ニュージーランドでは、サマータイムがあるため年に2回、時計の針を進めたり、遅らせたりしなくてはいけません。
サマータイムは、ニュージーランドでは「デイライトセービング」と呼ばれています。日本では夏時間といえば分かりやすいでしょうか。
日本では実施されていない制度なので、旅行や留学でたまたまその日に現地にいるときには間違えないように時計を切り替えてくださいね。
そのやり方を今日は詳しくお伝えしたいと思います。
今度のデイライトセービングの日程もこのページの中ほどにありますので読み進めてくださいね。
目次
ニュージーランドのサマータイムについて
ニュージーランドでは、夏時間のことをデイライトセービングと呼んでいます。
なので現地のメディアやネットでもしDaylight Savingという言葉を見かけたら、それはサマータイムのことだと覚えておきましょう。
現地では
自分でちゃんと切り替えの日を覚えておいて、時計を直しておかないといけません。
というのも一応新聞やテレビでは、ニュースの一部として取り上げられることはありますが
あと何分でサマータイムへの切り替えです!
今から時計を直してください!
とは報道されません^^;
日本でもしもサマータイムが実現していたら、おそらくですが、テレビや新聞で大々的に
「明日からサマータイム!」
「時計の針を直してください!」と
どのチャンネルや新聞でも大いに宣伝しそうですよねw。
そもそも旅行でニュージーにいる人は現地のニュースを見る方も少ないと思いますので
とても静かに、でも確実にある日突然時間がかわりますから、自分でちゃんと自覚していないと、
「いつの間に時間がずれていたのっ!?」ということになります。
ホテルやホームスティだったら、一応誰かが注意してくれるかも知れませんが、そうでない場合知らないでいると、自分の腕時計だけ前のまま。
他の人はちゃっかりw新しい時間で活動をはじめていますから
自分は9時だと思っていたその時間、
世間では10時に切り替わっていたりして、大変なことになりかねません。
ということはどうなるんでしょう?
バスや飛行機の予約にも遅れてしまうこともありえるんです。
^^;
ややこしいですよね。
では詳しく説明しますね。
ニュージーランド夏時間の切り替え
飛行機を例にとってみましょう。
例えば、2016年にサマータイムに切り替わったのは、
2016年9月25日(日曜日)でした。
ニュージーランドの9月といえば初春です。これから夏になるという季節です。
季節が日本とは逆なので、ここから、もうややこしくなってきますが・・・・
Eチケットに
Auckland departure
Sun 25 September 2016
9:50am
(オークランド空港
2016年9月25日 日曜日
午前9時50分出発)
と書いてあったとしましょう。
たまたま自分の<出発日>がデイライトセービングが【始まる日】にあたっていた場合になります。
9月25日という日は、真夜中の午前0時から開始していますよね?
サマータイムが開始する、というときに具体的に何が起きるのかというと、
例えば徹夜であなたが起きているとしましょう。
25日に日付がかわり、時計の針が午前2時になったとき。
その時に時計の針を1時間進めて、午前3時にする。
その瞬間から、デイライトセービングが開始になります。
2時が3時になってしまうんですね。
消えてしまったその1時間はどうなるの?と考え始めると混乱しますから、あまり深く考えずに、時計の針を進めるんだ、と覚えておきましょうw。
今度は逆にデイライトセービングが終わる日というのがあります。
サマータイムが終了する日には、今度は逆の作業をしなくてはなりません。
終了するのは、サマータイムが開始したほぼ半年後です。
例えば2016年の9月25日にはじまったサマータイムは
2017年4月2日をもって終了し、時間が1時間戻ります。
つまり、どうなるか。
また、その日は徹夜をするとしますね。
今度は午前3時まで起きていなくてはいけないので大変です。
4月2日に日付がかわった午前0時をすぎ、3時になったとき、時計の針を今度は2時に戻すのです。
前回は2時を3時でした。
サマータイムが終わるときには、3時を2時に戻します。
実際には、徹夜しなくても大丈夫ですw。
当日ではなく、<前日>夜寝る前に時計の針を1時間調整して就寝することになります。
社会的混乱を避ける目的なのだと思いますが、デイライトセービングは必ず日曜日に設定されています。
なので前日の土曜日に、寝る前に手元の時計を直しておけば大丈夫です。
日曜日の朝起きたときに不安になるかも知れませんが、スマートフォンやパソコンなどは、自動的に切り替わってくれているはずですし、
本当に自分の時間が合っているかどうか分からなければ、テレビをつけて*、時間を確認してみましょう。
(*ホテルなどで見られる衛生放送では、アメリカのCNNや、他国のBBCなどが放映されたりしますので、テレビ画面の時間がニュージーランド時間でないこともあります。余計混乱しますので、現地の人に時間を確認するのが一番かも知れません)
ニュージーランドのサマータイムはいつからいつまで?
Year | 終了(時計を3時から2時に遅らせる) | 開始(時計を2時から3時に進める) |
---|---|---|
2017年 | 4月2日 | 9月24日 |
2018年 | 4月1日 | 9月30日 |
2019年 | 4月7日 | 9月29日 |
2020年 | 4月5日 | 9月27日 |
参照:https://www.dia.govt.nz/Daylight-Saving-Dates
ニュージーランドのサマータイムで時差はどうなる?
日本との時差は、
9月のデイライトセービング開始で、4時間になります。
つまり9月おわり~4月初旬は、4時間ということです。
4月でデイライトセービングが終了すると、時差は3時間になります。
つまり4月の初旬~9月下旬の時差は、3時間ということです。
ちなみに時間は、ニュージーランドのほうが<早い>です。
例えば日本でいま午後8時だとすると、ニュージーランドは(夏時間がはじまったあとは)夜中の12時ですから、電話をするときなどは気をつけましょう。
逆にニュージーランドの午前6時は、日本の午前2時なので、現地から家族に電話するときには、びっくりさせないようにしましょうね。
ニュージーランドのサマータイムのまとめ
ニュージーランドの夏時間(デイライトセービング)について詳しく解説しました。
毎年9月の後半の日曜日に夏時間が開始し、日本との時差が4時間になります。
終了するのは毎年4月の前半の日曜日で、日本との時差は3時間になります。