お中元のお礼状に役立つ書き方例文【6月、7月、8月】

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お中元をいただいたらそれに対してお礼状を書くのがマナーですが、正式なお礼状には季節をあらわす言葉や形式があります。

ということで、ふだん書き慣れないお礼状を出すことになった!という人が見てそのまま写せるよう例文を月別に用意しました。

お礼状ってどう書くの~!?と悩んでいたら是非チェックしてみてください。

 

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お中元のお礼状の書き方例文

お中元のお礼状書き方例文

最近ではパソコンに慣れてしまって手書きというのもなかなか書く機会がないですよね。

そのせいかいざ書いてみるとバランスがかなり難しくて苦労をするものです。

あらかじめ書く文章を下書きする。

そしてはがき大の別の紙に何度か練習をしてからペンで清書するといいですね。

 

お礼状の書き方の概要

さて、お中元のお礼状の書式は5つのパーツで構成されています。

1.頭語

2.時候のあいさつ

3.お礼の言葉

4.相手の健康を気遣う言葉

5.結語

 

1.頭語は結語とセットになっていて、

「拝啓」ではじまるお礼状は「敬具」で締めくくります。

拝啓・敬具がもっとも一般的な表現です。

2.時候の挨拶は、正式なお礼状には季節感を表すものとして必ず入れるものです。

お中元が届きはじめるのは早いところで6月後半ですよね。

その場合は6月の下旬の季語である「梅雨」や「夏至」などの季語を含めた時候の挨拶を書きましょう。

3.お礼が本題です。いただいた品物に大して、家族が喜ぶようすと共に感謝の気持ちを書きます。

4.相手の健康を気遣って、「お体を大切に」などの言葉を入れて

5.最後に結語の「敬具」です

 

そのうえで

改まった文面

親しみのある文面

という具合に、送り主との関係によって文面を使い分けます。

 

改まった文面は

時候の挨拶が、漢文の場合が多いです、

○○の候 (こう)
○○の折

が一般的です。

一方友人や親戚には口語で時候の挨拶を書く場合が多いです。

暑い時期になりましたがお元気でいらっしゃいますか

などですね。

このページでも、それぞれの場合に応じた例文を載せましたので、自分が書きたい相手に合わせてくださいね。

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お中元のお礼状 6月

お中元をいただくのは早いところで6月下旬からになりますので、季語もその時期に合わせた6月下旬にふさわしいものを選びましょう。

【使いたい季語】

梅雨

長雨

雨が少ない年には空梅雨(からつゆ)

例年より梅雨時の温度が低く寒いときには梅雨寒といった季語をといった季語を使いましょう。

 

6月のお礼状 改まった文面

【例文1】
拝啓 梅雨の候 お変わりなくご活躍のこととお喜び申し上げます
○○様には日ごろより大変お世話になり心よりお礼を申し上げます
このたびはご丁重なお中元の品を頂戴いたしまして誠にありがとうございました
こちらのほうがお世話になっておりますのにお心遣いいただきまして恐縮に存じます
長雨の折 くれぐれもご自愛ください        敬具

【例文2】
拝啓 長雨の候 皆様にはますますご健勝の事と存じます
さてこの度はお心のこもったお品をお送り頂きましてありがとうございました
いつもながら細やかなお心遣いに恐縮するばかりでございます
そうめんは子供たちも大好きでさっそくみんなでいただいております
時候不順の折 ご自愛専一にご活躍をお祈り申し上げます 敬具

親しみのある文面

【例文1】
拝啓 今年ももう半分を過ぎますがお元気にお過ごしですか
先日は思いがけず目にも涼しげな水菓子をいただきありがとうございます
ゼリーは子供たちの大好物で 家族一同しばし暑さを忘れて楽しみました
夏本番もまもなくですが 季節の変わり目ですのでくれぐれもご自愛ください 敬具

【例文2】
拝啓 梅雨明けも間近になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか
さて本日は素麺のセットを頂きまして誠にありがとうございました
子供たちも大好きで早速家族みんなで頂戴いたしました
いつも変わらずのお心遣いに心よりお礼を申し上げます
梅雨明けもまもなくのことと思いますが体調を崩されないようくれぐれもご自愛ください 敬具

 

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お中元のお礼状 7月

7月に使いたい季語は

盛夏 猛暑 酷暑 と暑さに関係した言葉が多くなります。

改まった文面

【例文1】
拝啓 盛夏の候 ますますご清勝のこととお喜び申し上げます
この度は美味しいビールのセットをいただきましてまことにありがとうございました
おやさしい心遣いを心より感謝申し上げます
暑さ厳しき折 皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます 敬具 

【例文2】
拝啓 盛夏の候 皆様にはますますご活躍のことと存じます
さてこの度は結構なお品をお送り頂きましてまことにありがとうございました
我が家は子供たちが揚げ物が好きで健康油はいただくととても重宝いたします
○○様のお心遣いに心より感謝申し上げます
酷暑のみぎり ますますのご発展をお祈りしています 敬具

 

親しみのある文面

【例文1】
拝啓 長かった梅雨もようやくあがり いよいよ本格的な夏がおとずれました
さてこの度は美味しそうな高級ハムのセットをお送りいただきまして、ありがとうございました
子供たちが大喜びで早速今夜のメニューにさせていただくつもりです
いつもながらやさしいお心遣いに大変感謝しております
厳しい暑さの毎日ですが ○○様お体にどうか気をつけてお過ごしください

【例文2】
拝啓 夏空に雲の峰がひときわ高く立つころとなりましたがいかがお過ごしでしょうか
本日珍しいお品をいただきまして 誠にありがとうございました
私どものほうがお世話になっておりますのにお気遣いをいただきまして大変恐縮しております
いただいたいちご煮は家族一同いただくのをとても楽しみにしています
暑さも日々厳しくなってまいりますが ○○様もくれぐれもご自愛ください  敬具

 

お中元のお礼状 8月

8月の一般的な季語は

立秋(8月7日前後)
残暑(8月7日以降)

改まった文面

【例文1】
拝啓 立秋の候 皆様にはますますご活躍のことと存じます
さてこの度は地元名産のお茶菓子の詰め合わせをお送り頂きましてまことにありがとうございました
早速冷たいお茶と一緒に美味しいお菓子を堪能させていただきました
お心遣いに心より感謝申し上げます
暑い日が続きますが ○○様のますますのご発展をお祈りしています

【例文2】
拝啓 残暑の候 皆様におかれましては益々ご壮健のこととお喜び申し上げます
さて本日お中元お品をいただきまして誠にありがとうございました
私どものほうこそお世話になっておりますのにお心のこもった贈り物をいただいて大変恐縮しております
早速冷蔵庫で冷やしており食べるのを楽しみにしております
末筆ながらますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます 敬具

 

親しみのある文面

【例文1】
拝啓 連日厳しい残暑が続いていますがいかがお過ごしでしょうか
このたびは主人の大好物のおつまみセットをいただきまして誠にありがとうございます
晩酌のお供に今夜から早速いただくのが楽しみです
いつもおやさしいお心遣いに夫婦共々大変感謝しております
酷暑がまだ続くようですので○○様もお体を大切に元気にお過ごしください 敬具

【例文2】
拝啓 立秋は名ばかりの猛暑が続いておりますがみなさまお元気でしょうか
このたびにはフルーツの詰め合わせをいただきまして誠にありがとうございました
子供も果物には目がなく早速甘くみずみずしい桃をいただきました
いつも変わらぬお心遣いに大変感謝しています
季節柄夏ばてなどなさらないよう十分体調にお気をつけてお過ごしくださいませ  敬具

 

さいごに

拝啓ではじまる改まった文章でも、心が伝わるように一言いただいた贈り物の感想などを添えると、より感謝の気持ちが伝わると思いますよ。

この記事がお役にたちましたら幸いです。

おつきあいのマナー

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