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喪中に届いた年賀状の返事は寒中見舞い?文例は?

去年親族が亡くなって新年を静かに過ごしているときに年賀状が届いてしまったら・・・・

喪中はがきを出したはずなのに年賀状が届いたら、喪中はがきが届かなかったのかと心配になりますし、

喪中はがきを出していなかった会社関係の人から年賀状をいただいてしまった場合には、出しておけばよかったと焦りますよね。

このように、三が日に予期していなかった年賀状が届いたとき、私たちは返事をどうするのが一般的なのでしょうか。

このページでは、喪中に届いた年賀状に返事を書く際のマナーと対応についてまとめました。

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喪中にいただいた年賀状の返事はすべき?

喪中なので、返礼としての年賀状をこちらから送ることはありません。

そのかわり、「寒中見舞い」のはがきを送り、いただいた年賀状のお礼と、喪中で新年のご挨拶をせずに失礼したお詫びを書きます。

寒中見舞いは、「寒いですので、お体を大切にしてください」という意味をこめた季節のご挨拶で、新年を祝う意味合いはありません。なので、喪中である、なしに関わらず送ることができるものです。

松の内(1月7日【関東】 1月15日【関西】)を過ぎたタイミングから出すことができます。

 

喪中はがきを出した相手から年賀状が届いた場合

喪中はがき(年賀欠礼状)を出していたのに、年賀状をもらったときにはどうするのが正しいのでしょうか?

こちらが喪中はがきを12月初旬までにきちんと出していても、相手の方から年賀状をいただくことはあります。

これは相手のマナー違反ではありません。

というのも、年賀欠礼状は、こちらが年賀状を失礼させていただく、つまり年始の挨拶を喪中のために失礼させていただくということを、普段お世話になっていたり交流のある方にお知らせするものです。

お相手の方に「年賀状は控えてください」とお願いするものではありませんので、年賀状はお相手の判断で送るか送らないか決めるものなのです。

もしかしたら相手の方は喪中で寂しいだろうからと元気付ける意味で年賀状を出してくださったのかも知れません。

それに対する返事として寒中見舞いを出すか出さないかは、喪中の人の気持ちの問題で、特に「出さなければ失礼になる」ということはなさそうです。

すでに年賀欠礼はがきを出していますので。

ただ、気持ち的にやはりどうしても気になるときには、寒中見舞いで年賀状のお返事を出しても構いません。
 

喪中はがきを出していない相手から年賀状をいただいた場合

この場合は、寒中見舞いで年賀状のお礼と、喪中であることのお知らせを書いて送ったほうがよいでしょう。

 

では実際にどんな文章で相手にお返事をしたらよいのでしょうか?  次章で文例をあげます。

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年賀状の返事として寒中見舞いを出すときの文例

年賀欠礼はがきを出した人からの年賀状に返事をする場合

寒中見舞いで喪中であることをお知らせしたい場合

故人宛に年賀状が届いた場合の寒中見舞いの書き方

の3通り、文例を集めました。

 

文例1
年賀欠礼はがきは出したが年賀状を受け取った。その場合の寒中見舞い

寒中お伺い申し上げます
向寒の折、皆様にはお変わりございませんか
喪中のため、年頭のご挨拶を遠慮させていただきました
本年も何卒よろしくご厚誼のほどお願い申し上げます

文例2
寒中見舞いで喪中であることをお知らせする場合

寒中お見舞い申し上げます
このたびはご丁寧に新年のご挨拶を頂戴いたしましてありがとうございました
私どもでは昨年末○○○○が永眠いたしましたため
新年のご挨拶を申し上げるべきところ喪中につきご遠慮させていただきました
寒さはこれからが本番ですどうぞお体に気をつけてお過ごしください

文例3
故人あてに年賀状をいただいてしまった場合

寒中お見舞い申し上げます
先日はご丁寧な年頭のご挨拶を頂戴し、誠にありがとうございました
父○○は昨年○月に他界いたしました
ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げますとともに故人との生前の交誼に深く御礼申し上げます
酷寒の折 何卒お身体を大切に 穏やかに新春をお過ごしください

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喪中に年賀状が会社から届いたら?

会社に自分が喪中なのを知らせるか知らせないかは、会社での立場にもよります。

転職したばかりの会社であるとか、新入社員での採用が決まり、まだ入社してない状態であるとか、派遣社員で派遣先の会社とはまだ馴染んでいないといった場合には、

仕事とプライベートは別と考えて、喪中であることを知らせないというのもひとつの方法です。

その場合は、公私を分けるという意味で、年賀状が届いたら年賀状で返事を出しても構わないようです。

ただ去年お葬式のためにお休みをもらったなど、事情がある程度会社に知られている場合にはどうすればいいでしょうか?

仕事始めが何日かにもよりますが、寒中見舞いを出せるのが松の内を明けてから、つまり1月7日(地方によって違います)というタイミングを考えると、寒中見舞いが届く前に年賀状をいただいた方と会社で会ってしまうことのほうが多いでしょう。

そこで何も挨拶をしないというのも気まずいですので、そういった場合には出社のおりに個別にご挨拶をして、事情を説明したほうがよいと考えられます。

でももし、すぐに会わないことが事前に分かっていれば、寒中見舞いでお返事をしたほうがよいでしょう。

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