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トマトの大量消費でソース以外で何かある?長期保存可能のレシピおすすめとは?

トマトの実が赤くなる時期、毎年頭を悩ませるのが、

「この大量のトマトをどうしよう!!!」

トマトが豊作なのは嬉しいけれど、サラダやカレー、パスタソースにラタトゥイユ・・・・あとは、あとは・・・?

トマトソースも作ったし、トマトスープももう飽きた・・・・という人は、このとっておきのレシピを試してみませんか?

 

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トマトの大量消費でソース以外のおすすめ!

どんどんと育って赤くなるトマトは、放っておくと熟れすぎてまずくなってしまいます。

トマトは生で食べても美味しいですが、カレーのベースに入れたり、パスタ料理のソースにしたり、火を通しても美味しい野菜です。

冷凍庫に空があればそのまま冷凍することもできるそうですが、あいにくうちの冷凍庫はいつもパンパン。

ということで、うちでは毎年トマトの季節は、「トマトレリッシュ」を作ります。

トマトレリッシュって何?

トマトレリッシュとは、いわばトマトのジャムみたいな食感のピクルスです。

材料に大量のお酢と黒砂糖を入れるので保存性が高く、消毒した瓶に詰めれば1年は持つという優れもの。

見た目はどちらかというと、野菜が入った「ジャム」にも見えますが、味は酸味と甘みが混ざっていて、食品の分類でもレリッシュはジャムよりもピクルスに近い食べ物という位置づけです。

 

トマトの長期保存のレシピは他になにがある?

トマトジャム

トマトケチャップ

トマトソース

冷凍保存のトマト

などが考え付きますが、

レリッシュの食感はジャムに近い

レリッシュのおすすめポイントは、それに匹敵するくらい使い勝手がよいということです。

○ 1度に1.5キロのトマトを使うので、豊作のときの大量消費にぴったり

○ 一度の手間で半年は楽しめる保存食 (うちでは1年以上のものを食べていますが、念のため半年としておきます)

○ ホームパーティーで大活躍

○ 料理の隠し味にも使える

という、とても便利な保存食なのです。

ということで、トマトレリッシュの作り方いきます!

 

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トマトのレリッシュの作り方

材料:

(A)
トマト(皮を湯むきして、4等分にしたもの)1.5キロ  形は気にしなくていいです。
タマネギ4個 ざく切りにしたもの
塩 大さじ2

(B)
ブラウンシュガー 2.5カップ(500cc)  三温糖で大丈夫です
モルトビネガー(麦芽酢)もしくはワインビネガー 560-570ml なければ穀物酢
赤唐辛子 生でも乾燥したものでも  3本 (辛めが好きな人は適量増やしてください) 細かい輪切りにしておく

(C)
ドライマスタード 大さじ1
カレーパウダー 大さじ1
小麦粉 大さじ2
モルトビネガー 60ml (穀物酢でOK)

1.5キロのトマトと材料が入る大きい寸胴鍋がなければ、材料をすべて半分に計測して小さめの鍋で作っても大丈夫です。

瓶はトマトを煮ている間、別の鍋でぐつぐつと沸騰消毒しておいてください。

作り方:

(1)下準備
トマトの湯剥きの仕方:

大きめの鍋に水を沸騰させます。
楊枝で一ヶ所穴ををあけたトマトを、湯の中で20秒ほどゆがいてすぐに冷水につけるとトマトの皮がむけやすくなります。

【トマトの湯むき】
トマトの湯むき

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切ったトマトとタマネギをプラスチックかガラス製のボールに入れ(金属製はつかわないでください)、分量の塩をまぶしてラップをし、冷蔵庫で12時間寝かせます。

12時間後、余分な水分が浮いて出ているので、ザルに一度中身をあけて水分を切っておきます。

【お水が出た状態】
トマトレリッシュの作りかたで一晩塩につけるとこうなる

(2) そうして準備したトマトと玉ねぎと、 (B)の材料を鍋に入れ、弱火で1時間半ほど煮ます。焦げ付かないよう時々かきまわしてください。
目安は、鍋の中身が半分くらいに減るまで、です。

350ml瓶の4本分の量になるまでひたすら煮詰めてください。

粘りがでてきます
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(3) (c)の材料の準備をしましょう。
小さなボウルに、モルトビネガー、ドライマスタード、カレーパウダー、小麦粉を少しずつ加えてよく混ぜ、ペースト状にしておきます。

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ペーストを最終的に鍋の中身と混ぜるのですが、このままだと小麦粉がダマになりますので、鍋の中身をお玉に1杯くらいとって、ボールの中であらかじめ混ぜておきます。

火を止めずに (C) の材料を鍋に少しずつ加え、よくかき回してください。マーマレードのような堅さになりますので、火を止めて、瓶につめていきます。

350mlの瓶4本分の分量です。

瓶のふちをラップで覆っておくと、蓋をかぶせる部分にレリッシュがつかないです。
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今年もいっぱい作りました!
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トマトレリッシュの楽しみ方

こうして作ったトマトレリッシュですが、おすすめは、クラッカーとチーズと一緒に食べる方法です。

甘味と辛味が、チーズにとてもよく合います。

また、カレーの隠し味としても、とてもよく合います。

カレールーを入れる前、スプーン1-2杯適量入れると、カレーになんともいえないコクが出ます。

トマトの季節に作っておいて、クリスマスのホームパーティーの一品に添えてもいいですし、

サンドイッチに、スプレッドとして薄く塗ると、薄切りハムやきゅうりとも相性がとてもよいです。

 

まとめ

瓶詰めにするジャムなどをつくったことがあれば、同じ要領です。

読むと複雑そうに見えますが、要は材料から塩で水をとったものを、鍋で酢や砂糖、スパイスとぐつぐつ煮て、消毒した瓶につめるだけの工程です。

大量にトマトを消費するのには、ぴったりのレシピですのでぜひ試されてみてくださいね。

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