母の日にお子さんにカーネーションの鉢植えをもらったお母さん!
ずっと大切に世話をして、長くお花を咲かせてあげたいですよネ
でも、今までもらった植物をことごとく枯れさせてしまった「前科」があったり、あまり鉢植えには縁がなかったとすると、
このカーネーションも枯らしてしまうのではないかという不安がありませんか?
そうならないために、ぜひ正しく世話をしてとにかく頑張ってみましょう。
母の日のカーネーションの世話のしかた
母の日には多くのカーネーションが店頭に並び、色もピンクやオレンジ、赤や黄色など、お子さんがその色を自分のために選んでくれたんだ~と思うと、嬉しいものですが
お世話のしかたで色は関係ないので、オレンジでも赤でも、同じ方法で育ててください。
まずは、ラッピングをはずしましょう。
もったいないですが、はずして鉢をむき出しの状態でこれからお世話をします。
ラッピングがそのままだと
中が蒸れたり、
水遣りのあと鉢の底に水が溜まったりします。
これが病気になる原因で、ゆくゆくは枯れる原因ともなるので、ぜんぶ取ってくださいネ。
カーネーションの鉢植えの置き場所は?
家の中で、ずっとお花を愛でていたい気持ちは分かりますが、もともとカーネーションは室内の植物ではありません。
たっぷりと日の光をあててあげないと、小さな蕾は開かないまましぼんでしまいます。
家のまわりで
○ 日当たりが良く
× 西日が当たるなど高温になる所や、朝夕に冷え込む所は避け
○ 風通しがよく、雨などが直接かからない所
を探してください。
そして気温が極端でない場所がベスト。
10-25度がカーネーションにとって育つのに最適な温度です。
人にとっても過ごしやすい温度が、カーネーションにも過ごしやすいということですね。
カーネーションの鉢、水やりの頻度は?
水遣りのコツですが、「週に何回あげればいいのか?」と決まった回数を知りたがる人も多いのですが
お水は土の状態であげるかあげないか判断しましょう。
土が乾いていたらたっぷりお水をあげるのですが
乾いているかどうかは目で見ただけでは分からなかったりします^^;
一番早いのは、指先で土に触ってみることです。
茎ぜんたいを片方の手で軽く寄せて、鉢の端っこの土を人差し指で軽く押してみてください。
指先で湿っているように感じたら、お水をあげるのはまだ早いんです。
乾燥している場合には、土が固くなっていたり、さらさらしています。
土を触るのがいやな場合は(爪の間に入ったりしますしね^^;)、鉢を持ち上げてみるといいですよ。
土が湿っていれば、水分を含んでいるだけ鉢は重くなっています。
逆に乾いていると、とても軽くなります。
土を指で押してみる
鉢を持ち上げてみる
こういったことで、カーネーションの鉢の中の状態を毎日チェックしてあげてください。
カーネーションにあげる水の量は?
「土が乾いたらたっぷり水をやる」のが基本です。
しかしこの「たっぷり」というのは、どれくらい「たっぷり」なんでしょうか?
そして、何を使ってあげるのがベストなのでしょうか?
私はジョウロではなく、よく洗ったペットボトルを使います。
ジョウロだったら、シャワー口をとってしまいましょう。
鉢植えの花の中にはお水がかかると花が痛むものがたくさんあります。
カーネーションも水で傷みやすいお花ですので、
さっき土の乾燥を指でチェックしたときのように、茎ぜんたいを片方の手で軽くよせてやります。
土をむき出しにしたところから、土に水を注いであげる感じでお水をあげます。
「かける」のではなく、鉢に注ぐ感じ。土に水をやるんですね。
文字通りたっぷりあげましょう。
余分なお水は、鉢の底から出てきます。
土ぜんたいにお水が浸透すると、鉢が重くなりますが、それでいいのです。
たっぷり土に水を含ませたら、鉢から余分な水が全部出つくすまで、しばらく水はけのよい場所においておきます。
鉢底から水がまだ出ているのに、受け皿の上に戻すと、根がお水につかっている状態になりますよね。
そのままで放置すると「根ぐされ」の原因になります。
根ぐされは案外簡単に起きるので、必ずお水が底から出なくなるまで水はけのよい場所に。
まとめ
このほかにも、害虫やカビなど、鉢植え植物には大敵が多くありますが、まずは置き場所やみずやりを上記を参考にして、頑張ってみましょう。