クリスマスや誕生日など、特別な日にローストチキンを焼いたり買ってきたりで丸鶏を食べる人も多いと思いますが
大きな骨と余った肉をどうすればいいのか扱いに困りませんか。
月に1度はローストチキンを食べている我が家では、当日、翌日、そして翌々日くらいまで、一匹の丸鶏が大活躍します。
そこで今回はローストチキンを我が家でどう再利用しているのかご紹介しますので、丸鶏を最後まで美味しく食べる参考にしてください。
ローストチキンの再利用
ローストチキンをお客様に出すときには肉と骨を分けてしまうより、骨ごと切り分けて骨ごとお皿に盛ることも多いです。
その場合利き手に包丁を持ち、もう片方にトング(フォークより安定するので)を持って、骨ごとざっくりと切り分けていきます。
一方家族だけで食べるときには、再利用も考えながら、骨と肉を一気にまとめて剥がして分けてしまうことが多いです。
丸鶏はとてもジューシーで切り分けたりしているときにまな板が脂だらけになってしまいますから、どうせなら洗いものは一度で済ませたいですよねw。
身を骨から取り分けるときには指で行うのが一番です。調理用使い捨て手袋があればそれを、ないときには未使用のポリ袋(スーパーで野菜を入れる用に置いてあるやつです)を手にはめて行うと衛生的です。
チキンの身は、骨のあらゆる隙間についているので、手で骨と肉と確認しながら細かく地道に取り除きます。
血合いなどの人間が食べないような部位は、うちでは骨を完全に取り除いたあと、猫たちにあげる用に別にしておいていますが、使い道がない場合は捨ててしまってもしかたがありません。
せっかくのチキンなのでかなりきれいに骨から剥がします。
当日はローストチキンの美味しさをそのままいただくために、大き目の切り身に
☆マッシュポテト
☆グレービーソース(インスタント)
☆茹で野菜など (季節によってかわります)
といった組み合わせで食べることが多いです。
あまったお肉は翌日以降に別の料理としてリメイクし再利用するために、冷蔵庫で保管しておきましょう。
骨もスープを取りたい人は、とっておいてください。
ローストチキン 翌日のレシピおすすめ
翌日のランチは、チキンサンドイッチにすることが多いです。
チキンはマヨネーズによく合うので、基本の味付けはマヨネーズそれから粒入りマスタードで行うのがおすすめ。
サンドイッチにするときは、チキンを繊維に沿ってフォークでほぐすと食べやすいんです。
我が家のヘビロテはこの3つです。
☆アボカドとチキンのサンドイッチ
チキンとよく熟れたアボカド、レモン、黒こしょう、マヨネーズ、マスタードを適量まぜ、サンドイッチの具にします。
白いサンドイッチ用食パンも美味しいですし、レタスや他の野菜と一緒に、チャバタブレッドなどモチモチしたパンにざっくり挟むのも美味しいですよ。
☆タマネギとチキンサンドイッチ
極うすの薄切りにしたタマネギを水にさらしてアクとぬめりを取ってペーパータオルで水気を取ったものと、マヨネーズ、チキンを混ぜて、サンドイッチにします。
☆ゆで卵とチキンのサンドイッチ
ゆで卵をつくり、皮をむいた後みじんぎりにします。
ほぐした鶏肉とゆで卵、カレー粉少々とマヨネーズを混ぜ、パンにはさみます。
チキンをそのまま挟むとちょっとパサパサして食べにくいので、必ず何かと和えるのがおすすめなんです。
夜にはパスタソースにローストチキンのあまりを入れて、パスタとして食べることも多いです。
トマトベースでも、カルボナーラ風のホワイトソースでも、ローストチキンの残りはとても美味しいです。
パスタにする場合には、鶏肉はほぐさず、なるべく大きな身を使って食べ応えを残したほうがいいかも知れません。
実は私はパスタソースはあまり自分では作らず、市販のソースに好きな具を入れたりしています。
↓こういった市販のものです
ベラエミリア パスタソース マスカルポーネ 290g【あす楽対応】
若い人向けかも知れませんが、ローストチキンの風味だけでは物足りない場合には、ベーコンを短冊切りにしたものを加えると味に深みが出ます。
自分で作りたい人にはこちらのレシピがおすすめです。
☆トマトソース
門外不出のトマトパスタ8000レポ感謝! by ともんちっち
☆ホワイトソース
(レシピのハムを鶏肉に置き換えてくださいね)
ほうれん草のクリームパスタ by sucoco
サラダにする場合は、好みですが私はローストチキンそのものに味がしみこんでいるため、あまり凝ったサラダにしないほうがかえって野菜と合うような気がします。
大きなピースは食べやすい大きさに切ってから盛り付けてくださいね。
レタス
キュウリ
コーン
などと一緒に好みのドレッシングでいただきます。
肉の量が十分にある場合にはチキンカレーにしてしまうこともあります。
普通のカレーの作り方で、野菜に火が通ったあとに食べやすい大きさに切ったローストチキンの残りを入れます。
ローストチキンの骨でスープを作る
うちでは頻繁にローストチキンを食べているので毎回はやりませんが、骨を使って美味しいさっぱりしたスープを取ることもできますので、そのやり方を簡単に説明したいと思います。
市販の鶏がらスープのように塩味がついていませんので、味付けを自分であとから行う必要はあるのですが、とてもさっぱりした味のスープが取れます。
やさしい味の煮物や、スープの風味を活かした麺料理に使ってくださいね。
作り方は本当に簡単できれいに肉を取り除いた骨を流水で洗い、水に残り野菜と一緒に1時間以上煮込むだけでできます。
野菜は香りのある青ネギなども入れると臭みがとれておすすめです。
圧力鍋を使う場合はお水の量を骨がひたひたになる程度まで減らし、加圧20分ほどで火を止めて自然冷却してください。
☆参考レシピ
ローストチキンの骨で便利な鶏ガラスープ by Kazumimora
まとめ
今日はローストチキンの残りを翌日、翌々日まで楽しむ我が家の食べ方をご紹介しました。
せっかくの丸鶏ですから、残すことなく全部利用してくださいね。