子供の水疱瘡で飛行機どうしよう!?感染期間と旅行のキャンセルについて

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間近に飛行機に乗る予定が入っているのに、子供が水疱瘡になってしなったらどうしたらいいのでしょうか?

乗せても大丈夫?キャンセルしないとダメ?

イロイロなことを考えてパニっクになりそうですが、

こちらのページで水疱瘡にかかったとき飛行機をどうすればいいかまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

 

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子供が水疱瘡だと飛行機やっぱりだめ?

子供が水疱瘡!

ましてやタイミング悪く、飛行機に乗る予定が数日後だったりすると、

病気の心配もしながら、飛行機に乗せてもいいかどうかの心配もあります。

水疱瘡の感染力は怖い

水疱瘡は「非常に」感染力の強いウイルスが原因で起こります。

お子さんの場合、すでに予防接種は済ませているかと思いますが、それでも学校でとかお友達から移ってしまったんですね。

ウイルスは
【空気感染】
【飛沫感染】
【接触感染】

つまり空気中のウィルスを吸い込む
くしゃみなどで飛び散ったウイルスを吸い込む
手についたウイルスが口や鼻から入る

といった経路で他の人に移ります。

最初体内に入ったウイルスはどんどん血液中で増えて、最後に皮膚にまで出てくるのですが、その時に発疹や水ぶくれという症状になります。

でも実際に感染したのはもっと前で、通常発疹が出るまでに2週間かかるそうですから、相当「潜伏期間」が長いですよね。

そして、感染させる力ですが、もうすでにはじまっている時期です。

もしお子さんの発疹が今日からはじまったという場合は、昨日か一昨日ごろからすでに周りの人に感染させている可能性があります。

ウイルスに感染

約2週間で体内でウイルスが増える

発疹の1-2日前【感染期間はじまる】

発疹

水疱瘡は健康なお子さんだったら症状はそれほど重症にならずに治ります。

でも水疱瘡に一度もかかったことがない大人の方も世の中にはいらっしゃいます。

もしも大人の人が初めて感染したら、症状が子どもに比べて重くなり、最悪脳炎にいたることも多いそうです。

それから免疫機能が低下している人、つまり病気などを持っている方、

それから妊婦さんも水疱瘡に感染したら、大変なことです。

妊婦さんの場合、妊娠初期に水疱瘡に初めて感染してしまうと、100人に2人の割合で赤ちゃんに重い障害を起こす可能性があるそうです。

出典:https://mizuboso.jp/about/index4.html

このように、お子さんの水疱瘡は、「ただの子供のかかる病気」ではなく

大人にも赤ちゃんにも移すことのできる「強力なウイルス」が原因なため

飛行機のように、限られた空間で感染が広まる可能性はとても大きく、

航空会社でもはっきりと、水疱瘡が感染力をもつ間は搭乗できないということを規定で決めています。

ということで、お子さんの水疱瘡がタイミング的に発疹が今日から、そして飛行機に乗る予定が数日後という場合には、予定を変更するかキャンセルをしたほうがよい、ということになります。

 

大丈夫だろう、とお子さんを飛行機に乗せてしまうとどうなるか?

他の人に移すことがわかっているのに水疱瘡の子供を飛行機に乗せた場合の罰則規定は書かれていませんが、

乗ってから水疱瘡であることが知られた場合、実際にその場で飛行機を降ろされるということもあるようです。

そのために飛行機の出発が遅れるなど

○他の乗客にそれこそ多大な迷惑をかけてしまう可能性があるということ。

○それより以前に、他の乗客に移してしまうことが可能性として高いので、

今回は残念なタイミングですが、水疱瘡とはっきりしている場合は、このフライトはキャンセルか変更したほうがよさそうです。

水疱瘡かはっきりしていない場合については、下のほうにまとめましたので、読み進めてくださいね。

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子供の水疱瘡の感染期間

水疱瘡になった子供が飛行機に乗れるようになるのは、いつまでかかるのでしょうか?

航空会社では、指定の感染症にかかった人に対して、

感染症の種類に応じて搭乗できない期間や搭乗するための条件を設けています。

その元になっているのが、【学校保健安全法】です。

学校保健安全法は、学生がインフルエンザなどにかかった場合などに「出席停止期間」を行使し、治るまで自宅待機させるなど、学校内での感染拡大防止のための法律です。

航空会社でも「学校保健安全法」に基づいて、水疱瘡などの感染症に感染した人が他の人へ感染するウィルス力をもつ間は搭乗できないと決めています。

水疱瘡が感染の恐れがなくなるのは、

「すべての発疹が痂皮化するまで」ですから、発疹のぶつぶつが全部かさぶたになったら、です。

飛行機に乗れるのはそれからになります。

水疱瘡かどうか分からない場合

ただし、水疱瘡かどうかが分からない場合もありますよね。

別の理由で発疹が出ている場合、感染性がなければ飛行機にのれる可能性は高いです。

まずは医師に診てもらい、発疹の原因を診断してもらいましょう。

原因が不確かな場合で、水疱瘡ではないということを航空会社の所定の医師の診断書で証明すれば、搭乗可能な場合も多いので、

まずは医師の診断ですね。

それから、キャンセルになるのか、旅行決行になるのか決めましょう。

 

航空会社の所定診断書用紙へのリンク

【JAL】
https://www.jal.co.jp/jalpri/equipment/environment.html

【ANA】
https://www.ana.co.jp/book-plan/refund/domestic/

【ジェットスタージャパン】
https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/specific_assistance/sa_travel_clearance_form_gk.aspx

【スカイマーク】
https://www.skymark.co.jp/ja/support/certificate.pdf

その他の航空会社を利用する方は個別にお問い合わせください。

 

水疱瘡で旅行をキャンセルする場合の手続き

JALとANAの国内線では、急病などの理由で搭乗できない場合の特別な措置が設けてあります。

それに該当すれば通常かかるキャンセル料や取消料が、無料になりますので

まずは航空会社へ問い合わせしてください。

【ANA】
https://www.ana.co.jp/book-plan/refund/domestic/

【JAL】
https://www.jal.co.jp/dom/change/normal.html

 

まとめ

水疱瘡の発疹がはじまっている状態では飛行機に搭乗できないということ、

もし水疱瘡だとはっきり分かっておらず、違う理由の発疹であれば、医師の診断書があれば搭乗できる可能性が高いということ

キャンセルするときにJALとANAでは特別措置もとられていることをお伝えしました。

まずはお医者さんの診断を受けることからスタートしましょう。大変ですが頑張ってください。

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