お屠蘇の作り方でお酒とみりんの黄金比はある?飲み方の作法とマナー

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お屠蘇(とそ)は1年の病気の原因となる悪い気(邪気)を払い、長寿を願って飲む伝統の薬酒です。

大晦日に、お酒やみりんに屠蘇散という生薬(漢方薬)の入った袋を漬けて、成分を滲ませます。

元旦、できあがったお酒を屠蘇器(という器のセット)に移し、作法に従ってみんなで飲むのです。

近年はお屠蘇を省略するご家庭も増えているそうですが、例えば結婚後実家のご両親が元旦に遊びに来るなどといったときには、

やはり「きちんと」お正月の準備のひとつとしてお屠蘇も用意しておきたいものですよね。

ということで、今回はお屠蘇について、作り方や作法をまとめてみました。

 

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お屠蘇の作り方 お酒とみりんの黄金比率ってある?

お屠蘇の作り方はいたって簡単です。

材料は

○ 本みりん
○ 清酒
○ 屠蘇散 (ティーバッグに入っているもの) 1個

そして、必要な道具はコップと計量カップです。

屠蘇散はドラッグストアやスーパーで入手できます。
また年末になると、本みりんのおまけとして「屠蘇散」が無料でもらえることもありますので利用してもよいですね。

では、早速作り方をみていきます。

作る手順

(1)好みの味を見つける

液体の合計が200cc~250ccほどになるように、好みで本みりんと清酒を配合していきます。

○ 甘目が好きな人は本みりんを多く
○ 辛口が好きな人は清酒を多く

おすすめの配合【黄金比】は
(これも好みなのですが)

○ 本みりんを120cc
○ 清酒を80ccくらい

だそうです。誰が飲んでも「ちょうどいい」味になるそうです。

ちなみに本みりんを多くつかうと甘すぎると感じる人も多いようで、普段からお酒が好きな人であれば、清酒100%でも構わないそうですよ。

(2) 屠蘇散を漬ける

配合したら、お酒をコップなどに入れ、屠蘇散のティーバッグを入れます。

そのまま常温で(ラップなどでカバーしてもいいですね)、一晩放置します。

漬ける時間は、おおよそ6-7時間。

長く漬けすぎても、淀んできたりするようですので、時間がきたら屠蘇散は取除きます。

(3) 銚子に移す

できあがったお屠蘇を銚子に移しかえます。

味の決め手は、良質の日本酒や本みりんを使うことです。調理用みりんは使わないようにしましょう。

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お正月のお屠蘇にまつわる作法とマナー

お屠蘇に使われる食器セットは、「屠蘇器(とそき)」と呼ばれます。

屠蘇器は、
1. お屠蘇を入れる「銚子」
2. 盃 (さかずき)  三重にかさなっています
3. 盃を載せる 「盃台」
4. そして上記を全部乗せる、「屠蘇台」で構成されています。

ちなみに、同じものを結納や結婚式でも使いますが、そのときはお屠蘇ではなく、清酒を入れます。

家によって飲み方のしきたりが違いますので、もしもお年始に呼ばれているときには、その家のしきたりをきいてそれに従って飲みましょう。

お屠蘇の飲み方作法

神棚や仏壇にお参りをすませ、

家族そろって新年の挨拶が済んだあと

お雑煮やおせち料理をいただく前にお屠蘇はいただきます。

お屠蘇は、一番年少者が先に飲むのが正式です。

(お酒の席では年長者が先という概念ですが、お屠蘇は逆になります)

それには「若者の生命力を年配者にわける」という意味がこめられているそうです。

家庭によっては年長者が順番が先であるとか、またはみんなで同時に飲むとかそれぞれの慣習があるようですが、

正式には年少者が先にいただくということですね。

年少者が盃を持ったときに、注ぐのは一番の年長者です。

年長者が「三々九度」のように、銚子を二度傾け、三度目に実際に注ぎます。

飲む人は二度杯に口をつける形をして三度目に飲みます。

そのとき三つ組盃の上の小さい盃から一枚ずつ手にとって、盃三枚全部を使い一杯づつ飲みます。

つまり小→中→大の順に杯をあげるのが正式な飲み方です。

また略式で三段重ねの盃の2番目(真ん中です)をひとつだけ使うこともあるようです。

年少者が飲み終わったら、二番目に若い方に盃を重ねなおして渡し、今度は年少者が同じように注ぎます。

といった形で順番に盃を渡していきます。

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お屠蘇は未成年の子供に飲ませてもいいの?

お屠蘇はどんなに甘く作っても「お酒」にはかわりありません。

清酒とみりんのアルコールがしっかり入っているわけですから、未成年者は「飲むふり」だけにしましょう。

赤ちゃんや子供には絶対に飲ませたらいけません。杯を口につけるだけにしましょう。

 

あとがき

お屠蘇を「お酒に弱いから」という理由で断るのは失礼だそうです。

運転など飲めない事情がある方は、注ぐ量を少なくしていただく、もしくは杯に口をつける形だけをとれば、よいようです。

また、「おつまみ」と一緒にいただくお酒ではありませんので、お屠蘇をいただくのは必ずおせち料理やお雑煮を食べる前に飲みます。

三が日まで、お年始のお客様へはお屠蘇を勧め、新年のお祝いをするのが礼儀だそうですので、来客の予定があるときには、前日の夜に追加で作り直しておきましょう。

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