猫を飼いたくて仕方がないけど、猫アレルギーがあるから心配だ、という人も多いですよネ。
「猫を飼ったらアレルギーが軽くなった」という話もきくけど
「悪化して喘息になってしまった」という話もあります。
自分の猫アレルギーが、猫と住むことで良くなるのか悪くなるのか・・・はっきり分からないので迷ってしまいますね。
そういう場合どんな基準で自分が飼えるかどうか見極めたらいいのでしょうか。
猫アレルギーでも猫飼える?
このブログの管理人のめぐといいます。
猫アレルギーですが現在三匹の猫を飼っています^^;
猫のかわいさに負けて、アレルギーが悪化することなど全く思いに及ばず、家族に迎えてしまいました。
猫を飼い始めて10年ですが幸いアレルギーは悪化せずに今に至っています。
猫アレルギーは、人によって悪化して、時には猫を手放さざるを得ないこともありますので、いきなり猫を飼うのはできればおすすめできません。
猫アレルギーはアレルゲンのもととなる猫のフケや唾液、猫の毛などに触れることによって発症します。
猫に直接触らなくても、部屋に残ったアレルゲンでアレルギー反応を起こす人もいるそうです。
症状は、軽い咳やくしゃみ、鼻水といった花粉症のような症状から、触れた箇所が赤くぶつぶつになる蕁麻疹、それから重度になると喘息までも引き起こします。
猫が大好きな人は、アレルギーが出ないことに期待して、とりあえず飼い始めてしまうという人も多いです。
絶対に「大丈夫」ということはない反面、「絶対に飼えない」とも言い切れないので難しい決断ですよね。
でも、アレルギーは軽く見ていたらいけない病気で、重度になった場合はアナフィラキシーを起こす可能性もあります。
そうなると命の危険もありますから、そうならないために、以下の2つのチェックを自分で行うことが大切です。
猫アレルギーの検査を受けておく
猫アレルギーの検査の結果が「絶対」というわけではありませんが、検査をして自分のアレルギーの度合いを知るのは、猫を飼うかどうか重要な決め手になります。
以前検査をしたことがあっても、年月で体質が変わっていることもあります。
猫を飼いたいと真剣に考えているのでしたら、今のご自分の猫アレルギーの度合いを調べましょう。
あまりにもアレルギー反応が強くて医師にも止められるくらいだったら、諦めもつくでしょう。
猫アレルギーではなく、実は違うアレルギーかも知れません。それだったら飼うことに躊躇せずに済みますよね。
アレルギー検査は、内科や耳鼻科、アレルギー科でやってもらうことができます。
猫アレルギーの人は、他のアレルギーも持っていることが多いです。
猫を飼うということは、同じ家に生き物が増え、それだけハウスダストやダニの発生にも気を配らなくてはいけません。
ですので、検査をしてもらう際には猫アレルギーだけではなく、一般的なアレルギー項目がセットになった検査をしておくのがおすすめです。
費用は病院によって異なりますが、目安としては保険適用で5000円ほどです。予約する際に費用は確認しておいたほうがよいでしょう。
猫と触れ合える場所へ一定の期間通う
猫アレルギーの人は、飼う前に、一定の期間猫と触れあってみましょう。
一回触っただけではアレルギー反応が出ないかも知れませんので、猫を飼っている人の家に何度か遊びにいったり、猫カフェへ通うのもおすすめです。
また看板猫のいるペンションなども今は多くありますから、時間があるようでしたら泊りがけで猫のいる宿へ泊まってみるというのもよいと思います。
できるだけ機会を設けて猫と触れ合うことで、例えば咳で呼吸が苦しいだとか、蕁麻疹が出てくるようでしたら、猫は飼わないほうがよいのではないかと私は思います。
ちなみに私の場合ですが、子供の頃は猫に触れたところが蕁麻疹になり、鼻水涙目で目が開いていられなくなるくらい重度の猫アレルギーでした。
捨て猫を拾ってきても皮膚がボコボコになり、目も充血して、鼻水だらだら流していた状態ですので、飼うことはできませんでした。
ところが大人になってから体質がかわって、いつの間にか道端の猫を撫でても症状が出ないことに気づきました。
そこで少しでも猫たちと接していたかったため、猫の世話をする動物保護施設のボランティアをすることにしたんです。(海外に住んでいます)
週に2日何十匹という数の猫に触れていましたが、アレルギー症状はほとんど感じられず、たまにくしゃみや目が痒いといった程度のものでした。
そのこともあって猫を飼う決心をしたわけですが、アレルギー症状といっても、人によって出方が違います。
一度猫を家族に迎えてしまうと、何があっても手放したくなくなります。
ですからもしアレルギーが悪化した場合、猫がずっと家族でいる限り、自分の健康と猫とを天秤にかけながら暮らすことになってしまいます。
そうならないためにも、是非上記の2つのことを事前にやってみて、それから決めるようにすることをおすすめします。
まとめ
猫アレルギーの人が猫を飼うときには、事前にアレルギー症状がどのくらい猫に触れて出てくるのかを、ある程度体験すること。
それから検査で自分のアレルギーの度合いをきちんと知っておくということを是非実行してください。