鏡を見てみたら、
「うわ!瞼が勝手に動いてる!」 汗
とまあ、私もはじめて見た時は自分のことながらちょっとびっくりしました。
左の下まぶたがピクピク・・・・ピクピク・・・・なんて普通あることじゃない・・・と思いきや、案外みなさん経験しているんですよね、この症状。
あなたも同じようになったことがありませんか?
ということで、今日はこの不可思議なまぶたピクピクの原因と治し方をお伝えします。ぜひご覧ください!
目次
まぶたがピクピクするのは病気?
まぶたがピクピクするときに考えられるのは、主に3つの病気です。ただその他にも原因が別にあるまぶたのピクピクもありますから、症状が治まらない場合には早めに医師の診断を受けてくださいね。
眼瞼ミオキミア
私の下まぶたは今でも時々勝手にピクピクしますが、一晩寝ると自然と収まるので、おそらく【心配があまりない方】のピクピクです。
このように自然に治るものは、眼瞼ミオキミアと呼ばれる症状で、眼を酷使する仕事をしている多くの人が経験しています。
眼輪筋という目まわりの輪っか状の筋肉が攣縮して、上か下のまぶたがピクピクする状態で、通常片目だけに起こります。
たいがいの場合は眼を休めたり、原因になるものを改善することによって自然に治るもので、さほど心配する必要はない症状です。
眼瞼ミオキミアの特徴
○ 上か下のまぶたのどちらかがピクピクする
○ 片目だけに起こる
○ 休息をとると収まっている
眼瞼ミオキミアについては第二章以下で詳しくお伝えしていますので、是非ごらんになってください!
眼瞼痙攣
一方、下記のような症状が見られたら、なるべく早く眼科医に診てもらってください。
もしかすると、あなたのまぶたのピクピクは、放っておいても治らない眼瞼痙攣かも知れないからです。
○ まぶしい
○ 目を開いているのがつらい、目をつぶっていたほうが楽
○ 目が乾く
○ 目が自然に閉じてしまう
○ 目がうっとうしい、ごろごろする
○ 下を向いていたい
○ 瞼が垂れる
○ まばたきが多い
○ 目をつぶってしまう
○ 手指を使わないと目が開けられない
○ 眉間にしわがよる
○ 目の周囲が動く
○ 両目に起こる
眼瞼痙攣が重症になると、瞼がしょっちゅう痙攣し、目をうまく開けていられなくなります。
よく見えないので人やドアなどにぶつかるなど、日常生活に支障をきたすようになります。
もっとひどくなるとまぶたをあけることができなくなり、目は見えているのに実質上盲目状態になります。
自然に症状が軽くなることはほとんどないため、なるべく早く医師の診断を受けましょう。
片側顔面痙攣
左右どちらかの上まぶたか下まぶたの軽い痙攣からはじまって、だんだんと片側の目をつぶるための筋肉、笑うときに収縮する筋肉、口にかかわる筋肉が勝手に収縮を繰り返してピクピクする病気です。
40代以上の女性に多い病気です。(男性もかかりますが、女性の約半数)
顔面神経が脳の中の血管によって圧迫されるために起こることが多いと考えられています。
症状が進むと眠っている最中でも痙攣が治まらなくなりますので、日常生活に支障がでてくる場合があります。
なるべく早く医師の診断を受けてください。
では、次の章で眼瞼ミオキミアについて詳しく見ていきましょう!
瞼がぴくぴく勝手に動く【眼瞼ミオキミア】原因は?
眼瞼ミオキミアは、疲れたときに出やすい症状です。
眼を酷使したときや、また精神的なストレスでも起こりやすく、原因を取除くことが回復への早道になります。
眼の周りの血流の障害でおこり、神経が高ぶっていたりすると起こりやすいので、コーヒーを飲んでも症状が強く出る人がいます。
また寝不足の際に一時的に起きることがあります。
たとえばパソコンを使って仕事をしたあと、帰りの電車でスマホのゲームをやって、家に帰ったあともパソコンでネットサーフィン・・・をしていたら、まぶたがピクピクするのも無理はないかも知れませんね!
瞼がぴくぴく勝手に動く【眼瞼ミオキミア】治し方
自然に収まる場合が多いのでさほど心配はいりませんが、早く治したい場合は下記の方法をためしてみてください。
眼の周りを指の腹で、軽くマッサージしてあげる
温めたタオルなどを目の上に乗せる (これだけでもとてもリラックスできます!)
一度収まってもまたすぐにぴくぴくしはじめる場合は、相当眼精疲労がたまっているのかも知れません
日常的にも、やはりパソコンのやりすぎ、画面の凝視はしないよう気をつけることが大切ですね
スマホやパソコンなどを見る時は50分たったら10分の休憩を取るようにする
パソコンの画面は少し見下ろすような位置にして、50cmは離すようにする
目を動かすストレッチやマッサージをする
目の乾燥も防ぐために加湿器を使う
ストレスを溜めこまない
バランスの良い食生活をする。特にたんぱく質、ベータカロテン、ビタミンB1,B2、ビタミンEを撮れる食品がおすすめです
カフェインをとりすぎない(緑茶にもカフェインが入ってますから気をつけましょう!
まとめ
このように治し方を振り返ると、規則正しく十分な栄養をとり、ストレスをためないでバランスの良い食事を・・・と、健康的な生活をしていれば、起きにくい症状だということですね。
ぜひこの機会に眼の健康のことも考えて十分休んでくださいね。