「お世話になった外国の家族に英語でクリスマスカードを出してみたい」

そうは考えても、いざ何を書くか考え始めるとこれでいいのか、あれでいいのか。

宛名の書き方はどうだっけ?

出す時期は今からでも間に合うのかな?

分からないことばかりで困ってしまいますね。

このページでは、クリスマスカードの文例をはじめ、封筒の書き方や送り方まで丁寧に説明していますので、ぜひご参考にされてください。

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クリスマスカードを英語で出すための書き方ガイド

カードの選び方

基本的に好きなカードでかまいませんが、日本の風景や文化がモチーフになったデザインはめずらしいので確実に喜ばれます。

中にすでにメッセージが印刷されているもの、無地のもの、どちらを選んでも大丈夫です。

カードのパッケージをあけると、中にすでに文章が印刷された薄い紙がはいっていることがあります。
これはそのまま使ってもOKですが、その場合は薄紙と、カード(台紙)を糊で何箇所か止めておくことおすすめします。

現地では、カードをもらうと、専用のひもで万国旗のように飾ったり、暖炉の上にたてて飾ったりしますので、薄紙がどこかにいってしまう可能性があるからです。

パソコンでオリジナルの中紙を作って差し替えるのもよいかも知れません。パソコンでしたら写真を挿入することもできますね。

ペンは黒のボールペンが一般的です。

宛名と差出人

宛名の書き方は2種類。

日本の郵便局ではアメリカ式の宛名の書き方を推奨しています。

アメリカ式

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封筒の表の真ん中。やや右寄りに、大きめに相手の氏名と住所。

左上に小さく、自分(差出人)の氏名住所

右上に切手

うらには何も書かない。

イギリス式

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差出人は、フタの上か右下のどちらか一箇所

封筒のおもての真ん中に、大きく相手の氏名と住所。

右上に切手

封筒のうらの右下もしくはフタの上に小さめの文字で自分(差出人)の氏名住所

アメリカ式、イギリス式どちらで書いても届きますので、あまり深く考えず好みで選んで大丈夫です。

海外の住所は、日本と表記が反対で

氏名

番地 ストリート名

町名

地域名

国名 郵便番号

という逆の順番になっています。

注意
住所のスペルミスには注意しましょう
たとえば
ABC Street
ACB Street
ABC Crescent
ABC Rise
など、同じ町に似たような通り名が混在していることも多々あります。
間違って書くと、日本とは違って、名前と住所が一致していなくてもその住所に配達されてしまいます。
あて先不明で戻ってくることがほとんどないため、住所の表記だけは、間違いないようにしましょう。

郵便番号は日本は000-XXXXですが、国によっては文字と数字の組み合わせだったり、4桁のみの数字だったりと表記の仕方が違います。

相手の名前の書き方

宛名の一行目は受取人の氏名を書きます。

○○家のみなさん|家族全員に宛てたい場合

The  (苗字) Family

苗字の部分の前後に The とFamily とつけると、家族全員にあてたものになります。

例:Smithさん一家にあてたものであれば
The Smith Family

もしくは、

The(苗字)s

苗字の後ろに小文字のsをつける方法。

例:The Smiths

両方一般的に使われていて、いずれも「スミス家のみなさん」という意味になります。

ご夫婦|夫と妻の二人に宛てたい場合

Mr. and Mrs. Smith

Mr. and Mrs. のあとに苗字だけいれるものと、

Mr. and Mrs. John Smith

Mr. and Mrs. のあとにご主人の名前と苗字

どちらでも大丈夫です。

 

注意:

Mr.
Mrs.
という具合に、必ず       .    (ピリオド)をつけましょう。
ご主人の名前の前にMr. and Mrs. というのも不思議な感じがしますが実際によく使われています。

 

子供たちの名前も含めたいときは

Mr. and Mrs. Smith

の下に、子供たちのファーストネームを併記して
—————–
Mr. and Mrs. Smith
Amy and Peter
—————–
という具合に書きます。

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代表的なクリスマスカードの文例

現地でやりとりされているクリスマスカードはほとんど、一言二言メッセージが書いてあるだけのものが多いです。
一度に何十通も出す家庭も多いためかも知れません。日本の年賀状を想像していただけると分かりやすいかも知れません。

入手したカードにすでに文言が印刷している場合

同じ面の印刷文言の上部に
Dear相手の名前

印刷文言の下部に
Love  自分の名前

だけのことも多くありますので、あまり色々と無理に書こうとしなくても大丈夫です。

よく使われる言い回し

相手の宗教がわからない場合には、メリークリスマスと書かず「連休を楽しくお過ごしください」などとホリデーを祝う文章がよいとされています。

ただ、あまり悩むようでしたら、メリークリスマスと書いてしまっても、まったく問題ありません。

現地の人は自分が送りたいカードを送るという感覚です。
(同じものをたくさん買って、たくさんの人に送ります)

では実際に例文をあげます。

○○=自分の名前

I hope you have a nice and enjoyable holiday season.
All the best.   Love ○○
(素敵で楽しいホリデーをお過ごしください。
全てがうまく行きますように。Love ○○)

ポイント:
名前の前にLoveをつけるのも、ホームスティでお世話になった家族や友達あてであればOK。
All the best
Best wishes
Warmest wishes
はいずれも「すべてがうまくいきますように」の意味合いを持ち、カードを書くときの締めの一言としてとても一般的です。

例:
I hope you enjoy a wonderful Christmas.
Warmest wishes  ○○
(すてきなクリスマスを楽しんでください。)

May all your dreams for the coming year be fulfilled.  Happy New Year!
Love  ○○
(来年は夢がかないますように。新年おめでとうございます)

その他の例:
Happy holidays and all the best to you.

Wishing you a merry Christmas and a wonderful new year.

My warmest wishes for a happy holiday season.

注意:

クリスマスを日本ではXmasと書きますが、現地ではきちんとChristmas と書くようにします。現地ではXmasと書かれていると非常に違和感があります。

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クリスマスカードの発送の方法

発送の時期

12月になると現地でのプレゼントやカードのやりとりが激増しますので、1週間前に出したのでは間に合いません。

郵便事情ががくんと悪くなるので、できれば12月の最初の週までには出しておいたほうが無難です。

早く届くことにはまったく問題なく、早めの投函で、クリスマス前に届くようにしましょう。

郵便料金

クリスマスカードは、25グラムまでであれば密封して定形郵便物、つまり手紙と同様の扱いで出せます。

凝ったデザインなど若干分厚いカードでも、サイズが定型外であっても、重さが25グラムまでなら超過料金にならないということですね。

郵便局の規定は

長さ+幅+厚さ=90cm
ただし、長さの最大は60cm
となっていますので、

あまりに大きいものや形のかわったものは、一度郵便局に確認することをおすすめします。

カードの表にはっきりとXmas Cardと表示します。

また、VIA Air Mail という表示も黒ではっきりと書いておきます。

郵便局にはVia Air Mailのシールを用意しているところも多いですから利用しましょう。

料金は国によって違いますが、90円~130円です。

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まとめ

日本人だと、「もっと文章を書いたほうがいいのではないか」とあれこれ考える人も多いですが、現地でやりとりするクリスマスカードはとてもあっさりしています。

1例

——————-
Dear 相手のファーストネーム
I hope you enjoy a wonderful Christmas.
Warmest wishes  自分の名前
—————-

もちろん、楽しい思い出の話や、相手のかわいがっているペットの話などは、ひとこと添えるとさらに喜ばれます。

ではここで注意事項を簡単にまとめておきます。

× Merry Xmas
○ Merry Christmas

× Mr and Mrs
○ Mr. and Mrs.

封筒の表の真ん中に、あて先を大きく書く。

住所のスペルミスに気をつける。

この記事がクリスマスカードを書くのにお役に立てると幸いです。

クリスマス
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