汁に足せば粒も増えますし、その方法も是非ご検討ください。


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まとめ

餡子を使ってぜんざいを作るのが本当はおすすめですが、あえて小豆を使わないといけない人むけに、大量のぜんざいの作り方をまとめました。

お役に立てれば幸いです。

頑張ってくださいネ。

家庭で作るぜんざい(田舎しるこ)はこちらをどうぞ

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