入学祝いをいただいてしまった時、
【入学祝いは子供へのお祝いだからお返しはしないのが常識】と言われていても
くれた相手によっては「何もしないままではマズいだろうな」^^;という場合がありますよね。
なかには「お返しがないのは非常識」と本気で思う人もいるでしょうし、なかなか難しいものです。
というわけで、今日は入学内祝いをお返ししたいときの金額相場もろもろ、諸事情を一緒に確認していきましょう。
入学内祝いでお返しの相場ってある?
入学内祝いの相場は「入学祝いの半額」という人もいれば「2割や3割」という人もいて、いったいどっちが正しいのか分かりません。
というのも、もともと内祝いは、めでたいお祝いごとがあった家が、ご近所や親戚など親しくしている人たちに「幸せ」を分かち合うために贈るもの。
お返しではなく、いわば自発的な贈り物が本来の「内祝い」です。
そのため、実はお祝いをいただいていない人にも贈ることが多くあります。^^
そういった背景から「お祝いでもらったものの何割」という数値を基準に考えてしまうのは、本当は正しくないといえますね。
ですが!
そうはいっても、実際には入学祝いをいただいてしまったために買わなくてはいけなくなった「内祝い」ですから、何かしら金額の指針は必要ですから^^
目安ということで紹介させていただきます。
一般的に、入学祝いをいただいた遠い親戚や知人への内祝いだと「いただいたものの3割程度から半額程度」という範囲で選ばれているようです。
1万円のお祝いだったら3千円~5千円でまあ、みんな納得するだろう、という目安です。
入学内祝いに商品券でもいい?
商品券って便利ですし、もらったほうも喜ぶかな?と思いますが果たしてそれは本当でしょうか。
商品券って金額が分かるのでお金と同格と考えていいかと思います。
例えば叔父や叔母が「姪や甥」に入学祝いをあげたとき、そのお祝いで何か学校のものでも買って欲しいなと思っているに違いありません。
そんな甥や姪への愛情をこめたお祝いに対して商品券が「半額」返ってきたらどんな気持ちになるでしょう^^;
他人行儀だと感じて悲しい気持ちになる可能性もありませんか?
本当にこの辺りの感覚には個人差があります。
例えば「入学祝いには半返しが常識」と考えているような人向けには、むしろ商品券を贈っておけば間違いないでしょう。
(こういう人は少数派だとは思いますが、実際に友人の義理家族にそういう考えの方がいて、友人はことあるごとに苦労しているんです^^;)
それから気心が知れていて、あなたの好意といいますか、「入学祝いにお金を遣わせちゃってごめんね」という気持ちを汲んでくれるような人にも最適かなと思います。
一律に入学祝いをくれた人みんなに商品券を・・・というのは避けて、人によっては別のものにしたほうがいい場合があるよ、ということですね。
入学の内祝いは食べ物のほうが喜ばれる?
ということで、無難な線で内祝いとして食べ物を選ぶ人も多いようです。
もしくは、タオルとか洗剤など、日常的に必要になる消耗品なども一般的です。
私やうちの親などは「名産物」にかなり弱いですwので、地元の美味しいものを内祝いでいただけたら大喜びします。
そのように、受け取る人の生活スタイルや好みが分かればそれにあわせて選んであげるのが一番ですが、よく分からない場合には、自分が好きなもの^^でもいいのではないでしょうか。
内祝いは「幸せのお裾分け」ですから、心をこめて選んで贈れば大丈夫だと思いますよ。
入学内祝いあとがき
入学祝いには「本当ならお返しはいらないのだけれど」、あえてお返しをするのであればということでご紹介しました。
金額はいただいたお祝いの3割から半分くらいが相場。
商品券にするのであれば、相手を選んで。
親しい人には物品のほうがいいかも知れないということですね。
お役にたてれば幸いです^^