アボカドの食べ頃の見分け方と追熟を早める方法。切ったあとやわらかくするには?

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アボカドはその独特の味と風味で、好き嫌いがはっきり分かれるようですが、

好きな人にはアボカドのリッチでとろりとした感触が病みつきになり、カロリーが高いのを知っていても、ついいっぱい食べてしまうほどクセになるおいしさがあります。

筆者もアボカドには目がなくて、しょっちゅう買ってきては一個ペロリ。

今日は食べごろのアボカドの見分け方や剥き方、青い実を早く追熟させるための方法、固いアボカドを切ってしまったあとにやわらかくできる方法が本当にあるのかご紹介します。

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アボカドの食べごろの見分け方

我が家ではアボカドは皮の色と、握ったときの感触で食べごろかどうかを見分けます。

皮の色は
緑 → 緑と茶色が混ざってくる → こげ茶一色になる → 黒っぽい茶色

という具合に徐々に変化します。

右がまだ固いもの。左に行くにつれて食べごろに近づき、一番左はいまが食べ時です。

こげ茶色になると熟れるのは早く、油断していると真っ黒になって熟れすぎてしまうので、皮全体がこげ茶色になったあたりから毎日チェックして、食べるタイミングを逃がさないようにしましょう。

コツは、一箇所だけ押して触っても分かりづらいので、アボカドを片手で持ってきゅっと握ること

石のように硬かった表面が、あるとき急になんとなく緩んだ感じにやわらかくなるのです。

そのタイミングが、固すぎず柔らかすぎず、ちょうどよい熟れごろです。

色でも判断しますが、感触・感覚で熟れどきを知るのがいちばん正確だと思います。

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アボカドの剥き方と切ったあとの保管方法

アボガドの皮の剥き方ビデオ

アボカドは、包丁でぐるっと真ん中に切り込みを入れて、手でひねると半分に簡単にぱかっと割れます。

種は、包丁の角を刺してひねると取れます。

皮は剥かずに、中身を大き目のスプーンでくるりとすくい取ります。

百聞は一見にしかずで実際に見たほうが早いだろうと思い、ビデオをアップしましたので参考にしてください。

 

切ったアボカドを半分だけ食べ、残りを保管する方法

半分に切ったあと、種のついたほうを保管しましょう。

ラップに包んでそのまま保管すれば翌日も味はほとんどかわりません。

ただそのままだと酸化して表面が黒くなってきます。

それを防ぐためにあらかじめレモン汁を切り口に塗ってから冷蔵庫に入れるといいそうです。

レモン汁がない場合は、そのまま入れておいても大丈夫です。黒くなった部分をとれば食べられます。

ただし、2日以上ずっと冷蔵庫に切ったものを入れておくと、まずくなりますので、翌日には食べきるようにしたほうがよいかも知れません。

追熟させるときの保管場所

冷蔵庫はNGです。

冷蔵庫の温度が低すぎると、皮だけが黒くなって中が硬いままのまずいアボカドになることが多いそうです。

理由は、アボカドの低温障害にあります。アボカドはもともと温暖な気候で育つ果物ですから、冷蔵庫で冷やされてしまうと、皮が痛んで黒くなってしまうのだそうです。

アボカドの保管はできれば常温で。涼しいところにおいて置けば熟れるのを多少遅らせることができますし、暖かい窓際などにおいておけば、熟れるのも早めです。

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アボカドの追熟を早める方法

うちではいつも自然に熟れるのを待っているため、巷で言われる追熟を早める方法をはじめて試してみました。

エチレンガスを出すと言われる果物の代表、りんごと一緒に、ジップロックのビニール袋に入れて様子を見ました。

袋に入れる前。

左が、りんごと一緒に入れるアボガド。右が常温で放置するもの。右のアボカドはすでに茶色がかっていますので、青いアボカドがりんごで熟して右のアボガドに追いつくか、見てみようと思います。

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途中何度か袋を開けて空気を入れ替えてみました。というのも、袋の中にガスがたまって、内側に水滴がつきはじめたからです。
海外のあるサイトではりんごとアボカドを紙袋に入れろと書いてあったのですが、それは呼吸をさせるためなのかも知れません。

室温15℃前後で30時間後。

りんごと一緒にいれておいたアボカドは美味しそうにあとちょっとで食べごろという状態になりました。
(りんごの隣が、ジップロックに入っていたもの。右が常温で放置してあったもの)

これは速いです。
しかもツヤがあります。
ということで、ジップロックにりんごを入れるという方法が、追熟を早めるのに効果的だということが分かりました。

アボカドと一緒にバナナを入れるという情報もネットで見つけたのですが、りんごのほうがエチレンガスを多く発生させるということなので、りんごを使用しました。

アボカドを切ったあとにやわかくできるのか試してみたところ・・・

いつも完璧なタイミングで食べられるとは限らないのがアドカドの難しいところ。
皮の様子では大丈夫そうな色と感触だったのに、いざ切ってみたら中はまだまだ硬かった。種もそうなるとポロっと取れませんよね。

そうなった状態から、果たして食べられる程度までやわらかくできるのか、2通りの方法で試してみました。

ネットで見つけたのは、レンジで温めるとやわらかくなる、という方法。

もうひとつは、冷蔵庫に入れておけばやわらかくなる、というもの。

果たして結果は?

硬いアボカドをレンジでチン

半分に切って皮をむいたものを、スライスして皿に並べ、電子レンジで20秒ほど温めてみました。

が。

味が変わりました。アボガドじゃない味です(笑)

でも食べられないということはなく、どちらかというと、甘くないかぼちゃのような・・・そんな味に変わってしまいました。

なので、それが良いという人もおそらくいらっしゃるでしょう。

てんぷらにすると美味しいということを聞きますが、おそらく天ぷらなら、ぴったりな感じでした。

切った部分を合せてラップに来るんで冷蔵庫へ

これはオススメしません! ラップにくるんでおいた固いアボカドは熟れることなく、固いまずいものになっていました。

これなら、まだ電子レンジで温めたほうがよかったです (笑)

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おすすめレシピ2品

オリジナルアボカドディップ(ワカモレ)

アボカド1つ
レモン汁  大さじ1
塩 ひとつまみ
赤玉ねぎみじんぎり  小さじ1
トマト1/2個
すりおろしにんにく 小さじ1/2
タバスコ (お好みで)

材料を混ぜてボウルに盛ります。
大皿に山盛りコーンチップスを敷き、真ん中にボウルを置けば、パーティー料理一品できあがり。

アボカドとフェタチーズのサラダ

アボカド 1個
フェタチーズ 適量
レモン汁 (おこのみで)
黒こしょう

塩気のあるフェタチーズと和えるだけ。
お好みでレモン汁をかけます。最後は黒こしょうを挽いてパラパラと。

まとめ

アボカドは家で追熟させるのが一番美味しいということを再発見しました。

買うときはやはり、まだ少し硬いもの(少し緑色のもの)を買って、家で食べごろを待つ。それが一番のようです。

 

おすすめレシピ, 家事のコツ

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