初節句の食事会はする?しない?費用と内祝いについて

traditions

初節句を迎える赤ちゃんがいらっしゃるということで、おめでとうございます。

さて初節句といえば、食事会のことを考えなくてはいけません。

日ごろ子育てでへとへとなのに、義両親や両親、ましてや親戚を呼んでもてなすなんて、正直な話考えたくないのが本音だと思います。

本当に、何もしないというのが一番楽です 笑。

ただ、これからの親戚づきあいを考えると、まったく何もしないのもいかがなものなのか・・・と悩むんですよね。

このページでは初節句を迎えるにあたって、食事会について迷っているお母さんのために、食事会を開く意味やメリットなどをお伝えしています。

スポンサードリンク

初節句の食事会ってする?しない?

初節句の食事会って、特に世間の決まったルールが存在しないだけに判断が難しいところです。

自分はしないと決めていても、誰かから常識ではやるものだと聞いたりすると心が揺れるものです。

初節句は子供の健やかな成長を願いお祝いする行事ですが、1歳にもならない赤ちゃんですから本人は分かりません。

結局は周りの大人が納得するかどうかなんですよね。

たとえば、

食事会をしないでも支障がない場合の例を考えてみます。

○ 義両親も両親も、遠方に住んでいる上、行事ごとにまったく無頓着

この場合は、食事会はまったく考えなくても大丈夫。

いまは60-70代でも行事ごとにこだわらない人が増えてきたように感じます。

特に遠方だと、わざわざ初節句だけに来てもらうというのはお互いに大変ですし、

交通費や宿泊代やら、大げさなことになってしまいますので

特に何も言われる気配がないようであれば、そのまましない方向で、

あとはパパ・ママの気持ち次第ということで、簡単に済ませても問題ないでしょう。

お祝いをもらっている場合には、初節句の報告をかねて赤ちゃんの写真とお礼状を送りましょう。

世間一般では、両親への内祝いはとくに必要ないとされていますから、

感謝の気持ちを、手紙と写真で伝えるだけで大丈夫でしょう。

 

一方、食事会をしておいたほうがのちのちのことも考えて妥当なこともあります。

たとえば

○  片方の両親が近くに住んでおり、もう片方は遠方だ、もしくは両家とも近所である

という場合です。

普段から交流があると、食事会をしないというのは難しいかも知れません。

近所に住んでいて定期的に行き来している場合は、やはり初節句は、一応何かする方向で動いたほうがよいでしょう。

ジジ・ババは何かと孫の顔を見たいもの。

やはり口には出さなくても、初節句は祖父母にとって大きな意味を持つ行事で、

家が近いのに何の話も出ないとやはり気になるものなんです。

そういう場合は、まずは相談というかたちで、どんな初節句をすればよいのか打診する。

その上で食事会について決めるというのはおすすめです。

自分だけで悩んでいるより、両親や義両親に相談してしまったほうが、案外よい解決策でおちつくこともあるものです。

やらなくていいよ!と言ってくれることもあるかも知れません。

初節句のお食事会は、物品やお金でお祝いをしていただいた方への感謝の気持ちを表す「お礼の会」の意味合いもあります。

ですので、初節句のお食事会を祖父母に喜んでもらうための機会だと考えて、簡単でもいいから一応行う。

それがもしかしたら今出来る一番の親孝行かも知れませんね。

スポンサードリンク

初節句の食事会、費用は誰がもつ?

初節句の食事会は、一般的にはパパ・ママの、子供のお披露目もかねていますし、

お祝いをいただいた両親や親戚へのお礼も兼ねている

ものですから、費用は自分たちで負担するのが一般的です。

ただ、これも絶対にということではなく、

○ 雛人形は自分の実家から出してもらった

そのため 食事会は義両親が自発的に費用を出してくれることになった

などの、パターンもありえますね。

ただ、やはり基本的には自分たちでできる範囲で、負担のかからない方法で、というのが一番よいでしょう。

 

初節句の食事会 内祝いも渡す?

内祝いを食事会で渡すことに関して、世間一般の決まったルールはありません。

上記でも触れましたが、お食事会自体がお祝いのお礼も兼ねているので、基本的に内祝いは渡さなくても大丈夫です。

でももし気になるのであれば、桃の節句にちなんだお菓子を折り詰めに用意してもよいですし、

赤ちゃんとひな飾りを撮った写真を用意して一緒に添えて渡すようにすれば、お土産だけぽんと渡すよりも喜ばれること間違いありません。

 

まとめ

初節句の食事会については、家庭によってみごとにやり方やかける金額がばらばらで、

本当にその家の事情や、考え方で決めていくしかないようなものです。

あまり無理をしないで、自分たちができる範囲で祝うというのが、何より大切というわけですね。

日本の習慣・行事
,

Rate article