まずはお子さんの大学合格おめでとうございます!
大学ともなると、時に予期せぬ人から合格祝いをいただいてしまったり、入学祝いが高額でびっくり!といったことがあります。
世間的に子供の入学祝いにはお返しは不要とされていますが、子供といっても、もう大学生。
金額が大きい場合などもお返しはやはりしなくてもよいものなのでしょうか。
大学の入学祝いのお返しもいらないもの?高額な場合は?
一般的に、大学でも入学祝いに対してのお返しはいらないとされています。
ですが、金額が多い場合、いただいたのが親戚や身内からだとしても、さすがにこのままでは失礼なのではないかとお返しをどうするか悩むものです。
お祝いをいただいたときに、まずさきに一番重要なのはお子さん本人からすぐに電話でお礼を言うことなので、まだ済んでいなかったらいまからすぐにでも電話をさせましょう。
早ければ早いほど相手の方も嬉しく思います。
さてそうしたところでお返しですが、
金額の多い少ないにかかわらず、入学のお祝いは、あげた人はお返しを期待しているわけではないんですよね。
なんといってもまだ未成年の子供に対してのお祝いですし、大学の学費や生活費に充てて欲しいと思ったからこそ、その金額になったもので、
お返しをされたところで、違和感を感じる人も少なくないでしょう。
とくに商品券などがお返しとして届いたら、お祝いをあげたほうはなんだか他人行儀に扱われたようで、返って不愉快に感じるかも知れません。
なので電話のあと、子供から改めて手紙やカードでお礼と大学生活の抱負、入学式の写真などを添えて送ればそれで十分とされています。
最近では動画をYoutubeにアップすることもスマホからサクサクできますから、入学式の様子などの映像を一般公開しないでアップロードし、URLを教えて写真代わりに見てもらうというの喜ばれるかも知れませんね。
ここで注意したいのが、内祝い。
内祝いはいらないというのは一般的な考え方で
地域や、親戚間の風習などで内祝いはするもの、という場合はそれに準じて内祝いを贈りましょう。
大学ともなると、すでに中学や高校でお祝いのやりとりはされていると思いますので、大学の入学祝いも、その慣習に従ってお返しをするようにしましょう。
大学の入学祝のお返しの親戚以外のおすすめは?
例えば夫の会社の上司や、自分の恩師など、親戚以外からの入学祝はもらいっぱなしというのはとても落ち着かないものです。
その場合も、子供本人からお礼を早めに言わせるというのはとても大切です。
そのうえで「お返し」の形ではなく、内祝いとして贈り物をするというのが一般的です。
金額の分かるような商品券などは避け、形に残るものではなく、その方の好物だったり地元の名産などを、お子さんの直筆のお礼状と一緒に送りましょう。
内祝いの金額は、いただいた金額の3分の1から反返し程度のものが一般的です。
手渡しできる場合は、お子さんと一緒にお礼をいいに訪問すると一番よいですね。
大学の入学の内祝いを送る時期はいつまで?熨斗はどうする?
入学祝いをいただく場合、おそらく入学式までには届くということが多いです。
入学式よりずいぶん前にいただいてしまった場合でも、内祝いは入学式が終わってから1ヶ月以内に手配しましょう。
内祝いの熨斗ですがルールは下記のようになります。
入学の内祝いは、「何度あってもめでたい」という意味から、解いても結びなおせる「蝶結び」です。
表書きの上には、「入学内祝」または「内祝」
大学生ですと下側は「お子さまの姓名」を入れます。
のしは外のしではなく、【内のし】が一般的となります。
まとめ
一番大切なのは、入学祝いのお礼をすぐにお子さんから直接言うということ。
それから内祝いを贈る場合には、金額の分かる商品券などは避ける、ということですね。
この記事がお役にたてましたら幸いです。