妹さんや弟さんがこのたび成人式を迎えるといったとき、姉としてはお祝いをどうするか、迷われるかと思います。
とくに、自分が結婚していた場合、夫にとっては義理の妹や弟になるわけで、今後の親戚関係がギクシャクしても困るし、夫のためにもきちんとしておきたいですよね。
ということで世間一般では兄弟間の成人式のお祝いはどういうふうに考えられているのか、まとめてみました。ご覧ください。
成人式のお祝いは兄弟でもあげるのが常識?
成人式のお祝いをあげるかあげないかは、家庭によって方針がことなります。
内輪のお祝いですので、世間一般の決まったルールがないのですね。
まったくあげない方針の家もあるし、親や兄弟でも大きな金額を包むような家庭もあります。
自分がまだ実家で一緒に住んでいるとしたら、記念になるようなプレゼントや、普段からほしがっているものをお祝いとしてあげてもいいですし、
また他のご兄弟がいる場合は、合算してまとまった金額のものを買うとか、現金を包むということもできます。
ですがやはり結婚して家を出ている場合は実家と一緒ではないほうがよいでしょう。
ご主人にとっては身内といっても血はつながっていないわけですから、ある程度の儀礼はなくてはいけないと考えますし、たとえご主人があまり気にしない人であっても、
やはり夫婦としてプレゼントをあげるほうがマナー的にかなっています。
成人式を迎える兄弟へのプレゼントの選び方
現金にするか、品物にするかは悩むところですが、ここでは品物にする場合を考えてみます。
社会的にも成人となる大切な節目ですから、これから使ってもらえる記念になる一品を選びたいですよね。
一般的に女性の成人式には、ネックレス、ブレスレット、時計、バッグ、お財布といった身につけられるものをあげることが多いようです。
男性の場合には、ネクタイや財布、名刺入れなどが喜ばれるようです。
予算が合えば長く使える質の良いもの、社会人として持っていてうれしいちょっとしたブランド品だとなおよいかも知れません。
成人式にあげるお祝いの相場は兄弟だといくらぐらい?
現金の場合ですと、上ですでにお話しましたが、結婚式のご祝儀とは違い、成人式のお祝いは内輪のものです。
そのため、「相場はいくら」といったきまりがないのですが
一般的な「お祝い」としては、現金であれば最低1万円は包んだほうがよいでしょう。
上限はありませんが、贈り主のご夫婦もまだお若いでしょうから、無理のない金額でいいのです。
現金を入れるのは、熨斗袋で、
のし紙は紅白花結び、表書きは「祝 ご成人」、「賀 成人式」、「御祝」、「祝 成人式」とします。
名前はご主人の姓名を真ん中に、左側に自分の名前をバランスよく添えてください。
あげるタイミングは1週間前から当日まで。成人式の前に受け取れるように手配しましょう。
まとめ
兄弟への成人式のお祝いは、夫婦として無理がない予算であげてもよい、ということですね。
参考になりましたら幸いです。