クリスマスケーキのろうそくの意味は?日本と海外の違いは?

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クリスマスにはケーキを楽しみにしている人も多いと思いますが、ロウソクはいつもどうしていますか?

何となく「ケーキにはキャンドルを灯すものだ」というイメージで、ないと寂しいような気もしませんか。

そこで今日は、クリスマスケーキのろうそくにはいったいどんな意味があるのか、海外ではどうしているのかお伝えしたいと思います。

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クリスマスケーキのろうそくの意味は?

電気を消してキャンドルに火がつけられると子供たちも大喜び。

大人でもチラチラと揺れる灯りに照らされた室内にいると「これぞクリスマス!」という雰囲気で楽しいですよね。

それほどキャンドルの灯火とクリスマスのイメージは強く結びついているのですが、実は海外では、クリスマスケーキにロウソクを挿すという習慣はありません。

日本の一般家庭でクリスマスをお祝いするようになったのは昭和25年ごろということですが

実際、昭和40年代に我が家では「クリスマスツリー」「クリスマスプレゼント」「クリスマスケーキ」はありましたので、当時からクリスマスケーキはクリスマスのお楽しみとしてずいぶん普及していたのだと思います。

この写真は昭和44年ごろ撮影されたもので、この子供は筆者ですw。後ろのふすまの柄が昭和を彷彿とさせますね。

それはともかく、海外では、キャンドルをケーキ上に立てることはありません。

もちろん誕生日には年の数だけロウソクをケーキに灯し、バースデーソングを歌って、火を吹き消すということはやっていますが、クリスマスに同じことをしたら「おかしい」と指摘されるはずです。

つまりクリスマスケーキにロウソクを立てるというのは日本だけで行われている習慣なのです。

バレンタインにしろ、クリスマスにしろ、日本は上手に海外の習慣を取り入れ、自分たちのものにして楽しむのが上手です。

バレンタインデーだって元々は男性から女性にプレゼントを贈るという習慣が、日本で広まったときには逆で女性から男性にチョコレートを贈る行事として一般化しました。

ですから、おそらくクリスマスのケーキも、クリスマス=ケーキ、ケーキといえば誕生日、そして誕生日といえばロウソク、みたいな連想で、クリスマスのケーキと誕生日のケーキが混同されてしまったのではないでしょうか。

つまり「ホールのケーキにはキャンドルを立てるものだ」という認識がいつのまにか根付いてしまったのだと思われます。

いずれにしても、誕生日以外のケーキにロウソクを灯したって日本ではおかしいと思われませんし、ロウソクがついたケーキを囲んでみんなが幸せな時を共有できるのであれば、それはそれで素敵なクリスマスの過ごし方です。

もし子供たちがキャンドルで喜ぶなら、もしも炎の灯りでロマンチックな夜を恋人と過ごせるのなら、別に海外で行われてないからといって、「間違い」では決してないと思います。

これからもキャンドルを灯したクリスマスケーキで盛り上がりましょう!

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クリスマスのろうそくの意味は?

海外のクリスマスでは、多くの家庭でテーブルに蝋燭をデコレーションとして置きます。

つまりケーキの上にはロウソクを挿しませんが、テーブルコーディネートとしては多く使われているのです。

もともとキリスト教でロウソクは「自分自身を燃やし、周りを照らす」という意味があり、イエスキリスト自身の象徴とされているそうです。

ですのでテーブルフラワーアレンジメントの真ん中にロウソクを飾ったり、燭台に何本ものロウソクを立てたりと、お部屋をちょっと暗くしてクリスマスディナーの雰囲気を出すということもやります。

ですから、ケーキそのものに立てないにしても、キャンドル自体はクリスマスの重要アイテムなのですね。

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日本のクリスマスケーキ 海外とは違うの?

日本はデパートでもホテルでも、通販でもありとあらゆるところで「クリスマスケーキ」として色々な種類や形の美味しそうなケーキが販売されていますよね。

これだけ商業ベースでクリスマスケーキだけがどんどん進化して、毎年新しいデザインのケーキが登場して、それが雑誌で紹介されてみんなが予約でケーキを買い求めるとか、ケーキを買うためだけにお父さんが夜仕事帰りに列に並ぶというのは、日本独特です。

海外のクリスマスケーキはもっとシンプルで、そもそもケーキを買ってくる、ということが少なく、クリスマスには伝統的なケーキを家庭で焼くということが多いです。

例えばイギリスやオーストラリア、ニュージーランドといった国では、クリスマスといえばクリスマスプディングという、ドライフルーツや洋酒をふんだんに使ったケーキが作られることが多いです。

このケーキは日持ちがよいように作られますから、習慣にのっとってクリスマスの何週間も前からこのケーキだけは作っておいて寝かせておきます。

日本のようにスポンジケーキを生クリームで覆ってデコレーションをほどこすケーキというタイプのケーキ自体、海外ではあまり普及しておらず、逆に、日本のケーキの美味しさ、見た目の美しさ、種類の多さには目を見張るものがありますから、それはそれで日本のクリスマスの習慣として誇ってもいいのではないかと思います。

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まとめ

クリスマスを盛り上げてくれるケーキのロウソクには、特別な意味はないということでお伝えしました。

でもやはりキャンドルを灯すということでクリスマスらしい雰囲気も楽しめますから、今までどおりに自由にロウソクを使ってもいいですし、それを吹き消して盛り上がるというのもぜんぜんオッケーでしょう。

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